8本目:「VUCA」って知ってますか 校長もまだまだ学び続けます
2024/05/27
ここのところ、ブログでケアレスミスを連発してしまいました。どちらもブログを見てくださっている私の知り合いからの指摘で気づきました。既に修正をかけましたが、このブログを見てくださっている皆さんは気づきましたか。
ふじもりメンバー以外の方でブログをチェックしてくださっている方がいます。ありがたいことです。前任校の時同様、そのような方々を「ふじもりサポーター」と呼ぶことにします。これからもどうぞよろしくお願いします。
前回予告した通り、今回は先週に出かけた出張での情報を提供したいと思います。
5月22日(水)と23日(木)の2日間に渡って、「全国高等学校長協会 第76回総会・研究協議会」が大宮ソニックシティホールで開催されました。2505人収容の大ホールが埋まっていました。どれだけの人数の校長が全国から集まったのでしょうか。想像できません。
2日間を通して、文部科学省の施策や方針等の説明と東京大学生産技術研究所大島まり教授の講演、また北海道ブロック・関東ブロック。・北信越ブロック・中国四国ブロックそれぞれを代表する4校の校長先生の実践報告を聴いて有意義な時間を過ごしました。
その中で恥ずかしながら全く知らなかった言葉が出てきました。文部科学省の説明の中で出てきた言葉です。
それが「VUCA」(ブーカ)です。
「VUCA」は私たちが生きている時代の「変動的(Volatility)で、不確実(Uncertainty)で、複雑(Complexity)で曖昧(Ambiguity)な」状態のことを表す言葉として、上記4つの英単語の頭文字をとっています。「Society5.0」は社会の仕組みの根幹に関わるものですが、「VUCA」はその仕組みがもたらす目まぐるしい変化を伴う社会の状態を表しています。想像できますか。
目まぐるしい変化を伴う社会には何が必要か、話を聞きながら考えました。皆さんも想像してみてください。想像することをやめることは思考停止につながります。これが一番恐ろしいことです。なぜなら現在の生徒ふじもりメンバーが生きる時代そのものだからです。
「Society5.0」では「AIにはできない人間だからこそできること、個々の力を最大限に伸ばしていくこと」を追求しようと考えていました。一方「VUCA」では「それぞれの個がしっかり先を見通して臨機応変に物事を判断して素早く対応すること」が求められるのではないかと想像しています。「Society5.0」のさらに先を想像していく必要があることに気づきました。
「Society5.0」と「VUCA」、この2つの時代の流れに対応できる生徒を富士森の中でいかに育てていくか、しっかり考えていきたいと思いました。富士森の教育活動をさらにブラッシュアップしていかなければならないことに気づきました。思考停止している暇はありませんね。
①今週は大雨が降るかも知れないとテレビでは予想していました。金曜日には体育祭があるので、ちょっと心配しています。それでも今日もリレーの練習の歓声が校長室にも聞こえてきました。今朝も稜線は見えましたが、厚い雲が空を覆っていました。久しぶりにじっくり正門に立てたので、おはようカウンターは391回でした。
②今朝いつものようにゴミを拾いながら出勤していると、7本目で紹介した長房小学校の学校運営連絡協議会委員の方と国道沿いのココス前で会いました。また地域に「ふじもりの校長」を知っていてくださる方が増えました。嬉しい限りです。