校章

東京都立富士高等学校附属中学校

なかのZEROプラネタリウム観覧

2023/08/31

なかのZEROプラネタリウム観覧

 

8月9日(水)に、なかのZEROプラネタリウムにて学習投映をしていただきました。

学習投映は昨年度に引き続き実施していただき、今回は中学1・2年生の24名で参加しました。

使用している投映機は五藤光学研究所製の「GMⅡ-Space」です。光学式のプラネタリウムで、6.5等星までの約8500個の恒星を映し出すことができます。

 

今回は「内惑星の見え方」「緯度による星空の違い」「季節の星座」について解説していただきました。

太陽系で地球よりも内側を公転している内惑星は、水星と金星の2つです。

水星は8月10日に東方最大離角の位置に来ます。金星と比べて太陽に近い公転軌道を回っているため、日没45分後でも高度が4度とかなり低く、実際の空では見つけづらくなっています。

金星は8月13日に内合の位置になり、以後は「明けの明星」として東の空に見えるようになります。10月24日には西方最大離角の位置に来て、空高くに見ることができます。

 

東京の緯度は、およそ北緯35.7度です。地球の自転軸の延長線上にある北極星は、夜空でほぼ動かず、全天の星々は北極星を中心に反時計まわり動いて見えます。なお、北極星の高度は、観測している地点の北緯と同じになります。

プラネタリウムでは、北極での星の動き方、赤道上での星の動き方、南半球での星の動き方も見せていただきました。

東京からは見ることができない「みなみじゅうじ座」についても紹介していただきました。

 

▼内惑星・太陽・地球の位置関係(第1回夜間観測の記事の下部をご覧ください。)

https://www.metro.ed.jp/fuji-s/activities/2023/06/clubentry_80.html

 

DSC_1651.JPG プラネタリウム 

TRIPART_0001_BURST20230809104029301_COVER.JPG DSC_1653.JPG