「YSF-FIRST 2024」でポスター発表をしました

３月１６日（土）、ＳＳＨ指定校の横浜サイエンスフロンティア高等学校が主催の「YSF-FIRST 2024」に、中学３年生の生徒３名（科学探究部生物班）が参加しました。海外の大学や、国内の留学生等を招いての研究発表会なので、英語でポスター発表をしなくてはなりません。「Let’s Eat Daphnia！（ミジンコを食べよう）」というポスターの前で、多くの外国人の方が足を止めてくれたので、何度も発表を行いました。外部から発表者として参加した中学生は本校の生徒だけで、「中学生なのにしっかりした発表ができていて、すごいですね」と、お褒めの言葉をいただきました。

この日は中学校の卒業式だったので、３名は式が終わってすぐに学校を出発しました。クラスで過ごす最後の時間を名残惜しみたい思いを抑えて、気持ちを切り替えて発表会に臨む姿はとても立派でした。

参加した生徒の感想を紹介します。

「今回は英語でのポスター発表でしたが、サイエンスキャッスルアジア大会での経験が非常に役に立ち比較的スムーズに準備を進めることができました。今回の発表に向けてご指導くださった先生や英語科の先生方から、研究をする上での新たな気づき、英語の表現や国際的な視点のアドバイスなどをいただきました。当日は自分たち以外の日本の生徒の英語での発表を聞く貴重な機会になりました。堂々と自信をもつ大切さを改めて感じました。質疑応答からは今までにない考え方やアイディア、現実的なアドバイスなど多くの学びを得ることができました。今回の発表を通して今後するべきこと、やってみたい内容がわかりました。これからの研究で実践していきたいと思います。」

「発表準備を重ねる上でお世話になった先生方のアドバイスは今後に生きるもので、とても有意義な時間でした。発表自体はほとんど成功しました。しかし英語でしか準備していなかったため、日本語でお願いします、と言われた際の対応が少し慌ててしまったと思います。この研究の一番伝えたいことは何か、をもう一度詳しく理解しておく必要がありました。質疑応答では、さらなる課題を見出すことができ、学びの多い時間となりました。今後は質疑応答で出たアドバイスなどを参考に研究を進めていこうと考えています。」