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2024/03/28 校長室ブログ

卒業式と卒業生の進路状況

 

校長室ブログ        aa371c9dfc7b206ec37519da023cd15e4826f15a.jpgQR_insta.png



 このページでは全日制課程の生徒の活動や園芸高校の四季おりおりの様子をお伝えしてまいります

農業を仕事として考えるための講演会を実施しました

 3月19日に1・2年生を対象とした「東京から挑む農業への道」と題した講演会の設定に対して、一次産業に特化した支援企業として、データプラットフォーム事業と人材支援事業の2つを柱に、一次産業に関わるあらゆる課題解決に取り組んでおられるYUIME株式会社の代表取締役社長、取締役副社長ほか2名の皆さまに御来校いただき、講演をしていただきました。

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 前半で取締役より「農業の労働力支援と事業概要」と農業界の最新動向について、加えて人の話を聴く力=理解する力であることなども話をしていただきました。後半ではデータプラットフォーム事業本部の副本部長より「農業を仕事にする魅力(農業を始める・農家に就職する)」といったテーマでお話をしていただきました。講演後の質疑応答では生徒から積極的な質問が出ておりました。農業を仕事として考える上で必要な情報を得る有意義な機会となりました。

 

豊かな心を育む体験活動事業を行いました

 3月18日に、生徒が日々の学習や販売実習、各種発表会等で学んだ内容を他者に伝えるアウトプットの活動の充実に向け、話し方のプロであるTBSの4名のアナウンサーによる、相手に伝わる話し方に関する講演、相手に伝わる話し方についてグループ活動を交えた活動を行いました。また、3月21日には代表生徒が赤坂のTBSを訪問し、放送局での仕事内容やどのような事を重視した取り組みが行われているかを見聞させていただきました。さらに、地域交流の拠点としてBS放送センターの屋上で飼育しているミツバチプロジェクトの様子も見学させていただきました。

 

第76回卒業式を挙行し134名が卒業いたしました

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 3月12日、園芸科68名、食品科32名、動物科34名 合計134名の生徒が園芸高校から巣立っていきました。会場装飾で使用した草花やランはすべて園芸高校で栽培したものです。卒業生と卒業担任、御来賓、校長、副校長、経営企画室長、司会者が胸に着けたコサージュは園芸科2年生が制作しました。

 今回卒業した生徒の進路状況です。学校全体では進学が83%(四年制大学43%、短大・農業大学校4%、専門学校36%)、就職が13%でした。園芸科、食品科、動物科の学科ごとの進路状況はグラフのとおりです。進学者は、園芸科73%、食品科81%、動物科100%でした。進学希望者の進路決定率は100%、第1志望実現率は98.2%でした。就職希望者の進路決定率は100%、第1志望実現率も100%でした。

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ベトナムの歴史や文化を学ぶ講演会

 2月28日(水)にベトナムの歴史、文化、産業についての理解を深めることや7月に実施予定のベトナムスタディツアーに向けての意欲向上を図ることなどを目的として講演会を実施しました。講師として駐日ベトナム社会主義共和国大使館 一等書記官で労働部部長様にお越しいただき、ユーモアあふれる自己紹介に始まり、ベトナムの基本的な情報や農業、国民性、本校との連携など多岐に渡った講話をしていただきました。随行として労働部の三等書記官にも御来校いただきました。

 校長室へ御案内の際にはLife Field  with Flowers Project(LFP)プロジェクトの生徒5名が「Xin chào」のあいさつでお迎えし、生徒が制作したコサージュとLFPの活動を御紹介し、胸に着けていただきました。部長からベトナム語の発音の上手さを褒めていただきました。

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 今回の花材としては、ガーベラ(赤)、スプレーバラ(黄)、ミモザ(黄)、ゲイラックス(葉)、ツバキ(葉)を用い、込めた想いとして、「園芸高校に来てくださった歓迎の意を込めてコサージュを制作しました。
ガーベラの赤、スプレーバラとミモザの黄色の花からベトナムの国旗をイメージしました。コサージュのメインである赤いガーベラには「限りなき挑戦」という花言葉があります。今日の交流が今後も続くようにと願っています。また、このコサージュからお花の魅力が伝われば嬉しく思います。」と力強く生徒は説明してくれました。

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 御講演後には、生徒7名による御礼の歌として「Hello Vietnam」を演奏・歌唱させていただきました。御礼の言葉は生徒を代表して、生徒会長がベトナム語で話をしました。記念品として園芸高校のブランドジャムである「マーマレード」と校内で採蜜したハチミツをお渡ししました。講堂からお見送りする際には、「Xin cảm ơn」と感謝を伝えました。

  校内見学では徳川家光公遺愛の松や日米友好の100年ハナミズキなどを御覧いただきました。

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 農林水産省関東農政局 「みどり戦略学生チャレンジ」で準グランプリに選ばれました

  農林水産省が2021年5月に策定した政策方針である「みどりの食料システム戦略」を踏まえ、関東農政局管内9校17グループの学生たちが環境保全型農業などを実践する「みどり戦略学生チャレンジ」が2023年にスタートしました。園芸高校のソーラーシェアリング・プロジェクトチームの活動、「~「新しい農業」の発信で日本の農業を応援しよう!~」が栄えある準グランプリに選ばれました。

 (追加情報 3月15日には本校において、農林水産省関東農政局次長 様より賞状をいただきました。)

 外部リンク 関東農政局ホームページでの園芸高校活動ページ

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 2月21日(水)発行の日本農業新聞首都圏版でも紹介されました。

3学科(園芸科、食品科、動物科)合同の課題研究発表会が行われました

 各学科の3年生は1月に1・2年生の前で1年間の「課題研究」で取り組んだ内容を発表しました。その中で優秀な研究内容と発表であったと判断された6編の発表を2月14日に3学科の1・2年生に対して3年生が発表しました。また、特別研究プロジェクト2編も発表を行いました。指導講評として、日本獣医生命科学大学から3名の教授にお越しいただき、発表内容に関する講評や助言、研究の着眼点、大学での学び等についてお話をしていただきました。発表者には校長より表彰を行うとともに、同窓会より記念品があり、同窓会長より発表者に渡していただきました。

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 園芸科3年「マスカットオブアレキサンドリアの無核化により成長曲線に変化は生じるのか」

