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2024/06/20 SSH
第4回SS生物講座を実施しました
6月19日(水)に理数セミナー(SS生物講座)を実施しました。
講演タイトル:身近な植物を調べよう ~様々な色や形に着目して~
講演者:東京農工大学 農学部地域生態システム学科 2年生 小池尊琉先生
前半の講義では、植物の調査や植物を見分ける際に着目すべき点について、説明をしていただきました。後半は野外に出て、小池先生のレクチャーを受けながら植物の観察を行いました。
植物の名前を調べる際にGoogleレンズを活用して候補の絞り込みをしてから、図鑑等で確かめると、種の同定がしやすいこと等、生物調査をする上でのポイントを教えていただきました。
このセミナーは、科学探究部生物班が校内の生き物図鑑をつくるプロジェクトに取り組む中で、植物の同定に苦戦していたことが発端です。植物の調査や同定のしかたをレクチャーしていただける植物に詳しい方を探していたところ、本校卒業生の紹介で小池先生が引き受けてくださることになり実現しました。この日は、平日の放課後にも関わらず、生物班の生徒以外にも植物に興味がある生徒が40人も集まりました。
生徒の感想の一部を紹介します。
「ここで学んだ植物の調べ方は、今後の部活動での同定作業に使っていきたいと思います。また、授業で学んだことを深められることも分かり、探究活動での課題発見にも役立てていきたいと思います。」
「実際に自分の目で見て確認することが大切だと思った。たくさん知らない植物を見て学べて楽しかった。」
「フィールドワークでのお話が興味深かったです。高校生になったら生物を選択してみたくなりました。」
「外に出てみて、今までは見ていなかった色々な植物があったことに気付きました。小池先生が、植物を見て、すぐに名前を言っているのを見て、すごいなと思いました。」
写真1:小池先生による講義
写真2:講義の様子、生物室が満席になりました
写真3:フィールドワークの様子
写真4:フィールドワークの様子
図:フィールドワークで紹介された校内の植物