155本目:ふじもりメンバーの皆さん、月曜日こそ皆さんの力を結集させてください
2025/05/30
今日の体育祭は雨天の為、延期となりました。2日間学校をあけている間も、富士森周辺の天候が気になって仕方がありませんでした。
しかし天気予報が見事に的中して、今日は諦めがつくようなはっきりとした雨でした。これでは体育祭は順延とするしかありませんね。昨日のうちに延期の決定をしたことはいい判断だったと思っています。
さて、次はもう最後のチャンスです。予備日は1日しか設定していません。しかし設定した予備日である火曜日はまた天気が下り坂に差しかかってしまいます。もし、火曜日が雨天となれば、今年度の体育祭は開催しないということになります。それは生徒ふじもりメンバーの多くの皆さんが残念だと感じるであろうことが容易に想像できます。
そこでふじもりメンバーを支える先生方が予備日を月曜日にずらせないかを検討してくれました。ずらした時にどういうことが起きるか、またずらすためにできることは何か、できないことは何か等々、想像に想像を重ねてくれました。
その結果、予備日を月曜日に変更することを決断しました。
この決断は、少しでも雨天中止になるリスクを取り除こうとした結果です。もちろん、月曜日が雨天になってしまって中止になることや、火曜日が天気予報に反して晴天になることだってないとは限りませんが、検討を重ねた結果です。
これに基づいて、生徒体育祭実行委員会も月曜日開催に向けて、時程やプログラムの精査に取り組んでくれることになっています。
そこで、生徒ふじもりメンバーの皆さんに私からお願いがあります。
既に体育祭を「フルバージョン」でやることが難しいことはほぼ確定しています。なぜなら本来前日に準備するはずの会場設営等が充分にできないからです。しかし、できるだけ「フルバージョン」に近い形で開催することは可能です。そのためには何が必要か想像してみてください。
それは「自分に何ができるか」を考えて、気づいたことについては「声をかけあって」「行動に移すこと」です。
例えば、グラウンドの設営関係の担当の人は、それぞれがしっかりやることを理解して、少しでも早く会場設営を終えるように努力することが想像できます。グラウンドの整備やライン引き、団旗やテントの設営、放送機器の設営、吹奏楽部のセッティング等、考えられることはいくつもあります。
それでは、一部担当の生徒だけの話でしょうか。それは違います。一人一人がプログラムの招集や入退場を速やかに行うことを意識するだけでも、進行がスムースになることに気づいて欲しいと思います。また教室からの移動等もこれに当てはまると思います。
生徒ふじもりメンバーの皆さん、月曜日こそ皆さんの力を結集させて、みんなで体育祭を作り上げましょう。
私は一人一人が意識して行動するその姿を想像して、当日も楽しみに見守りたいと思っています。
写真は今日の授業観察で見た、1年4組の教室です。
①久しぶりの富士森は雨にけむって見えました。おはようカウンターは270回でした。
②昨日まで2日間、私は全国高等学校長協会の総会・研究協議会に参加してきました。全国の校長が大勢、大宮ソニックシティホールに集まりました。文部科学省から国の施策方針の説明を受けたり、全国各地の学校の実践報告を聴いたりしました。また講演会では前京都大学総長の山際壽一先生の講演を聴きました。いずれ話からもたくさんの気づきをいただきました。今後どのような形で富士森に還元したらいいかを想像しています。