 園芸科3年「若年者ものづくり競技会における石張りの表現方法」

 食品科3年「園芸高校に生息する植物から健康かつ安全性の高い着色料の作成」

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 食品科3年「購買意欲向上を目指して カヌレードⓇ」

 動物科3年「イヌのトレーニング」

 動物科3年「園芸高校ブランドのはちみつを作る」

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 高大連携プロジェクト 園芸科3年 早稲田大学の研究室と連携した放線菌プロジェクト

 企業連携プロジェクト 食品科3年 東京都教育委員会の事業を活用した商品開発プロジェクトと商標登録まで

 

アメリカで農業を学ぶ学生・生徒の組織であるFFAとの交流会を行いました

 日本のFFJ(Future Farmers of Japan)はアメリカのFFA(Future Farmers of America)をモデルに作られました。日米の農業を学ぶ生徒・学生の交流は70年以上にわたり続けられてきました。全米FFAの組織を代表する学生役員(National FFA officers)6名とFFA CEO(最高経営責任者)など8名が園芸高校を1月30日に訪問し、園芸高校をはじめ東京都連盟各校のFFJメンバー(農業クラブ員)と交流会を行いました。

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 学校に到着後、校長室にて茶道部による一服の歓迎と園芸科生徒によるフラワーロスを減らすプロジェクト(Life Field  with Flowers Project)のメンバーが制作したコサージュを着けていただきました。視聴覚ホールで歓迎式典を開催し、日本学校農業クラブ連盟代表、園芸高校校長、東京都学校農業クラブ連盟会長(本校農業クラブ会長)があいさつをしました。その後は全米会長からのあいさつをしていただきました。全米役員6名の日本語を交えた自己紹介ののち、FFAの活動やアメリカの農業などについてのプレゼンがありました。FFJ側は園芸高校の学校紹介をプレゼンしました。プレゼンや校内の案内では事前に英語科の先生やJETの支援を受けながら準備し、立派に英語で説明することができました。(とても感心しました。)

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 交流会の時間ではスカベンジャーハント(Scavenger Hunt)の手法を使ってAからCの3グループに分かれて校内見学を行いました。主要なポイントとして、日米友好(親善)の100年ハナミズキ、日本庭園、徳川三代将軍家光公遺愛の五葉松を設定しました。交流後の閉会式ではFFJとFFAからのあいさつに続き、記念の盾と記念品の交換を行いました。記念撮影ののち、名残惜しい中でお別れして一行を乗せたバスをお見送りしました。

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フラワーロスを減らすプロジェクト(Life Field  with Flowers Project)について

 「花に満ち溢れた生活を」をキーワードに、フラワーロスをなくすためにお花の魅力を知ってもらうための生徒の活動です。フラワーロスとは、きれいな花が使われることなくさまざまな理由で廃棄されてしまうことです。フラワーの廃棄率は30から40%程度あると言われています。冠婚葬祭やイベント等できれいなお花が役目を果たすことなく捨てられてしまっています。

 私たちの活動は、廃棄されてしまう規格外の花を購入する→規格外の花を用いたアレンジメントの講習会→活動の発信→生花作品の販売 のサイクルを作ろうとしています。

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 今回の作品は、茎が短くて授業でアレンジメントに使えなかった、バラ、カーネーション、トルコキキョウを使用して卓上のフラワーリースを作製しました。「最近、肌寒い日々が続いていますね!このリースのコンセプトは、温かみのある色で一足先に春の訪れを感じさせる!」作品に仕上げました。

東京都教育委員会事業貢献企業等に関する表彰について

 本校生徒のインターンシップや東京都教育委員会の事業支援等で継続的に御支援をいただいております、株式会社ル・サントノーレ様(世田谷区)が都立学校の産業教育等に関する支援への貢献として、東京都教育委員会教育長より企業表彰を受けられました。生徒のインターンシップでは、菓子製造の補助業務や販売に向けた袋詰めや梱包作業等の経験をさせていただいているほか、新商品の開発への監修、新商品選定の審査員及び事後指導と講評、新商品の具体的な商品化に向けた支援などをしていただきました。御支援いただいた結果、都立高校としてはじめて東京都を商標権者として商標登録(カヌレードⓇ)をすることができました。

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安城農林高校とミツバチを介した交流を開始しました

 国内友好校の愛知県立安城農林高等学校と養蜂に関するオンライン交流を1月29日に実施しました。園芸高校からは動物科の3年生と2年生が参加しました。安城農林高校と園芸高校では校内で二ホンミツバチとセイヨウミツバチを飼育しています。昨年10月に安城農林高校を訪問した際に、校内のミツバチの状況を拝見して、共通の活動として取り組むことが決まりました。11月には安城農林高校の先生が園芸高校までお越しくださり、具体的な活動の展開について話し合いをしました。その中で、まずは生徒同士のオンライン交流から始めましょうとなり、この日に実現しました。

 両校の蜂群の状況やこれまでの活動に対するQ&A、安城農林高校の研究内容について話をしていただきました。今後は二ホンミツバチの蜂群の交換や安城農林高校からキンリョウヘンの提供などを受けながら二ホンミツバチを中心とした活動やIoT機器を活用したスマート養蜂に一緒に取り組んでいきます。次回は2月にオンライン交流を実施する予定です。

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     オンライン交流のようす  

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 安城農林高校の二ホンミツバチ    園芸高校のセイヨウミツバチ

 

スマート農業技術に関する講演会とドローンのデモフライトを実施しました

 園芸科と動物科の生徒を対象としたスマート農業技術に関する講演を農研機構職員の方からしていただきました。農業界ではデータで農業を担う人材教育が重要とされています。農業デジタル教育の最先端を本校が実践していることを、これまでの本校の取り組み事例をあげて生徒に説明していただきました。1年生の時に農業情報の活用及びICT等の基本を学んだ上で、農業情報ポータルサイトアプリの活用が有効であることも紹介していただきました。

 続いて、NTT e-Drone Technologyの方からドローン発達の歴史、農業用ドローンの活用事例や農業分野で活用が期待される事などを紹介していただきました。質疑応答では園芸科と動物科の生徒から積極的な質問が相次ぎました。

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 講演会後は園芸科の圃場へ移動し、NTT-Meのパイロットと補助者の方により、小型ながら高性能の4G・LTEに対応したAI搭載の最新型産業用ドローンを使って、マニュアル航行と自動航行のデモフライトを見せていただきました。ドローンを飛ばすことではなく、ドローンから得られるデータの活用が重要であることを話していただきました。

