16本目:バドミントン部女子の部都大会ベスト16おめでとう! そして、お疲れさまでした
2024/06/10
実は密かに気にしていたのですが、正門で様子をうかがっている時に「なんとなく」結果が想像できていました。そして午前のうちには顧問の先生から報告をもらいました。
部によってタイミングはまちまちではありますが、バドミントン部に限らず3年生は徐々に「引退」となりますね。
私自身の高校時代を振り返ってみても、それまでの地獄ような練習で「一日でも早く引退したい」とすら思っていたはずなのに、いざ大会日程が決まり、いよいよ「負けたら引退」と気づいた時に、それまでの日常が限られた時間だということにも気づいて愕然としたことを思い出します。地獄のようだったはずの練習が試合に向けた調整の練習に切り替わった時に、私は「本当にやるべきことを全てやりつくしたか」と想像して、自信が持てませんでした。なぜなら練習をやらされていたからです。もちろん当時はメニュー自体を監督が組んでいて決して口出しできなかったのですが、それでも自分に何が足りないかをしっかり想像して、自分の時間の中で補う取り組みをやり切れていたのかに自信を持ち切れなかったのです。そのことに気づいてからは必死に考えて「今からできることは何でもやろう」という気持ちで最後まであがきました。そのおかげで精神的に落ち着いて試合に臨むことができました。残念ながら志半ばで「引退」を迎えることなりましたが、その瞬間は体中の水分が全て一気に噴き出したんじゃないかというくらいの嗚咽と涙がこみ上げてきました。今でもあの感覚と境地に至った経験は忘れることができません。その直後にチーム全員で撮影した集合写真には全員が泣きはらした目で、でも満面の笑みで写っています。今でも宝物として大切に保管しています。
「自分がやると覚悟を決めたことには、全力で取り組む」
そして指導者はそれを全力で支える。私が高校の教員になりたいと思った原点です。
バドミントン部の皆さん、バドミントン部の目標は「西東京ベスト8」だそうですね。日々の積み重ねと一戦一戦の積み重ねがきっと大切ですよね。これからも頑張ってください。
そして男子も女子も3年生の部員の皆さん、お疲れさまでした。これからはバドミントン部の活動で学んだことを大切にして、卒業に向けてもうひと踏ん張り頑張ってください。富士森のモットーは「文武不岐」です。これからが勝負ですよ。
男女の大会の詳細はホームページのバドミントン部のページを御覧ください。
https://www.metro.ed.jp/fujimori-h/activities/club_10/index.html
次回は、今日行ってきた八王子市立城山中学校での進路講演会の様子について報告します。
①今朝は近くの山からもモクモクと蒸気が上に向かって上がっていて、ほとんど稜線が見えませんでした。今日のおはようカウンターは249回でした。
②2階のエレベーター脇に花のいい匂いが漂っていることに気づきました。いつもと同じように華道部が生けてくれたのだと想像しました。ありがとうございます。