76本目:ふじもりメンバーの皆さん、校歌をしっかり歌えますか
2024/11/08
今日の午前中は、八王子J:COMホールで東京都立南平高等学校の40周年記念式典に来賓として参加しました。八王子J:COMホールに来るのは5月の吹奏楽部の定期演奏会以来です。来賓は赤い花をつけてステージのすぐ下の指定された席に座ります。
粛々と式典は進行し、第2部の生徒たちの発表として写真映像部の学校紹介作品の上映・ダンス部のパフォーマンス・吹奏楽部の演奏も観ました。
式典の最後には吹奏楽部の伴奏で、ホール内全員で校歌を歌いました。もちろん私は歌うことができませんが、生徒・教職員・同窓会による大合唱です。
校歌は老若男女問わずその学校に縁のある人たちだけが歌うことができる、「共通言語」です。私の背後からも大きな歌声が聞こえてきます。思わず振り返って見ると、後ろだけでなく、2階席・3階席にいる生徒達も大きく口を開けて歌っていて、その全容は壮観と言えるものでした。
自分の学校に対するプライドを感じました。
私の前任校は昨年度50周年記念式典を行いました。式典を含めた記念行事は開催する年の2年前から周年行事実行委員会を組織して準備を始めました。当時どんな状態だったか覚えていますか。そうです。新型コロナウイルス感染症対策としてまん延防止重点措置が出ていた頃です。その頃から2年後の周年行事をどうやるかを想像して計画を練り始めたんです。当時私が絶対にやりたかったことは「生徒・教職員を含めた会場にいる人たち全員で大きな声で校歌を歌う」ことでした。理由は前述したように、校歌が縁のある人たちだけの特別な「共通言語」だからです。プライドを持って、大きな声でしっかり歌ってほしいと願っていました。入学式や卒業式でも校歌の合唱ができない頃に、全員で校歌を歌う姿を想像していたんです。
幸い2類感染症から5類感染症に移行したこともあり、式典当日に全員での校歌合唱をすることができました。生徒達もそれまで数年間合唱ができず、校歌の練習もできなかったうっぷんを晴らすかのように、しっかり歌ってくれました。式典に参加した同窓会の方の中には涙を浮かべている方もいらっしゃいました。当時の生徒達にも校歌があることのありがたさに気づいてもらえたと想像しています。
さて、ふじもりメンバーの皆さん、皆さんは校歌をしっかり歌えますか。残念ながら私はまだ歌えません。早く追いつきたいと思っていますので、教えてくださいね。
①昨日はやっと正門に立てました。おはようカウンターは260回でした。空の青さが夏とは明らかに違いましたね。今日は午後から学校に出勤したからか太陽の位置がいつもと違って、川面を照らしたいつもと違う印象の写真になりました。
②今日は放課後に第2回学校運営協議会がありました。この会議は富士森をよくするにはどうしたらいいかを外部委員の方にお願いして内部委員と一緒に考えていただく、校長としては大切にしたい会議です。近隣にお住まいの方・長房小学校の校長先生・大学教授・同窓会長と多彩な顔触れです。第1回が事情により紙面開催だったので、会の冒頭に校長として学校経営方針の説明と半年経過したところでの所感をパワーポイント資料を使ってお話ししました。どの外部委員の方も富士森について真剣に考えて話をしてくださったので、とてもありがたかったです。来年の3月に第3回が開催される予定になっています。次回もどうぞよろしくお願いいたします。