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「課題研究」での研究の進め方を学ぶ講演会を実施しました

 本校では3年生になると卒業研究にあたる科目「課題研究」において研究活動を行います。12月15日に2年生を対象として、研究機関での取組内容やその意義を知ることと、研究の進め方を学び、4月からの「課題研究」に活かすことを目的として実施しました。

 講師として東京都農林総合研究センターの研究企画室長と主任研究員のお二人から、(1)研究とは(研究の基本)、(2)失敗を恐れない、(3)考えてみよう(実験の計画)と題して、実際の研究事例に触れたり演習を行いながら今後の課題研究に活かすヒントを得ることができたと思います。

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令和5年度「大切な命を守る」全国中学・高校生作文コンクールで入賞しました

 東京都内の中学校・高等学校・中高一貫教育校25校から5586名の応募があった中で動物科2年生の作文が警察庁長官官房審議官(犯罪被害者等施策担当)賞に選ばれ、12月13日(水)に玉川警察署において校長と担任が同席のもとで、玉川警察署長より表彰状と記念品をいただきました。本校では毎年、「命の講話」を実施し、犯罪被害者の生のお声やお話をお聴きすることで命の大切さを学び、考える機会としております。

 

農業情報の活用に関する研修会を実施しました

 本校は11月から農研機構のクラウドサービスであるWAGRIのアカデミア割会員として登録しました。11月29日には農研機構のWAGRI推進室の職員の方に来校していただき、全日制と定時制の農業科教員が参加して研修会を行いました。研修の前半は農業情報の総合的なポータルアプリ「FarmChat」について、アプリ開発したソフトビル様と各種ICTサービスを提供しているファームアライアンス様にもオンラインで参加していただき、FarmChatの特徴や機能について具体的にアプリを操作しながら説明をしていただきました。

 FarmChatとWAGRIなどを結び付けて、気象情報はもとより、病害虫情報、農薬検索、匠のアドバイス機能など、実際の授業や栽培管理、収穫予測に活かせるポータルアプリとしての活用についても農研機構の方から解説をしていただきました。教員と生徒、教員間の情報共有ツールとしての活用も期待されます。

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ベトナムの友好校とオンライン交流を行いました

 本校はベトナムドンタップ省にある省立ドンタップ高等専門学校と友好校の締結を行っております。11月17日に生徒9名がドンタップ高専の学生とオンライン交流をしました。本校に配置されているJETにも交流を支援してもらいました。

 お互いの学校や言語、日常生活について、友好的な雰囲気で情報を共有しました。約1時間30分の濃密な交流の中で、生徒たちは異なる文化を理解し、グローバルな視野を広げる貴重な経験となりました。当日は多くの学生に加え、校長先生にも参加いただきました。校長先生は「学校のことを知れたり、園芸高校の生徒と話すことができてとても楽しかった。いつでも学校に来てください。園芸高校を歓迎します」と仰っていました。

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 園芸高校では令和6年7月に「ベトナム・スタディツアー」としてドンタップ省を少人数で訪問する準備を進めています。

 

TOKYOデジタルリーディング・ハイスクールの実践

 本校は令和4年度と5年度の2年間指定を受け、新しい農業のカタチとしてのスマート農業に取り組んでいます。11月に動物科、食品科、園芸科の授業において、センシング機器や動画カメラから得られた(得られる)データとICTを活用した授業が行われました。

 1 動物科1年生 科目「農業と情報」

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 動物科では9月に出産したミニチュア・シュナウザーのチロルの出産前後の動画カメラのクラウドデータを活用した授業「Webカメラ画像を活用した犬の分娩過程に関する行動解析」が行われました。犬の分娩兆候やその過程を事前学習した後に、この日の授業として、班ごとに設定した陣痛等の犬の分娩兆候について該当箇所の動画を選定しスライドに集約しました。授業の終わりでは班単位で発表を行いました。

 2 食品科1年生 科目「農業と環境」

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 園芸高校の食品科棟前にあるソメイヨシノの開花をデータから予想していこうという授業でした。本校で設置しているセンシング機器は用途に応じて容易に場所を移動させることができるのが特徴の1つです。2本あるソメイヨシノの間にセンサーを設置しています。桜の開花に関する法則で最も有名なのは、桜の開花600度や400度の法則です。実際には2月1日からの毎日の最高気温を足していき、累積が600度になったときに桜が開花するというもです。本校にセンサーが設置されてから3年目なので過去2年間と東京地方の気象庁データ等を活用しながら令和6年の開花予想を科学的な根拠を使いながら予想しました。また、2月1日からのデータを蓄積し、予想(仮説)に対して開花日がどうであったかを、計測するデータを使って今後検証していきます。

 3 園芸科1年生 科目「農業と情報」

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 「農業情報の分析と活用」という単元を参観しました。園芸科の畑や温室には各種のセンシング機器(センサー)が設置されています。みどりクラウドのデータをクラウド上からCSVファイルをダウンロードし、エクセルブック形式にて保存します。保存したデータをグラフ化(可視化)しました。校内のソーラーシェアリング圃場のデータと静岡県下田市にある本校の下田農場の平均気温を比較しました。次に、計測値、1時間平均、1日平均、1日の最高気温・最低気温、気温差を読み取りました。また、年間気温の変化を詳しく見るため、箱ひげ図を作成しました。得られたデータやグラフから、温室の気温と土壌温度、土壌温度と日射量の相関について仮説を立てたのちに、検証を行いました。

 

カヌレード®誕生の成果報告会が行われました

 11月17日(金)東京都庁の会議室において、令和4年度に東京都教育委員会の「社会の人材を活用した教育を実現するための授業支援」の指定校として、食品科2年生(当時)が商品開発に取り組んだ成果報告会が行われました。

 フランス菓子の「カヌレ」と園芸高校産の柑橘(かんきつ;夏みかんなど)を使って製造した本校ナンバー1のブランド品である「マーマレード」を使った「カヌレード」が誕生しました。令和5年度は食品科の商品開発チームに引き継がれ、改善と改良を加えてきました。「カヌレード®」は7月に東京都を商標権者としての商標登録が都立高校として初めて登録されました。報告会では食品科3年・2年生3名がチームを代表して、教育庁教育監、指導部長、高等学校教育指導課の皆さま、都立学校教育部高等学校教育課計画担当の皆さま、東京都産業教育振興会の皆さまへ活動報告をさせていただきました。

