302本目:今日のテーマは「伝える」です
2026/07/08
1学期期末考査が無事に終了しました。先生方は今採点と成績付けに多忙を極めています。
今日の「気づきの森」は「伝える」というテーマでお話ししてみたいと思います。「伝える、その1」は上級学校説明会です。
先週は4校の中学校に上級学校説明会に行きました。
金曜日は八王子市立元八王子中学校です。

こちらの学校では各高校に教室を割り当てていただき、生徒が割り振られた教室に移動して、説明を聞くスタイルです。富士森の説明会場には2展開で57名の中学3年生と保護者の方に説明をしました。各回で約25分話す時間をいただけたので、それなりにしっかり話せたと思います。富士森は元八王子中学校からだと一番近い都立高校ですので、ぜひオープンキャンパスや富士森祭の来てもらえたらいいなと想像しました。

土曜日は八王子市立陵南中学校を訪問しました。こちらは土曜日の授業参観と保護者会にあわせて体育館で全体説明の形でした。こちらは中学3年生と保護者の合計で、約60名位の方の前で説明しました。学校によってやり方も、呼ぶ高校の基準もまちまちであることには気づいていますが、少しでも高校の進路選択について理解を深めて、富士森に興味を持ってもらえるように「伝え」られたかを想像しています。


両校の皆さんとまた富士森で会えたら嬉しいです。お聞きいただき、ありがとうございました。
続いて「伝える、その2」は2学年の学年行事です。2学年は今年修学旅行で広島に行きます。当然原爆を含めて戦争について学ぶことが大きなテーマの一つになります。そこで事前学習として、3・4限を使って、被爆体験者である方からのあの時の体験について話していただく、平和講話を行いました。
1・2限に今日の講話のための事前学習を行ってから講話に臨みましたので、しっかり話を聴くことができていましたね。プリントにしっかり書き込んでいたり、実際にあったことを想像して、涙を拭うふじもりメンバーがいたりと、充実した時間になっていましたね。講話の冒頭に、紹介の教員から「自身の体験を語ることはつらいことだが、それでもあえて語るのは、(みんなに)そこで何があったかを知ってもらい、平和について考えてもらうためだからだ」という話がありました。私も最後まで講話を聴きましたが、確かに想像するとつらい話だということに気づきました。それでも話してくださったことに感謝の気持ちしかありません。それは2年生ふじもりメンバーも同じことに気づいたからこそ、感謝の拍手がしっかりと力強いものだったことに気づいています。

講話の最後に「思う存分〇〇して」というフレーズが複数回出てきました。「思う存分」できなかった時代を生きたからこそ、今の若者たちに「思う存分」それぞれの道に向き合って頑張ってほしいという、とても優しい気持ちと、結びを「お願いします」という言葉にした未来を託す気持ちに気づいて、私は体が震えていました。

講演終了後、控室に挨拶に伺いましたが、まっすぐにこちらを見て、車いすからきちんと立って挨拶をしてくださいました。そして最後に私の手をしっかりと両手で握ってくださいました。その手のぬくもりと95歳とは思えない力強さに、私も何かを「託された」ことに気づいて、身が引き締まるような思いがしました。
2年生ふじもりメンバーには、今日の講話で「伝えたかった」想いがきっと「伝わった」だろうと想像しています。
最後に「伝える、その3」です。今日の午後は生徒会役員選挙でした。体育館にふじもりメンバー全員が集まりました。まずは現在の生徒会長と副会長から最後の挨拶がありました。その後に選挙前の立会演説会がありました。今回の選挙では生徒会長・副会長・書記に定員以上の立候補者がいて、それぞれの候補が自身の想いをしっかりと「伝えて」いました。

私もTeamsで配信された選挙公報を見ながら、それぞれの候補者の話に最初から最後まで耳を傾けました。校長として、立候補者が何を考えているかをしっかり受け止めておくことが大切だと気づいているからです。どの候補者にも「やりたいこと」があるようです。しかし、それをどうやって実現するかには気づきと想像を繰り返しての試行錯誤と意見調整が必要だと想像しています。決して簡単なことではありませんが、その議論の過程がこれからの時代を生きていく上でとても大切な学びとなると想像しています。選挙結果はまだ聞いていませんが、新たに選ばれた生徒会役員と話をするのが今から楽しみです。
①今朝は久しぶりに青空を見たような気がします。今日は天気だったので、あまり時間が取れませんでしたが、久しぶりに正門前で「自転車の交通整理」をしました。よく見ると段ボールを持ち込むふじもりメンバーがいることに気づきました。富士森祭の準備が着々と始まっているんだなぁと想像しました。おはようカウンターは137回でした。

②偶然ですが、今日校長室にダンス部と硬式野球部の顧問の先生がそれぞれ来室しました。それぞれ部のお知らせを持ってきてくれました。校長掲示板に掲示したり、中学校や塾訪問する時に配ったりしたいと思います。早々に準備ができて既に上級学校説明会で訪問した中学校で配布しているサッカー部と合わせて、3つの部活動のお知らせが今私の手元にあります。これも「伝える」ですね。


③最後にもう一つ。高校生活を送る上で、悩んだり苦しくなったりすることは多いと思います。そしてそれに誰もが耐えられるとは限らないことに気づいています。
だからこそ、富士森のいろいろな「大人」に相談してほしいと思っています。富士森には50人以上の「大人」がいます。家族に相談できない時に味方になる「大人」です。もちろん皆さんからすれば、味方になってくれるか信用できる「大人」ばかりではないかも知れません。でも、50人以上いれば、きっと一人は味方がいます。先生たちはいつも準備しています。校長も味方でいたいと思っている「大人」の一人です。校長室はいつもドアが開いていて中が見えるわけではないので少々ハードルが高いことには気づいていますが、入口に「Welcome!」の札がかかっている時には話を聴きますよ。勉強・進路・人間関係・家族関係・部活動…。苦しい時や困っている時は一緒に考えましょう。

最後は校長からの「伝えたいこと」でした。