256本目:今日は進路講演会の様子を紹介します
2026/03/11
今朝いつものようにゴミを拾いながら出勤する途中、長房団地入口交差点の歩道で、雨に濡れた1枚の紙を見つけました。レシートとは大きさが違いますし、紙くずとも違います。何気なく拾ってゴミ袋に入れようとしたところで、字が書いてあることに気づきました。「パパへ」から始まりたくさん迷惑をかけているけれどこれからもよろしく」という趣旨の文が全てひらがなで書いてあります。裏返すと小学生くらいの女の子と「パパ」と思われる男性のツーショット写真です。何かのプレゼントと一緒に贈られたものなのかなぁと想像しました。偶然落ちた物だと思いましたが、私が「パパ」だったら必死で探すだろうなぁと想像しました。そこで、ゴミ袋に入れずに、目につく場所に文字の方を上にして置いておきました。写真が個人情報であることはもちろん気づいていますが、どうしても捨てることをためらう私がいました。明日の朝通った時に、なくなっているといいなと想像しました。
さて、今日は月曜日の午後に開催された1・2年ふじもりメンバー全員が対象の進路講演会について紹介します。この進路講演会は例年同窓会とPTAに御協力いただいて開催しています。昨年度は講師に現役プロ格闘家の重森陽太選手をお迎えして「折れないココロのつくりかた」というテーマでお話しいただきました。
今年度の講師にはフリーランス国際協力師の原貫太氏をお招きしました。原氏は多くの著書があり本校図書館にも蔵書がありますが、さらに自身の体験をYoutubeで発信するユーチューバーとしても活動されているので、ふじもりメンバーの中には既に知っている人もいるようでした。
テーマは「本当に意味のある社会貢献~SDGsを語る前に、知るべきことがある~」です。発展途上国に出向いた御自身の経験について、映像をふんだんに使ってお話しいただきました。なかなか興味深い講演で、ふじもりメンバーも聴き入っていて、あっという間の1時間半でした。

講演終了後の質疑応答にも挙手をしての質問が複数あり、その一つ一つに丁寧に答えていただきました。最後に生徒会長から花束を贈呈して、講演会が終了しました。また原氏は生徒が解散した後も会場に残ってくださり、いくつかのグループに囲まれていました。何を話していたのか想像すると、楽しくなります。

私は前任校で、まずはSDGsを学んでから地域探究に取り組むという活動をしていました。その時には17あるゴールのうちグループごとに調べるゴールをくじ引きで決めるようにさせていました。なぜなら、17のゴールのうち日本に住んでいると実感できないものがいくつかあるからです。当然調べるゴールを自由に選ばせると偏りが出ることが容易に想像できます。だからこそ調べるゴールをくじ引きにした上でまずは調べてみるように仕向けるしかけをしたのでした。
しかけた目的は「自分たちが知っているかいないかに関わらず、今実際に課題に直面している人がいることに気づく」ことでした。原氏の今回の講演テーマが似ていることに気づいたので、私には腑に落ちていました。
探究活動は授業内で行う「総合的な学習の時間」だけではありません。様々な形で身近にできる活動であり、学びのチャンスです。想像と気づきの宝庫です。
今回の講演を聴いて、自分の知らない世界に想像を膨らませてもいいですし、身近な目に見えるところの課題に気づいてもいいと思います。とても有意義な講演だったということに気づいています。
原氏は一年の半分を日本で、半分を日本以外の主に発展途上国で過ごしているそうです。そんなタイトなスケジュールの中で富士森にお越しいただき、御講演いただいたということがどれほど貴重な経験であったか、ふじもりメンバーに気づいて欲しいと思います。どうも、ありがとうございました。
最後に校長室で御自身の著書と色紙にサインをいただきました。著書は図書室で紹介されることになると思います。ぜひ図書室に見に行ってくださいね。

①今朝はすっきりと晴れた青空でした。おはようカウンターは58回でした。

②今日は学年末考査の答案返却日でした。校内を巡回していて、卒業生の教室の黒板に残っていた絵と2階の廊下の華道部の新しい作品に気づきました。どちらも私の心を和ませてくれました。