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令和5年度園芸展を開催いたしました

 11月11日(土)と12日(日)の2日間、4年ぶりの一般公開として園芸展を開催し、両日で4700人を超えるお客様に御来校いただきました。この場を借りて、厚く御礼申し上げます。「園芸祭」ではなくなぜ「園芸展」と称するのか? さかのぼる事、大正4(1920)年に新宿の百貨店において「園芸展覧会」としてスタートした起源がございます。日ごろの本校での学びや作品を「展」として発表する成果発表会の要素が強いのです。体験・体感できるクラスや学科、授業や部活動の展示など、体験も農業や各学科に関するクイズに挑戦いただいてから行うなど、園芸高校ならではの「園芸展」を開催することができました。また、秋咲のバラ園にも多くの皆様に足を運んでいただきました。

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 令和5年度園芸展。クラス発表 最優秀賞は、園芸科3年1組の「和」な教室でおみそしるを。でした。優秀賞は動物科3年のじゃ・JA・ジャングル冒険隊~再来~と定時制4年生の、苔魂 the Final 2nd でした。立て看板賞は動物科2年生でした。

 

第6回愛知県立安城農林高等学校との友好校交流

 愛知県立安城農林高等学校とは、安城農林高校の初代教頭を務められた熊谷 八十三先生が本校の初代校長を務めたご縁で、平成27年7月に友好校の締結を行い、隔年での相互交流などを実施してきております。第6回の交流事業は本校から10月28日・29日の2日間、代表生徒10名と引率者、PTA、同窓会の総勢20名で愛知県を訪問して実施されました。 

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 安城農林高校に到着すると吹奏楽によりFFJの歌で歓迎されました。

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 両校の学校紹介、自己紹介後、本校から記念品を贈呈しました。安城農林高校の生徒の皆さんの案内により、5グループに分かれて校内見学・農場見学を行いました。また、体験活動として竹とんぼを森林環境科の先生のご指導で作成し、グランドで飛行させました。

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 記念写真を入れる額の枠装飾、熊谷 八十三先生の石碑、過去の交流事業の記念写真も展示していただきました。

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 2日目は見学研修でした。不動産事業からの異業種参入でスマート農業による高糖度ミニトマトを栽培されている、刈谷市にある「でんでん村」を見学させていただきました。自動車のエアコン技術を応用し、ハウス内の温度や二酸化炭素濃度を均一に制御しているシステムに感心しました。次いで、岡崎市にあるカクキューの八丁味噌史料館を見学し、八丁味噌の歴史や製造法を学びました。

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 3か所目は名古屋市にある東山動植物園です。バックヤードツアーとして、実際にゾウが飼育されていた場所を環境教育解説員と飼育係員の方から解説をしていただき、ゾウの生態や動物園の重要な機能について学びました。生徒相互の交流はとても深まり、名残惜しく愛知県を後にしました。

 

SETAGAYAアロマフローラルウォーターが販売されました

地元企業の SeaAroma社様と協働して取り組んでいる「アロマフローラルウォーター」が二子玉川で開催されるキネコ国際映画祭のせたがや土産ブースにて販売されました。11月3日(金)・4日(土)・5日(日)の3日間 二子玉川公園 河川敷エリアのSeaAroma社様出展ブースです。アロマフローラルウォーターは「世田谷みやげ®」2024にも選ばれた商品です。原料となるバラの花びらやハーブ、かんきつ類など、園芸高校内で栽培している草花や果実から作られる100%天然のフローラルウォーターです。SETAGAYAブランドのフローラルウォーターにはいくつか香りの種類がございます。今回はユーカリやローズマリーも新商品として販売されました。また、女優の大沢逸美さんのブログで、都立園芸高校とSeaAroma社様とのコラボ商品記載をしていただきました。

外部リンク 世田谷みやげ®2024       アロマフローラルウォーターのご紹介ページはこちらです。

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 天然植物芳香成分100%です。天然植物の優しい香りで、季節ごとの香りがございます。有難いことに、「SETAGAYA Natsumikan」は完売になりました。

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 画像左から、「SETAGAYA」は季節のハーブ キーワードはリラックス・安眠です。次は「SETAGAYA Rose」でローズとジャスミンから抽出しています。キーワードは幸福感と癒しです。3番目は「SETAGAYA Eucalyptus」でユーカリを抽出しています。キーワードは殺菌・抗ウイルス・呼吸器です。一番右は「SETAGAYA Rosemary」です。ロースマリーから抽出しキーワードは血行促進やアンチエイジングです。

 

農研機構のWAGRIを活用した授業を展開します

農研機構(国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構)が運用している農業データ連携基盤(WAGRI)を園芸高校でも活用することになりました。

本校ではスマート農業技術を農業学習に積極的に取り入れております。本校で得られるセンシング機器からのセンサー等のデータに加え、WAGRIから提供されるデータ(気象データ、農薬データ、肥料データ、土壌データ、病害虫データなど)を活用して生産性の向上や高品質な農産物の生産などの実現に役立つものとして期待されています。また、生徒は科目「課題研究」などでの活用が見込まれます。11月下旬には教員向けの研修も実施する予定です。

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 本校で導入しているセンシング機器の一例です。

上野恩賜公園開園150周年 総合文化祭に参加しました

上野公園の開園150周年を記念して総合文化祭が10月19日(木)から22日(日)までの4日間竹の台広場で開催され、園芸高校は3日間生徒が参加しました。展示としては東京都立の農業系高等学校の紹介、ワークショップの体験として「苔玉づくり」、販売として園芸科、食品科、動物科の生徒が製造した実習生産品や農福連携として上町工房と協働して生産しているジャム類やバターピーナッツなどの販売、ステージでは生徒の活動発表を行いました。

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デパートの限定おせちの食材として提供されます

高島屋の「未来にやさしいおせち(関東地域お届け)」の食材の一部として園芸高校園芸科で栽培している大蔵大根が北海道帯広農業高校のにんじんを使った「紅白なます」として使われることになりました。多様な食の担い手や、環境を考えた食材で未来を応援とのコンセプトで次世代の作り手を目指す高校生、障がいのある方の積極的な雇用に取り組む企業と一緒に作り上げられます。

