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東京都立富士高等学校附属中学校

夏休みの小学生向け体験授業で生物班がTAをしました

2023/08/07

夏休みの小学生向け体験授業で生物班がTAをしました

8月1日から4日の小学生向け体験授業が行われ、生物班の部員が理科(生物)の授業「水中の生き物の観察 ミジンコを見てみよう」でティーチングアシスタント(TA)をしました。

観察の場面では顕微鏡の使い方を教えたり、考える場面では対話や声掛けをしたりして、参加した小学生の学びをサポートしました。

今回は1日と3日、両日とも午前・午後の2講座分、4回授業があり、合計140人もの小学生が来てくれました。
参加した小学生にミジンコを持ち帰ってもらうための、ペットボトルをリサイクルしたミジンコ飼育キットや、授業の参加記念に押印する消しゴムスタンプ、ミジンコのプラバンキーホルダーの作成などは、夏休みに生物班の生徒が一つひとつ手作りで準備してくれました。

生物班の生徒によるサポートとおもてなしのおかげで、とても充実した体験授業となりました。


生物班TAのコメント

「小学生がミジンコを好きになってくれたことが嬉しかったです。体のつくりや動きをしっかり観察して楽しそうだったので良かったです。また、観察の時にミジンコが見えなくて困ってる人がいてしっかり観察できるように手伝えたので良かったです。自分で考える時間のときに全く手が動かなった小学生がいました。その時に上手く例を出すことができず、その子は何もかけずに終わってしまいました。次回そのようなことがあったら、例を出して考えやすくしたいです。」

「何かを人に教えることが少し苦手だったので、今回TAをやったことでどうしたら相手によく伝わるのか、わかりやすくするためには、どうしたらいいのかということを深く考えて、行動できたとこが良かったし少しは成長したのかなと思いました。」

「人に教えられるようには自分がしっかり教える内容を理解してあいまいな答えにならないようにする必要があることを実感しました。」

「今回TAに挑戦したことで、人間関係においての能力が発達したと思います。年下の小学生たちに説明したり、後輩に助けを求められたりなど、先輩としての人との関わり方に、自身の成長を感じました。小学生のサポートや準備で大変でしたが、小学生の意見を聞いたり、自分も授業を受けたりすることで自分自身もミジンコに対して改めて向き合うことができ、とてもいい刺激になったと思いました。」

写真1:授業の様子
生物班6

写真2:顕微鏡の使い方をサポートしています
生物班4

写真3:顕微鏡の使い方をサポートしています
生物班5

写真4:TAをしたメンバー
生物班9