294本目:昨日は防災教育推進委員会が開催されました
2026/06/18
一昨日の夜、地震がありましたよね。皆さんはあの時、どこで、何をしていましたか。
私は校長室にいました。最初の揺れが来た時にまず考えたことは次の揺れが来るのか来ないのかということでした。あまり間を置かずに次の揺れが来ましたので、私はまず校長室のドアを開けました。次に給湯室の火の元の状態を確認しました。その後隣接する経営企画室に行くと、警報音が聞こえてきます。どうやらエレベーターが緊急停止したようです。
そこで私はエレベータホールに向かいました。確かにエレベーターは停止しているようです。ボタンを押しても反応しません。私はとっさに力ずくでエレベーターの扉を少し開けて、中に向かって声をかけてみました。
ここまでの私の動きにはそれぞれ理由がありますが。皆さんは想像できますか。私が知っているありったけの知識を使いながら想像して判断して動きました。
校長室のドアを開けたのは、建物がゆがんでドアが開かなくなって校長室に閉じ込められることを防ぐためです。それから給湯室の火の元を確認しに行ったのは、火災を防ぐためだということは想像ができると思います。エレベーターホールで半ば強引に扉を開けて中に声をかけたのは、もちろん中に閉じ込められている人がいないかを確かめるためです。
ここまで終わったところでそのまま職員室に上がり、富士森に残っていた先生方の安否確認をします。完全下校の時間はとうに過ぎていましたし生徒玄関は閉まっていましたので、校内に生徒はいないであろうと想像しました。私同様、生徒が残っていないかを確認してくれた先生もいました。その頃には既に揺れは収まっていましたので、けが人等がいないことはすぐに確認が取れました。
先ほど書いた通り、この一連の動きは私が気づいたり想像して動いたものです。振り返って見て決して正解でないことには気づいています。
ただ次に備えることのできる貴重な経験になりました。
さて、偶然にもそんなことがあった翌日に、富士森の防災教育推進委員会が開催されました。

この委員会は文字通り前日に起きたようなことに、学校として、またふじもりメンバーが正しい対応ができるようになっていくために消防署や八王子市役所防災課といった専門の方々にアドバイスをいただきながら、地域の方々と一緒に富士森を含めたこの地域の防災について考えを共有していく会議です。
この会議に合わせて、放課後に八王子市役所防災課とPTAの協力をいただきながら、ふじもりメンバー1・2年生で構成する「防災支援隊」の避難所設営訓練も行いました。避難所の設営や避難所内での運営のシミュレーションのゲーム、そしてアルファ化米を実際に炊いてみる炊き出し訓練を行いました。そちらの様子は「今日の富士森」で紹介していますので、そちらを御覧ください。ちなみに「避難所HUG」の「HUG」は「避難所」「運営」「ゲーム」の略だそうです。もちろん「ハグ」の意味も持ち合わせているとのことでした。初めて気づきました。



委員会の内部・外部委員でその様子を見学した後に、応接室に戻って意見交換を行いました。
地域の方からは地域の防災訓練の参加要請がありました。タイミングが合えば、今後参加を検討していきたいと思っています。
富士森を取り巻く他の学校と違った防災面からの環境の特徴として、南浅川の浸水という要素があります。災害は起こる時にはこちらの都合など関係なしに容赦なく襲ってきます。その現実にしっかり気づいて、どのような備えをすればいいのか、またふじもりメンバー一人ひとりがどのような意識を持てるようになればいいのかを想像して、年3回行われる会議を有意義なものにしていきたいと思っています。
外部委員の皆さま、お集まりいただきありがとうございました。
明日はこちらも年3回開催される「学校運営連絡協議会」の第1回を開催する予定です。明日は富士森の置かれている現状について分析をしていただくことになっています。どんなお話が聞けるかと想像してとても楽しみにしています。もちろん、ダメ出しされるのは怖いですけどね。
①今日の午前中は雨の予報でしたね。予報通り富士森近辺も雨が降っていました。雨が降ると正門前が滑りやすくて危険なので、今日こそは正門に立つぞと意気込んでいました。久しぶりのおはようカウンターは229回でした。

②今日は雨が降っていて傘を差さなければならないので、朝のゴミ拾いは普段より大変です。しかし災害と同じでゴミも待ってはくれません。ベンチ前のゴミを拾ってロータリーを反対側に渡ろうとしたところ、駅前交番の方向に向かってレシートらしきゴミが雨の中転々と落ちていることに気づいてしまいました。ちょっと嫌な気持ちになりましたが、結局拾ってしまう自分に気づきました。この間隔で交番前まで数枚落ちていました。昔話に出てくる雀を捕まえる罠のようでした。

③一昨日の地震の後、退勤する前に校内施設の点検をしようと、校内を回ってみました。幸い亀裂が入っていたり、破損している場所には気づきませんでしたが、階段踊り場の窓の外にこんなお客さんがいることに気づきました。

「ヤモリは家を守る」という民間伝承がありますよね。そのヤモリを地震が起きたその日に見かけたのも何かの縁かも知れないなぁと想像しました。
ヤモリさん、どうか、富士森を守ってくださいね。