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 画像はイメージです。

 園芸科3年生、野菜部で育てた大蔵ダイコンが、おせちに加えて、高島屋の地下食料品売り場でも総菜として使われることになりました。①まつおか(日本橋店、玉川店)12/1から12/5ごろまで(大根が終わり次第終了)、②ゑびすDaikoku(日本橋店) 12/1から12/7ごろまで(大根が終わり次第終了)

 

チロルの子どもが産まれました

動物科で飼育している、ミニチュア・シュナウザーのチロルの子どもが3匹産まれました。画像は生後8日目です。

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出産前から出産後のチロルや子犬の様子は動画カメラによりモニタリングしています。動物科ではスマート農業の一環で「スマート畜産」として、加速度センサーと動画カメラをIoTとして活用しています。カメラの画像はクラウド上に保存され、生徒が自宅等からも視聴することが可能です。

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動物科3年生の科目「課題研究」でも動画カメラが使用されており、令和5年度の研究テーマ「カイコ飼育と動物性飼料の利用」、「インコ類の睡眠改善」、「モルモットの繁殖と馴致」でも生徒が活用しています。

「カヌレード®」の商標登録を行いました

令和4年度の教育庁指導部事業「社会の人材を活用した教育を実現するための授業支援研究指定校」での取り組みとして、企業のデザイナーと連携し、新たな商品開発やブランディングなどの実践的活動を行いました。

商品の開発・販売の視点を取り入れ、「世の中で売れるような商品は何か」、「園芸高校自慢のマーマレードを活用した新しい商品の開発」をテーマに食品科2年生(当時)が商品のコンセプトから商品の提案までを行い、園芸高校の静岡県下田農場産マーマレードを利用したフランス菓子「カヌレ」を商品開発し、「カヌレード®」として命名し、新商品として生まれました。園芸高校産のマーマレードはかんきつ特有の苦みがあり、控えめな甘さが特徴なので、ビターで上品な甘さが楽しめるカヌレとよくマッチしています。授業で商品開発したカヌレード®を食品科商品開発チームの生徒たちがさらに改良を重ねて現在の「カヌレード®」となりました。

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3月16日に特許庁に出願し、7月27日には晴れて、カヌレード®が特許庁長官により商標登録原簿に登録されました。都立の学校として学校自身が取得した初めての登録商標となりました。今回の商標登録を契機に、知的財産教育やスタートアップ教育にも一層力を入れてまいります。

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生徒役員・実行委員が農業クラブ関東大会を成功に導いてくれました

8月24日と25日に開催された、関東地区学校農業クラブ連盟大会令和5年度東京大会の運営を園芸高校生徒と教職員が担い、大会を成功させました。

1年以上前から大会事務局校として企画・立案を行い、関東ブロック内への実施要項提示、東京都学校農業クラブ連盟内での周知や実行委員会を重ね、大会を運営いたしました。大会役員会、プロジェクト発表会、意見発表会、大会式典を東京農業大学において、農業情報処理競技会を都立園芸高校にて実施しました。

大会の受付、来賓接待や案内、お弁当やお茶の配布と回収、大会式典の会場準備や大会の司会・進行など、事務局校生として多岐にわたる仕事をしっかりと達成することで、大会に参加した生徒や先生方へのホスピタリティと確実な運営を行うことができました。

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祝 優秀賞受賞

選手としては、プロジェクト発表会分野3類(ヒューマンサービス)園芸科3年生ほか9名の発表、発表題目「学びの発信で日本の農業を応援!」、意見発表会分野3類、動物科1年生、発表題目「あの頃の私に誇れる私―動物飼育を通して―」農業情報処理競技会に園芸科2年生が東京都代表として出場し、いずれも優秀賞を受賞しました。 学校としては定時制生徒もプロジェクト発表会に出場し、優秀賞を得ました。

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祝   第18回若年者ものづくり競技大会で銀賞を受賞しました

令和5年8月1日(火)と2日(水)の両日、静岡県のツインメッセ静岡を主会場に、職業能力開発施設や農業高校などで技能を習得中の若年者338名が、全15職種でものづくり技能を競う大会が開催され、園芸高校園芸科3年生が職種「造園」に東京都代表として出場し「銀賞」を受賞しました。

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 農業クラブ関東大会へ出場が決まりました

7月9日に開催された東京都学校農業クラブ連盟主催のプロジェクト発表会東京都大会に園芸高校から分野3類(ヒューマンサービス)に出場し、最優秀賞となりましたので、8月25日に東京農業大学を会場に実施される、プロジェクト発表会関東大会への出場を決めました。農業情報処理競技会に続く3競技目の出場決定です。また、本校定時制も分野1類(生産・流通・経営)に出場し、最優秀賞となりました。全日制と定時制両方の関東大会出場となります。

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 明日の農業コンテストで銅賞に入賞しました

公益財団法人セディア財団主催、第7回高校生が描く明日の農業コンテストに応募し、園芸科3年生と園芸科2年生の作品が「銅賞」に選ばれました。

園芸科3年生「情報発信による農業理解の向上~農業の魅力を多くの人にアピール~」

園芸科2年生「新たな技術で農業を変えていく!」

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 農業クラブ関東大会へ出場が決まりました

6月24日に開催された東京都学校農業クラブ連盟主催の農業情報処理競技会東京都大会に園芸高校から3名(動物科3年生、園芸科2年生、園芸科1年生)の生徒が学校代表として出場しました。園芸科2年生は優秀賞となり、8月25日に園芸高校を会場に実施される、農業情報処理競技会関東大会への出場を決めました。意見発表会に続く2人目の出場決定です。

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農作業事故をVRで体験する安全授業を実施しました

農作業事故は年間約7万件発生し、1日あたりでは約200件発生しています。今回、JA共済連様のご協力とご支援を得て、JA共済の地域貢献活動の一環として、6月21日に園芸科1年生を対象とした「農作業事故体験VR」のプログラムを実施しました。VR動画を共同で制作された農研機構の方にもご支援いただきました。

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 園芸高校では生産工程管理学習として、全校をあげてGAPに取り組んでおります。生徒や教職員の農業実習中や管理作業中の事故防止のため、事故の未然防止と安全に実習を行うための適切な知識や対処法を、VR教材を使い、「自分ごと」として学びました。日ごろの農業実習において危険やリスクを回避する行動につなげていきます。プログラムを参観した教員も体験を行い、最後は、代表生徒から謝辞を申し上げました。

