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2024/10/27 SSH
高大連携授業(物理基礎:高校1学年)を実施しました。
10月25日(金)に、高校1年生を対象に高大連携授業(物理基礎)を実施しました。
東京大学生産技術研究所准教授の川越至桜先生をお招きし、星の一生と物理基礎とのつながりについてお話いただきました。
物理基礎の授業で学習する運動方程式が、重力崩壊型超新星爆発の原理にも関係していることや、ノーベル賞の受賞分野のニュートリノ天文学についてもお話が展開されました。
私たちの体を形作っている元素も星の中や超新星爆発によって作られているという物理・化学・生物・地学を融合した非常にドラマチックなお話に、受講する生徒の興味関心は尽きない様子でした。
「細かなこと一つ一つを辿りながら、全体への理解へといたることを痛感した」
「宇宙の話になると途端に数字のスケールが途方もなくなり、百阿僧祇という日常では到底使わない単位は、宇宙を予見して先人が作ったのではないかと感じた」
「一見関わりのないように見えることに繋がりがあり、そこから新たな知見が生まれると分かった。どのような可能性があるか分からないからこそ、日々の授業を大切にしたい」などの感想が見られました。