53本目:吹奏楽部の皆さん、気づきの旅からお帰りなさい 明日から気づきの森の2学期が始まります
2024/09/01
30日に宮城県名取市閖上(ゆりあげ)地区への訪問からふじもり吹奏楽部が帰って来ました。やはり台風10号の影響は大きく、30日の活動を縮小して予定より早く現地を出発しましたが、結局高速道路の通行止め等の影響を受けて、7時間以上の時間をかけて20時過ぎに学校に到着しました。吹奏楽部の活動ですからトラック2台による楽器等の運搬もありましたので、学校敷地内での車の混乱の可能性を想像して、それを避けるために吹奏楽部ふじもりメンバー達は東横山橋の上でバスを下りて学校に移動して、そのまま校舎の渡り廊下の下に横付けしたトラックからの搬出に取りかかりました。
私も無事の到着を気にしていましたので、学校に待機していました。バスの到着のほんのちょっと前にトラックが到着したのに気づいたので、外に出て少し遅れて到着したバスを東横山橋の上で出迎えました。出迎えた教員に対して、吹奏楽部ふじもりメンバー達は口々に「ありがとうございました。」と感謝を口にします。このあたりが、「誰が何を思って、自分たちのためにどう動いてくれているか」がしっかり想像できていることの表れだと思います。自分のやりたいことをやる部活動だからこそ気づいて、そして身に付けることができる大事な力だと思います。
きっと充実した気づきの時間を過ごしてきたことだろうと想像しています。長時間の移動、お疲れさまでした。自宅でゆっくり休んで、明日からの2学期に備えてください。
また到着が遅れたこともあり、沢山の保護者の方々が迎えに来校されていました。こちらもありがとうございました。
バス2台の運転手さん、トラック2台の運転手さん、4人の方にもそれぞれ声をかけて、感謝の意を伝えましたが、どの運転手さんも開口一番「遅くなって申し訳ありません」と言ってくださいます。話を聞くとどの方も「もっと早く到着できるルートはなかったか」「このルートが結局正解だったかどうかわからない」と口にされていました。やはりプロなんだなということに気づきました。しかし、片付けが終われば解散できる我々と違い、運転手さん達には営業所に戻り、清掃や点検・業務報告の作業が待っていることは想像できます。こちらとしては引率教員を含めたふじもりメンバーと楽器等の機材を無事に届けてくださったことに、費用を支払っているとはいえ、校長としては感謝の気持ちしかありません。本当にどうもありがとうございました。
さぁ、明日から2学期が始まります。懸念された台風10号は既に熱帯低気圧になり、八王子市に出ていた警報は現時点(1日15時時点)では既に解除されています。念のため生徒手帳に記載された災害時の対応「悪天候、自然災害発生時等における臨時処置について」を確認して、行動するようにしてください。また公共交通機関に影響が出ている時は、安全第一での登校を心がけてください。何か皆さんに伝えたいことがある場合は、Teamsやホームページ等を使って周知しますので、気になる時はチェックしてくださいね。
では明日もいつものように正門で待っています。
①台風の影響が著しい、30日朝の校舎の様子と、南浅川の様子です。どんどん増水して川幅が広がっていたので、一時は敷地内への浸水を心配するほどでした。最後の写真は1日15時の様子ですがこの状態なので、もう浸水を想像することは必要ないかなと思っています。
②【再掲です】夏休みに入ってから続けている塾訪問の際にいただいた塾の先生方からのアドバイスを受けて、「塾対象の授業公開」を新たに開催することにしました。実際の富士森の授業の様子を見ていただくことに併せて、私が富士森をどういう学校にしてどのように成長した生徒を社会に送り出したいと想像しているかを御説明する絶好の機会だと思っています。こちらもホームページからお申込みいただけるようにしましたので、塾の先生方の目にたまるといいなぁと想像しています。塾に通っている受検生の皆さん、リンクを貼っておきますので、ぜひ塾の先生に紹介してください。
https://www.metro.ed.jp/fujimori-h/news/2024/08/newsentry_58.html