 農作業安全授業の様子は、6月22日発行の日本農業新聞で掲載していただきました。また、JA農業協同組合新聞電子版でもご紹介いただきました。

 6月23日発行の東京新聞、6月27日発行の日刊 アグリ・サーチでも掲載いただきました。

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スマート農業の学習の一環としてスマートグラスを活用した授業を実施

園芸高校はTOKYOデジタルリーディングハイスクールの指定を受け、IoTやAIなどのスマート農業技術を農業学習に取り入れる教育活動を実践しております。今回は園芸科果樹分野におけるDX技術活用について、山梨大学大学院総合研究部工学域教授で、ブドウ栽培におけるAI技術の研究についての第一人者であられる茅 暁陽先生と助教、大学院生にお越しいただき、園芸科2年生を対象に授業をしていただきました。ブドウの摘粒作業を行う際、スマートグラスに装着しているカメラの映像から、作業中の房に含まれる粒数と摘果すべき粒を推定できるAI技術の活用を知ることを目的として実施しました。

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 講義では茅 先生から「AIとARによるブドウの摘粒作業支援」と題して、映像から粒数推定を行うAI技術として、ディープニューラルネットワークモデルにパラメータ推定アルゴリズムを組み合わせることで高精度で粒数を推定できるなどの仕組みをわかりやすく説明していただきました。また、今後の開発の方向性や可能性についても触れていただきました。

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 授業の2時間目はブドウ温室において、2台のスマートグラスを使用して、実際に摘粒の作業を体験しました。順番を待っている間、パソコンの画面上に表示された画面を見て、瞬時に山梨大学にあるコンピュータと蓄積された情報との交換が行われ、粒数や摘果すべき対象が表示されることに生徒は驚いていました。学校におけるブドウ栽培の学習では、粒数と摘粒の関係性が見える化されることで学習の深化が期待できる技術であることがよくわかりました。スマートフォン用のアプリが開発されたら本校でもぜひ利用したいと強く思いました。

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海外友好校(アメリカ)の生徒が短期留学で来校しました

6月19日から30日までの2週間の予定で、アメリカバージニア州にある海外友好校(アーリントン・キャリア・センター)の11年生(高校2年生相当)が短期留学として来校しました。食品科2年生のクラスを中心に授業や実習に参加しました。

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 農業クラブ関東大会へ出場が決まりました

6月10日に開催された東京都学校農業クラブ連盟主催の意見発表会東京都大会に園芸高校から3名の生徒が学校代表として出場しました。園芸科3年生は「情報開示による生産品のアピール」、動物科3年生は「小さな主人公」、動物科1年生は「学校飼育動物について」の発表題目で発表しました。この意見発表会は農業クラブ員(生徒)の身近な問題や将来の問題について抱負や意見を交換し、クラブ員の3大目標を高めるとともに、主体的に問題を解決する能力と態度を養うことを目的としています。

動物科1年生は分野Ⅲ類ヒューマンサービス「動植物や地域資源の活用に関する意見、地域の食文化や伝統文化の継承に関する意見」の分野で最優秀賞を得ましたので、8月25日に東京都で開催される関東大会への出場が決まりました。

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学校見学会を実施しました

3月28日に中学校1・2年生を対象とした学校見学会を行い、91組の御参加がありました。御来校ありがとうございました。

校長あいさつ・目指す学校像の紹介に続き、園芸科・食品科・動物科の概要を御紹介いたしました。

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続けて、生徒によるプロジェクト活動の実践報告をいたしました。「ソーラー・シェアリング・プロジェクト」と「ミツバチ・プロジェクト」のプレゼンテーションを行い、日ごろの学びを「アウトプット」する活動にもなりました。生徒の活動報告後は校内の施設見学をしていただきました。

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スマート農業に関する講演会を実施しました

3月20日に園芸科と動物科1・2年生を対象としたスマート農業講演会を行いました。

講師として、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構) 基盤技術研究本部 農業情報研究センター WAGRI推進室の営業・マーケティング総括責任者の方にお越しいただき御講演いただきました。

農業もDX化の時代がきました。農業でわからないことがスマホでわかる時代となってきました。講演ではスマート農業で未来の農業はどうなるのか、便利な農業データはどのようなものか。など、農業を効率化するデータ駆動型農業についてスライドを活用してわかりやすく解説していただきました。

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園芸高校では東京都教育委員会指定「TOKYOデジタルリーディングハイスクール」としてセンシング機器などのスマート農業技術を活用した新しい農業のカタチを研究しています。今後もセンシングで得られた農業に関するデータの活用などについて取り組んでいきます。

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3科合同の課題研究発表会を実施しました

2月15日に園芸科、食品科、動物科3年生が1年間かけて取り組んだ「課題研究」の中から特に優れた成果をあげた研究課題を1・2年生に発表することで、「課題研究」という授業に対する理解を深め、自らが取り組む時の参考にする。3学科でどのような研究が行われているのかを知る機会として実施しました。

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 代表発表を行った研究主題・学科は以下のとおりです。

・「最も効率的な除草方法」(園芸科)

・「冠婚葬祭どちらでも活用できるフラワーアレンジメントの制作」(園芸科)

・「植物の成長と音の関係性」(園芸科)

・「梅加工品の抗菌作用について」(食品科)

・「園芸高校に生息する植物の生理活性作用について」(食品科)

・「アクアポニックスの実現 ~金魚の感覚器官調査~」(動物科)

・「園芸ブランドのハチミツをつくる ~ミツバチの現状を伝える~」(動物科)

 また、特別発表として畜産ティーン育成プロジェクトに参加した動物科2年生から「新しい畜産のあり方」と題して研修報告がありました。

 発表に対する指導助言として、東京農業大学農学部デザイン農学科の先生にお越しいただき、今回の発表7編についての講評と今後課題研究や大学等で研究をする際に必要な視点についてお話をいただきました。優秀発表者の11名には校長から表彰状と同窓会長より副賞が授与されました。  

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動物科2年生の動物園実習

1月13日に動物科2年生が恩賜上野動物園にて3年ぶりに動物園実習を行いました。動物園職員の方から「動物園の概要」「飼育係の1日」「動物園で働くために」「動物園による保全」「動物園における動物の飼育管理」について講義を受けました。その後は、見学ノートを使って園内の見学研修を行いました。

 

