動物科では、日々、色々な実習をしています。
※動物科の生徒は、動物に関する座学、実習、実験をします。しかし、動物科の生徒の前に、農業系高校の生徒です。ですので、農業や園芸の基本となる「畑」での植物栽培を、園芸高校の生徒はどの科の生徒でも必ず学びます。「土」を五感で感じることが園芸高校生の基盤を作ります。
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「動物科(Animal department)の紹介その2」もぜひ、ごらんください!!
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【科内目標】
- ①動物とともに学び、生命を大切にする心を培う。
- ②人と動物・自然とのつながりを学ぶ。
- ③環境を保全・再生できる力を育てる。
動物を通して生命を大切にする教育を推進していきます。
コンパニオンアニマル、環境関連等の資格取得を目指しています。
大学や専門学校との連携を強化します。
動物園などで、インターンシップを実施します。
1学年では作物栽培から動物飼育まで基礎的な内容を幅広く学習します。
2学年からは興味関心により、動物を扱うことを中心とした「動物愛護類型」、または、自然や生態系など、環境の学習を中心とした「動物環境類型」を選び、より専門的に学習します。
【専門科目の学習内容】
動物愛護類型
動物の飼育・活用に必要な知識や技術を学びます。
将来は、動物飼育、動物の看護・美容、畜産分野に進みたい人に向いています。
動物環境類型
動物と環境・地域の自然や生態系を保全する知識や技術を学びます。
将来は、環境保全や野生動物の保護に貢献したい人に向いています。
《1学年》
- 農業と環境:
- 作物栽培や産卵鶏の飼育、環境調査の基礎など
- 総合実習:
- 3班に分かれて、動物観察、飼育管理、圃場管理など
- 農業情報処理:
- ソフトウェアの使用法、情報の取り扱いや著作権など
- 動物管理基礎:
- 飼育動物の管理方法と管理衛生の基礎など
《2学年》
- 総合実習:
- 3班に分かれて、アクアリウム、実験基礎、小動物の手入れなど
- 生物活用:
- 動物の飼育管理、園芸作物の栽培とその利用など
- 動物管理と衛生:
- 管理技術の向上と飼育環境の適正化、動物衛生など
- 課題研究:
- 資格取得学習、実験・調査・研究などを行う
〈動物愛護類型〉
- 動物解剖生理:
- 動物の体の構造や生理など
- 動物栄養飼料:
- 動物の消化器、消化吸収や栄養成分、飼料の種類や栽培など
〈動物環境類型〉
- 環境調査:
- 校内や学校周辺の水質調査、生物の調査など
- 動物環境:
- 生態学、環境問題や絶滅危機動物、土壌生物など
《3学年》
- 課題研究:
- 自らテーマを決め、実験・調査・研究などを行う
- 総合実習:
- 3班に分かれて、犬の手入れ、動物関連実験、化学実験など
- 園芸タイム:
- 動物の飼育管理、圃場整備など
〈動物愛護類型〉
- 動物バイオテクノロジー:
- 実験動物の利用、動物バイオテクノロジーの基礎など
- 人と動物の関係学:
- 動物が人に与える影響と効果、動物のふれあい活動の方法と実践など
〈動物環境類型〉
- 水循環:
- 環境関連法規や水循環について学ぶ
- 環境と昆虫:
- 昆虫の分類や生態、観察、標本作製など
《その他》
- ・放課後、長期休業中に動物管理などの実習
- ・大学や専門家の先生による特別授業
- ・伊豆下田での果樹栽培実習、水族館でのバックヤードツアー
- ・上野動物園での動物に関わる仕事についての講義
など時間割以外にもいろいろな授業や実習があります。
《飼育動物》
イヌ(ミニチュアシュナウザー・トイプードル・ヨークシャーテリア)、スローロリス、
コモンマーモセット、ミニブタ(ポットベリー系)、フェレット、ウサギ、モルモット、ハムスター類、ハツカネズミ、ラット、デグー、チンチラ、フクロモモンガ、ヨウム、キンカチョウ、コザクラインコ、アオクビアヒル、ウコッケイ、ニワトリ(アローカナ・採卵鶏)、チャボ、アルダブラゾウガメ、フトアゴヒゲトカゲ、ヒョウモントカゲモドキ、スジクビヒメニオイガメ、シロクチドロガメ、コーンスネーク、淡水魚・海水魚、クランウェルツノガエル など