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2023/12/15 SSH
高校1年生を対象に高大連携授業を行いました
12月15日(金)に、高校1年生を対象に高大連携授業(生物基礎)を行いました。
造血幹細胞を中心に赤血球や白血球の分化について早稲田大学教育学部の加藤尚志先生から高校1年生に講演がありました。
加藤先生はこの分化にかかわるサイトカイニンの1つを発見されたということを謙虚に話されていました。
赤血球はヒトの細胞で一番多い細胞であり、1日に2000億個作られると同時に同じ数だけ壊されると聞き、
そのダイナミックさに圧倒されていました。今後の研究では、赤血球を持っていない脊椎動物について研究することで、
赤血球をもっている生き物との違いから、進化についても解明できる、かもと話をされていました。
また加藤先生は富士高校の卒業生ということで、山岳部に所属していた時の話や大学4年生の研究室での生活が
どのようなものかなども紹介してくださいました。
また生物学を学ぶ上でも物理や、化学、数学、国語そして英語の学習はとても大切なので、どの方向に進むにしても
しっかりと高校の勉強をしておくようにと先輩の目線から話をしてくださりました。。
40分という短い時間でしたが、自分たちの体について改めて不思議さを感じました。
講演後は数名の生徒が先生の所へ行き時間の許す限り質問をしていました。