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 生徒は動物園実習に参加することで大きな変容をみせます。生徒の見学ノートに記された感想をいくつか御紹介します。

 

・動物園実習で講義を受け、レポートでブリーディングローンについて調べることで、動物園は貴重な動物を見るだけの場所ではないことを学ぶことができた。今後、動物園に訪れた際は今までとは視点を変えて見てみようと思う。また、動物園が抱えている問題点は、園芸高校の動物で考えた時にも共通する点が見つかったので、来年の「課題研究」で取り組んで生かしていきたいと思う。

・1943年から動物園では猛獣処分が始まった。これは空襲で猛獣が逃げ出し、人に被害が出ることを防ぐためだ。こんな悲惨な出来事があったことにとても驚いた。そして、何も罪のない動物が処分されることはとても悔しく、申し訳ない気持ちでいっぱいになった。戦後しばらく経つと、パンダが来園し、施設や動物舎が完成するなど、凄まじい勢いで復興した。戦争の跡形もなく、綺麗に整備された今の上野動物園にはあのような悲しい出来事があったとは思えないが、昔起きた事実を忘れずに過ごしていきたい。

・動物に関わる仕事は地道なことが多いが、講師の方が仰っていたように急にプロフェッショナルになったりはしないため、一日一日を大切に物事に取り組んでいきたいと思った。

動物園で働く人は飼育員さんしか思い浮かばなかったが、裏で動物や園の運営を支えている人がいるのを知って、他の方面からでも動物園に関わることができるのだと将来の選択肢が増えたように感じた。また、動物園を見学して、動物が最大限活動できるような飼育環境作りと動物の紹介をするパネルや現在の動物の健康状態と飼育方法が書かれたポスターが貼られており、動物を飼育するだけではなく、その動物の野生下にある現状を伝え、来客に種の保存を行う必要性を伝えようとしているのがとても印象に残った。

私は将来農業系の職業に就こうと考えている。一見動物とは関係ないように思えるが、農地や里山を整備することで、そこに住んでいる昆虫や野生動物の住処や食料を保ち、種の保全に貢献することができると考えている。これからも、自分の生活を見直して動物を絶滅から守れるような選択をしていきたい。

・自分は将来動物園の飼育員になりたいと思っているため、作業を体験することができなくて残念だった。しかし、実際に働いている方の話を聞くことができるのはとても良い経験になった。自分では動物園や飼育員について調べて知っているつもりだったが、感染症の蔓延を予防するために入浴してから帰宅することやブリーディングローンなどについて初めて知ったことがあった。様々な仕事について話を聞くことで、改めて飼育員は動物と人とのよりよい共存のために働ける尊い仕事だと感じた。

・動物園で働くことを目指す人は、飼育員になりたい人も数多くいると思うが、飼育員のように表に出ることはなくても、裏方で動物たちの大量の飼料を管理したり、動物に関する知識を世に広めたり、野生の環境を再現したり、様々な人たちのおかげで飼育員は輝けるのだなと感じた。私はまだ将来就きたい職業は決まっていないが、例え自分の望む職業に就けなかったとしても必ずその仕事は誰かを支えていて、自分の成長を促すきっかけを与えてくれるものだと思うので、いつでも動物と自分の成長のために行動できる人になりたいと思った。

・表では分からない裏の動物園の背景が見えてとても貴重な体験ができた。園内には、大工さんなど想像していなかった事業部の方々がいて、多くの人たちの協力の上で成り立っていることを知った。また、飼育員にも課題が1つ1つあって、失敗と改善を繰り返しながら成功し、達成感ややりがいを感じていることを知れて、良い体験になった。私は、自分で課題を見つけ試行、失敗、改善と繰り返しながら学んでいくことが足らないところだと思ったので、今後は挑戦していきたい。

 

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JGAPの継続認証・追加認証を受けました

園芸高校では安全・安心な農業を客観的な外部評価基準に基づき取り組んでおります。これまでトマト、いちご(全日制園芸科)、きゅうり(定時制園芸科)でJAGP認証を受けておりましたが、今回あらたにブルーベリー(全日制園芸科)でも認証を取得しました。

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JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト2022

園芸高校動物科2年生が「真の持続型農業」とタイトルで作品を応募し、高校生の部24,048作品の中から7~10番目に相当する「審査員特別賞」を受賞しました。

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令和5年 新年のご挨拶を申し上げます

昨年中は園芸高校の教育活動に対する御理解と御協力をいただき、誠にありがとうございました。

令和5年も生徒の成長と園芸高校の発展のために教職員が力を合わせて取り組んでまいります。園芸高校への入学を希望している受検生の皆さん、受検をお待ちしています。

今年は卯年です。うさぎには跳ねる特徴があるため、景気が上向きに跳ねる、回復すると言われており、縁起の良い年として知られています。また。跳躍する姿から「飛躍」、「向上」を象徴するものとして親しまれてきました。他にも「植物の成長」という意味もあり、新しいことに挑戦するのに最適な年と言われています。園芸高校では「不易と流行」を大切にして、新しい園芸高校のカタチも模索していきたいと考えています。本年もよろしくお願いいたします。

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 卯年の主役、園芸高校動物科で飼育しているうさぎに登場してもらいました。動物科の生徒は1月4日から管理実習として当番の生徒が登校して飼育している動物たちの世話をしていました。うさぎの画像は動物科の先生に撮影してもらいました。

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深沢・等々力クリーン作戦2022を実施しました

都立園芸高校では19年前から、地域にある都立高校として、日ごろから地域の皆さまから御支援いただいたり、御協力をいただいている事に感謝をするとともに、地域を再発見する事などを目的として地域清掃(クリーン作戦)を実施してまいりました。12月20日に令和4年度の活動を行いました。空気は冷たかったものの、天気にも恵まれ、生徒たちは担当した区域に出かけ落ち葉などの清掃を行いました。クリーン作戦実施にあたっては、世田谷区の御協力をいただきました。

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友好校との交流事業を実施しました

都立園芸高校では国内に2校、海外に2校の友好校があり、交流活動を行っています。平成27年7月に愛知県立安城農林高等学校と友好校の締結を行い、相互訪問などの交流事業を行ってきました。コロナ禍で2年中止となり、今回3年ぶりに5回目となる直接交流を再開できました。12月17日は園芸高校において、18日は都内見学をとおした交流を行いました。安城農林高校から生徒さん、校長・教頭・担当の先生、同窓会会長と役員、PTA会長と役員で17名の方にお越しいただきました。

