287本目:笑顔がはじける体育祭終了
2026/05/29
全国高等学校長会の第78回総会・研究協議会に参加したため学校を2日間留守にしました。
3日ぶりの出勤は体育祭です。考えてみれば着任して3年で、初めて当初予定した日に開催していることに密かに気づいています。過去2年間は雨天順延でしたからね。
出勤時にクラスTシャツで登校する多くのふじもりメンバーを見かけました。またグラウンドでは整備等の準備がもう既に終わりかけているようです。職員玄関から校内に入ると、トイレの案内板が4ヶ国語仕様になっていることに初めて気づきました。


開会式は定刻に、毎年恒例の吹奏楽部のファンファーレとともに開会宣言から始まりました。冒頭の私の挨拶はできるだけ短くすることを意識して、ただ熱中症対策として水分補給の他に、各自が次に何をするかをしっかり想像してスムースな進行を心がけることも大切だという話をしました。今年のスローガン通り、「ちゃんとやって」くれればいいなと思っていました。



開会式と準備体操の後の最初の競技は80メートル走です。2年前グラウンドコンディションが悪いことから100メートル走を80メートル走にした名残でしょうか。さあ、真剣勝負の始まりです。

その後学年種目やリレーを中心にプログラムが進行していきます。私はとうとう一度も本部で座ることなく、グラウンドの中で全ての競技を見ていました。1枚目の画像が1年生の学年種目「台風の目」で、2枚目は「二人三脚リレー」です。3・4枚目は3年生の学年種目「走れ綱引き」で入場前に円陣を組むところと決勝戦で勝利した直後の喜ぶ姿です。ものすごい喜びようでした。


たくさんある競技の中でも私は学年全員リレーが好きです。全員で一つのバトンをつないでいく。このことを一人ひとりのふじもりメンバーにどんな風に受け止めているのかを想像してしまいます。走ることが得意な生徒は前向きにとらえるでしょう。逆に苦手な生徒は後ろ向きになるかも知れません。しかし全員でつないでいくという大前提から逃げることなく、全員で立ち向かっていきます。私はゴール地点が正面に見える位置でリレーを見ていました。表情はまちまちでしたが、どの顔もよく見ると眼だけは真剣だったことに気づきました。それぞれの気持ちを胸に抱きながらもクラスの一員として逃げずに真剣に走る姿はどのふじもりメンバーも私にはかっこよく映りました。本当なら写真で紹介したいところですが、それは控えます。でも真剣に向き合う姿は胸を打ちます。

3年生の全員リレーの時には放送担当から「未来の自分にバトンをつなぐ」というアナウンスがありました。これはあらかじめ考えてあったのかも知れませんが、うまいこと言うなぁと思いました。
閉会式では各学年の全員リレー、応援団旗、応援合戦、そして総合優勝の表彰がありました。それぞれ準備してきたものに採点をつけましたが、どれも事前から周到に準備してきたことはこのブログでも紹介したところです。この経験をポジティブな思い出として次に活かしてほしいと想像しました。



開会式の壇上からふじもりメンバーを見て、みんなの顔が「これからやるぞ」という期待の笑顔だったことに気づきました。また競技中は真剣に楽しむ笑顔でした。そして閉会式では「楽しかったぁ」というはじける笑顔だったことに気づきました。
ふじもりメンバー一人ひとりがそれぞれの立ち位置で今日の体育祭に取り組み、満ち足りた気持ちで下校していく姿を見て、開催できて良かったなぁとつくづく思いました。なぜなら、私が前任校で校長に昇任した年はいわゆる「まん防」の年で、私の着任した学校は全都立高校で全学年を一堂に会して体育祭を開催した数少ない学校でしたから。その時は生徒実行委員会が必死になって直談判するために校長室に来たものでした。下校していくふじもりメンバーの姿を見ながら、そんなことをふと考えてしまいました。

ふじもりメンバーの皆さん、今日はお疲れ様でした。まずはゆっくり休んでくださいね。
日曜日には国分寺の東京経済大学で開催される私塾協同組合主催の受験相談会に富士森が参加します。午後には私も行こうと思っています。どんな新しい出会いがあるかを想像して、今から楽しみです。
①今朝は既に汗ばむような暑さで、暑い一日になることが容易に想像できました。その点では不安しかありませんでした。開会式直後に空を見上げたら、もう夏かと思うような雲が見えました。しかし、途中から風と雲のおかげで、少し過ごしやすくなって良かったです。

②校長協会の全国大会は大変勉強になりました。このブログでも次回以降に様子について報告したいと思います。ちょっと予告すると、富士森のコンセプトは「先取り」しているということに気づきました。