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東京都立富士高等学校・附属中学校

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2024/03/18 SSH

日本動物学会関東支部大会でポスター発表をしました

3月16日(土)に、中学3年生の2人が、日本動物学会関東支部第76回大会でポスター発表をしました。

富士未来学Ⅲのプレ課題研究では、中学3年生全員がゼミごとに割り振られたテーマについて課題研究を行います。
今年度、自然科学系生物ゼミでは、ミジンコを実験対象として11人がプレ課題研究を行いました。
その内2人が、課題研究の成果を学会で発表するために、校内での探究発表会後もポスター改善を重ね、学会に臨みました。
探究発表会で有識者からいただいた助言もふまえて、外部での発表に向けてポスター改善をしていました。

本校がSSHに指定されてから始まった富士未来学の成果による学会参加は、今回が初めてです。
これまでは、主に科学探究部等の理系部活動が課題研究に取り組み、外部での研究発表会に参加してきました。
今回は部活動ではなく、全校生徒を対象に実施している富士未来学の成果をもって学会に参加できたことが大きな成果です。

今後は、富士未来学で取り組む課題研究の質を上げ、外部での発表に挑戦する生徒が増えることを期待しています。
また、富士未来学での学びを部活動で深めて、課題研究を高度に発展させ、学会発表や国際科学コンテストにも挑戦してほしいと思います。

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写真1:久保山さんの発表(題目:ミジンコの飼育に適したイカダモの濃度の検討)

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写真2:四本さんの発表(題目:餌(イカダモ)の濃度とミジンコの生存日数の関係)

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写真3:参加した2人で記念撮影

今回参加した2人の感想を紹介します。

「学会は同い年くらいの人でも高いレベルの研究をしていて良い刺激をもらいました。また、大学の先生方にたくさんのアドバイスをもらい、自分の不十分さを実感したのとともに、さらに出来るようになりたいと思いました。それでも、学校の探究の授業で、知識が何も無い状態から学会に出させてもらえるまでいけたので嬉しかったです。最初に生まれた「面白そう」という単純な気持ちから挑戦できて良い経験になり、さらに意欲が高まりました。」

「学会というものに出るのは初めてで、特に質疑応答を上手くできるか不安だったけれど、実際に飛び込んでみると限られた時間のなかで多くの人に聞いて、意見を貰えたので有意義だった。今回貰った意見をもとに改善を重ねたいと思う。

自然科学系生物ゼミ担当 塩入