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SSマテリアル理論の授業の様子です。
高校2学年のSSマテリアル理論の様子です。
「SSマテリアル理論」は、化学物質の基礎的な性質を理解することを目的とした学校設定科目です。
有機化合物・無機化合物を中心とした化合物の性質や反応について、実験を取り入れた授業を実践しています。
はじめに、無水フタル酸とエチレングリコールからポリエステルを合成し、加熱時間による生成物の状態の変化を観察しました。小さな分子が繰り返し結合することで、分子量の大きな高分子化合物が生成することを学びました。
続いて、ナイロン66の合成を行いました。互いに混ざり合わない二つの溶液の境界面に生成した薄い膜を引き上げることで、ナイロンを糸状に取り出しました。このような「界面重合」を通して、異なる種類の分子が次々と結合し、長い鎖状の高分子が形成される様子を観察しました。
さらに、尿素とホルムアルデヒドから尿素樹脂を合成するとともに、アニリンとホルムアルデヒドから樹脂が生成する反応についても観察しました。鎖状に広がる高分子と、分子同士が三次元的につながった網目状構造をもつ高分子とでは、加熱したときの性質が異なることを学びました。
生徒たちは、生成物の硬さや伸び方、形状などを比較しながら、原料となる分子の構造や重合方法が高分子化合物の性質にどのような影響を与えるのかを考察しました。
今回の実験を通して、教科書に示された反応式を実際の物質の変化と結び付けるとともに、合成繊維や合成樹脂など、身の回りの材料を支える高分子化学への理解を深める機会となりました。


