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東京都立富士高等学校・附属中学校

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2026/10/14 SSH

SSマテリアル理論の授業の様子です。

 

高校2学年のSSマテリアル理論の様子です。

 

「SSマテリアル理論」は、化学物質の基礎的な性質を理解することを目的とした学校設定科目です。

有機化合物・無機化合物を中心とした化合物の性質や反応について、実験を取り入れた授業を実践しています。 

 

今回の授業では、「アミノ酸とタンパク質」をテーマに実験を行いました。

アミノ酸がもつアミノ基とカルボキシ基の性質や、タンパク質の構造と性質について、さまざまな反応を通して理解を深めました。

 

アミノ酸の実験では、グルタミン酸を用いてアミノ基やカルボキシ基の性質を確認しました。

また、グリシン水溶液に酸や塩基を加えた際のpH変化を調べることで、アミノ酸が酸としても塩基としてもはたらく両性電解質であることを学びました。 

 

タンパク質の実験では、卵白を用いて加熱や酸、アルコール、金属イオンによる変化を観察しました。

条件によってタンパク質が固まる現象から、タンパク質の立体構造が変化する「変性」について理解を深めました。

さらに、ニンヒドリン反応、ビウレット反応、キサントプロテイン反応といった呈色反応を行い、タンパク質の構成や特徴的な官能基について調べました。

また、成分元素の確認実験を通して、タンパク質が窒素や硫黄を含むことについても学習しました。

 

生徒たちは、それぞれの実験結果を比較しながら、アミノ酸の構造と性質、さらにはアミノ酸が結合してできるタンパク質の特徴について考察しました。

目に見える色の変化や沈殿の生成を手掛かりとして、生命を支える重要な物質の性質を分子レベルで理解する機会となりました。 

 

また、これまで学習してきた有機化学の内容と関連付けながら、官能基の性質が物質の反応性や働きを決定することを実感し、構造と性質の関係について理解を深める探究的な学びとなりました。

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