校章

東京都立府中東高等学校

卒業生紹介

50期生 S・Kさん (中央大学 商学部)

 私は将来公認会計士を希望しているので、会計士講座のある中央大学を選びました。受験で大切なのは周りの人の存在です。当たり前のことですが、受験は1人では乗り越えられません。勉強するのは自分自身ですが、その周りには勉強させてくれる親、一緒に勉強を頑張る友達や勉強を教えてくれる先生の存在があります。しかし、勉強中はずっと独りなので孤独を感じたり、勉強をやめたくなることがよくありました。その時こそ、あなたの周りの人のことを忘れないでください。私は、塾から一緒に帰る友達の存在がとても大きな心の支えになり、最後まで勉強を頑張ることができました。特に直前期などは心が折れて気が沈みがちになりますが、自分が1人ではないことを思い出して強い気持ちを保つことが大切です。
 そして、一般受験をする人にもう1つ伝えたいことがあります。学力で志望校を決めずに、素直に自分がいきたい大学を第1志望校にするのが良いです。学力や出身高校で志望校を決めるのは、自分の限界を最初に決めているようでもったいないです。たとえ今は行きたい大学に全く学力的に及ばなかったとしても、しっかり勉強すれば必ず実力はついてきます。勉強法や参考書はユーチューブで調べればたくさんでてくるので、勉強の仕方がわからない人も大丈夫です。最初から自分の可能性を捨てないことが大切です。

49期生 Y.Kさん (法政大学 経営学部)

 私が指定校推薦で受験するために頑張ったことは、まず初めに、定期テストの勉強です。高校1年生の1番初めのテストから手を抜かずに、1番をとるような気持ちを持ってテスト勉強に励みました。1つの教科だけをやるのではなく、すべての教科を満遍なく勉強するようにしていました。やることが多く大変だと思う人には、早めから計画的に勉強を始めることをおすすめします。そして次に、定期テスト以外の小テストや提出物です。小さいことですがそれでもすべて成績に関係すると思います。続けて本気でこなしていくことで、絶対に自分のためになります。すべての小さいことをこなしていくことは、初めはとても大変ですが、だんだんと習慣になり苦労も減っていきます。そのためには、早い段階からその習慣をつけることがいいと思います。最後は、高校生活です。遅刻欠席をせず、身だしなみを整えて勉学に励むことです。学校生活に慣れてくると少しずつ気が緩んで来ます。しかし、そこで周りに流されずに、規則正しく生活出来ればこれも絶対に自分のためになります。そう考えて、目の前にあることを頑張れば大丈夫です。今すぐに目標がない人こそ今やるべきことを頑張っておいて損はありません。不安なことも多いと思いますが、助けてくれる人が必ず周りにいます。たくさん頼って相談して、自分の悔いのない選択ができるように、一生懸命頑張ってください。

48期生 K.Hさん (法政大学 経営学部)

 私が指定校推薦で進学するために努力したことは、よい成績をとることです。小テストや提出物にしっかりと取り組み、定期テストは計画的に勉強しました。部活動にも入っていたので、いかに効率よく勉強するか考えました。
 3年の夏休みから志望理由書を書き始めました。何回も書き直し、先生に添削してもらい、自分のやりたいことを明確にして完成させました。志望学部に関する本や新聞を読んで知識を増やす努力もしました。また、面接では、語彙力が大切です。集団面接では、自分の語彙力の少なさに恥ずかしい思いをしました。そうならないように、府中東高校の勉強で満足するのではなく、一般受験で入る受験生に劣らないように知識と教養を身に付ける必要があります。そのことを自覚して、対策をしてください。

47期生 M.Mさん (都立北多摩看護専門学校)

 私は、将来は看護師として都内で就職したいと考えており、東京都立北多摩看護専門学校を志望しました。受験勉強では、問題を解き、間違えたところには印をつけて、間違えなくなるまで解くことが大事だと思います。模擬試験も受け続けることで自分自身の成長が感じられ、モチベーションの維持に役立ちました。
 受験勉強を通して、周りの人の意見を素直に受け入れることと周りの人に感謝することの大切さに改めて気付きました。周りの人は自分のことを自分が思っている以上に考えて、応援してくれていると実感したからです。親や先生や友達に感謝の気持ちと思いやりの気持ちを忘れないでほしいです。あなたの目指している学校に合格できますように!がんばれ!応援しています。