186本目:明日からいよいよオープンキャンパスが始まります
2025/08/21
夏休みを挟んで、ずいぶんとブログを更新していませんでしたので、久しぶりのブログです。この期間に私は両親の住む鳥取や大学時代の先輩を訪ね、また大阪万博や夏フェスで充実したオフの時間を過ごしてきました。
そのオフの最終日、自宅近くのドラッグストアでの買い物を終えて駐車場に戻ろうとしたところで、じっとこちらを見ている女性がことに気づきました。見かけたことがない方だなぁと思っていたところに、女性の方からこんな風に話しかけてきました。
「富士森の校長先生ですよね?◯年◯組の▢▢の母です。子供がお世話になっています。」
自宅近くのよく立ち寄る場所ということで油断していました。完全にプライベートでしたので、Tシャツ・ハーフパンツにサンダルで買い物袋をぶら下げていました。
普段生徒ふじもりメンバーに「看板を背負っている自覚」の話をしていたにも関わらず、自宅近くで声をかけられることが想像できていませんでした。まぁ校長だってオフの日はラフな格好で歩くことはあります。むしろ声をかけてもらえたことを嬉しく思う気持ちもありました。おかげで一気に仕事モードに戻ることができました。
仕事復帰の初日は事務仕事、特に膨大な量の決済と格闘しました。また昨日はオリンピック記念青少年総合センターで開催された校長協会主催の人権教育研修会に参加しました。
この研修は毎年この時期に開催されていて、一昨年はハンセン病、昨年はデフリンピックを通じた聴覚障害、今年は同和問題です。共通のキーワードは「差別」です。どの講演も充実していて考えさせられることが多く、大変参考になっています。今回の講演を聴いて、私自身がまず気づくことで「引き出し」を増やして、それをいかに富士森に還元するかを今想像しています。
「差別をされる側に問題があるわけではない。差別をする側に問題がある。」
今回の講演の中の言葉で、講師の先生のこの言葉が私の中でストンと腑に落ちました。
さて、富士森の夏の一大イベントであるオープンキャンパスがいよいよ明日に迫ってきました。昨年度はこちらの想像をはるかに超える事前予約をいただき、抽選せざるを得ない状態になった反省を受け、今年度は明日・明後日の2日間、計3回のオープンキャンパスとし、各回の定員を500組1000名にすることとしました。まずは中学3年生を対象として、中学1・2年生はひとまず申し込みを御遠慮いただく形を取りました。御協力いただき、ありがとうございました。
明日は極力生徒たちに運営を任せる予定とのことです。今回は私も話をしない予定です。とは言ってももちろん、いつものように赤いストラップをつけて会場にはいるつもりですし、個別相談もお受けする予定で待機しますので、気軽に声をかけていただければ嬉しいです。
では、新しい出会いを楽しみに想像して、「気づきの森」富士森でお待ちしています。
①今朝は久しぶりに正門に立ちました。いつも挨拶を交わす方と会えたことが嬉しかったです。忘れられていなくてよかったです。今日のおはようカウンターは、12回でした。
②今朝は久しぶりに南浅川の河川敷を歩いてみました。その途中でこんなものを見つけました。さすがに拾わずにその場に残してきました。
出勤後正門に立つために職員玄関から正門に目をやると、野球部の生徒が近隣のゴミ拾いに向かう後ろ姿を見かけました。
この後暑い中で練習があるにも関わらず、ゴミ拾いに向かうふじもりメンバーの後ろ姿を見て、とてもホッとしました。この姿勢こそが地域で生きる学校、富士森の姿勢だなぁと感じました。