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2024/11/12 SSH
【富士未来学Ⅲ・Ⅴ】データ分析講座Ⅲで異学年協働演習を実施しました。
11月9日(土)に、中学3学年と高校2学年を対象に、データ分析講座Ⅲで異学年協働演習を実施しました。
異学年協働演習では、中学3学年と高校2学年が同じ統計に関する問題に取り組み、先輩からデータ分析の方法について教わります。富士の中学生は、高校での数学Ⅰや数学Bで学習するより先に、探究(富士未来学)の中で、データ分析の方法について学びます。数学や富士未来学で習ったことを探究活動に結び付けていけるように、異学年交流を通して統計について学びを深めています。
t検定やカイ二乗検定に関する問題に個人で取り組んだ後、先輩から教わりながらグループで問題に取り組みます。先輩に教わることで、中学生は学びを深めていました。また、高校生は教えることをとおして、統計検定の扱い方を復習し自身の探究に活用していこうとする姿が印象的でした。実際に学習している内容を、高校での探究活動でどのように活用していくかを中学生に示し、仮説検定の有用性を伝えていました。
「今回の異学年交流を通して、先輩方に教えてもらいつつ解き進められたことで仮説検定の理解度が深まった」「交流前ではいまいちどう計算するのかよく分からなかったが、交流後では具体的なところまで計算の仕方が分かった」などの感想が見られました。