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東京都立富士高等学校・附属中学校

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2026/03/19 SSH

特別授業(生物:中学1学年)を実施しました

中学1学年の生徒を対象として、東京農工大学農学部地域生態システム学科に在学中の神山寧依子さん(本校卒業生)をお招きして、特別授業(生物)を実施しました。
同大学の「樹木学実習」で修得した植物の同定に関する専門的な知見を活かして、「植物を同定しよう」をテーマに、植物同定のしかたや植物同定が何に役立つかというお話をしていただきました。

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写真1 授業の様子(1年1組)

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写真2 授業の様子(1年3組)

全員に配られた樹木標本を、図鑑を使って種の同定をする実習もありました。
10分間で2種の種同定にチャレンジしましたが、2種とも正解できた人は少数で、種同定の難しさを実感していました。

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写真3 植物標本(神山さん作製)を同定しているところ

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写真4 種名の答え合わせをしているところ

神山さんからのコメント
みなさんが植物を観察する楽しさや同定の難しさを感じ取ってくれたようで良かったです。私の所属する学科には私の知らない樹木を覚えている同期がたくさんいます。そんな環境の中では樹木を200種類覚えているのは特異なことではありません。みなさんには今回の授業を通して生き物に魅了される楽しさを感じてもらえたと思います。今後はそれぞれの楽しいと思うことを追求して富士の中で私を超える特異な人になってほしいと思います。」

授業を受けた生徒の感想
「『植物を同定する』ということを初めて知った。この1年で学んだことを生かせば、私たちもできそうだと思った。しかし、形、色、見た目が似たようなものが多く、想像以上に難しかった。」
「理数的解決力を働かせて、全く知らない葉の名前を、互生や不分裂葉、鋸歯縁に分けて、具体的な名前にたどり着くことができた。」
「樹木同定を学ぶ前は、木の名前が気になったらAIに聞いたり、木の名札を見たりしていたけれど、授業で学んだ後は、それらをすぐに頼るのではなく、植物の図鑑などを活用して、自分の力で考えて「これは〇〇だと思う」というところまで行おうと思うようになった。」
「先生の話を聞いていると、生物、化石、植物について学ぶことを楽しんでいるため、その学ぶ姿勢にとても憧れました!私の先生のように、身近な疑問を楽しんで学べるようにしていきたいと思いました。授業とても楽しかったです!」