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 開会式での園芸高校 校長あいさつ     安城農林高校の学校紹介    園芸高校の学校紹介

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 園芸高校生徒による校内見学ガイド

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 園芸高校同窓会長による友好校の歴史に関する講演   浅草・仲見世から浅草寺   東京スカイツリー見学

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 天気にも恵まれ360度のパノラマを満喫できました。令和5年度は安城農林高校を訪問する予定となっています。

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 安城農林高校より名古屋の伝統工芸品である有松絞りのタペストリーをいただきました。視聴覚ホールに掲出いたしました。

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園芸高校生の海外派遣について

東京都教育委員会では、海外と東京の高校生同士の交流等を通して、異文化を理解し、多文化共生社会の実現に向けた意識を醸成するとともに、他者と協働して世界的な課題の解決に取り組む姿勢を育むため、今年度、新たに海外派遣事業に取り組んでいます。農業科の学びに関連した海外での取組や技術を視察し、自らの学びをよりよい社会づくりに結び付ける機会とするため、園芸高校から選ばれた3人は令和5年3月中旬に、農業コースとしてニュージーランドに派遣され、ホームステイをしながらスマート農業の現状を視察予定となっています。

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スマート農業に関する研修会に参加しました

12月2日(金)に東京都教育委員会主催の「スマート農業研修」が開催され、園芸高校から全日制14人、定時制1人の先生が参加し、スマート農業に関する研究の第一人者である、北海道大学大学院農学研究院の野口 伸 教授の講演を拝聴しました。

園芸高校はスマート農業に関する学習展開を積極的に行っています。今回の研修を今後の展開に活かしていきます。

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園芸展を開催しました

11月12日(土)と13日(日)の両日、令和4年度の園芸展を在校生保護者と中学校3年生とその保護者様(270名様あまり)までを公開対象として、全日制と定時制で合同開催しました。

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海外学校間交流推進校の活動(2) アメリカ・姉妹校との交流

平成30(2018)年11月にアメリカ合衆国バージニア州にある、アーリントン公立学校(Arlington Career Center 以下、ACCとします。)と姉妹校の協定を結びました。コロナ禍前は代表生徒によるACC訪問を2回実施し、Japan Dayにおける園芸高校のプレゼンなどを行いました。

令和3年度は園芸高校とACCの生徒がそれぞれに学校紹介動画を作成し、2回にわたり、YouTubeの限定公開による交流を行いました。8月26日から30日にかけて、アメリカ東海岸、首都 ワシントンD.C.に隣接するバージニア州アーリントンを訪問しました。ACCは、日本では専門高校は農業科、商業科、工業科などに分けられていますが、ACCでは学校として様々な専門科目が用意されています。大学に進学した際の単位認定など、提携大学の単位を在学中に取得できるなど、かなり複線的な教育課程が用意されています。Margaret Chung 校長先生も「非常にフレキシブルです。」とおっしゃっていました。

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 ACCの外観などです。本校の設置学科に関係する「食品」と「動物」に関する実習室を中心に見学しました。

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 Margaret Chung 校長とお会いし、ACCの教育について説明いただいた後、校内を案内していただきました。

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 学校中心にあるホール       教室の一例

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 カフェテリア           「調理技術と科学」の実習室

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             校外での活動用にフードトラックを所有しています。 「動物科学」 動物の飼育室

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 図書室というより図書コーナー    航空工学に関する授業や美容に関する授業もあります。

東京消防庁より感謝状をいただきました 

本校では防災に対する意識高揚を図り、有事の際に救護行動を主体的に行うことのできる救命法の技術習得を目指して毎年普通救命講習会を行っています。講習をとおして心肺蘇生やAED、異物除去、止血法など映像学習及び実技講習を継続的に毎年実施してしてきたことに対して、東京消防庁救急部長様より感謝状をいただきました。今後も「自助」「共助」の場面で主体的に行動できる園芸高校生を育成してまいります。

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第6回高校生が描く明日の農業コンテストで受賞しました

公益財団法人セディア財団主催の上記コンテストで2名の生徒が受賞しました。

このコンテストは、私たちの暮らしに欠かすことのできない「農業」は、どうすれば持続可能で発展的な産業になるのか。農業高校に通う生徒の皆さんの、日々の学びの中から「自分ならこうする!」と考えた農業に関するアイデアをまとめたレポートとして応募しました。

園芸科2年生 銀賞受賞 「ソーラーシェアリングが繋ぐ、露地栽培と施設園芸の両立」

動物科2年生 銅賞受賞 「真の持続型農業」

本校は応募者数に対して最終審査に残った作品数と最終的に受賞した数が優秀との事から「学校奨励賞」をいただきました。

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9月1日の始業式において、アグリマイスター顕彰、日本農業技術検定、色彩検定の合格者とともに全校生徒の前で表彰しました。

 

海外学校間交流推進校の活動(1) ベトナム・ドンタップ省との交流

本校は東京都教育委員会より海外学校間交流推進校に指定されています。(単年度指定の2年目)

平成30(2018)年11月にアメリカ合衆国バージニア州にある、アーリントン公立学校と姉妹校の協定を結びました。

平成29(2017)年2月に、ベトナム社会主義共和国ドンタップ省の人民委員会委員長(県知事に相当)が園芸高校を訪問し、園芸高校での教育方法をドンタップ省でも取り入れたい旨の希望が伝えられました。令和元年(2019)年7月に2回目の来校があり、その際にドンタップ省への訪問を要請されました。コロナ禍での渡航制限があり、訪問が実現していませんでしたが、ようやく可能性が出てきたため、8月8日から13日にかけてドンタップ省訪問を行いました。省都はカオライン市(Cao Lanh)、人口は160万人ほどです。

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ドンタップ省はベトナム南部のメコンデルタ地方にある省です。南部の経済都市ホーチミン市から154㎞の位置にあります。ベトナムには63の省(県に相当)があり、メコンデルタ地方には12の省があります。メコンデルタはメコン川河口の湿地帯でメコン川の洪水と共存してきた豊かな自然のもとで稲作が盛んにおこなわれています。上の地図の緑色の部分がドンタップ省です。

今回の訪問では現地で活動するNGOからの要望に基づき、日本の農業高校、農業教育と園芸高校の教育について1時間の講演を2日間で2回行いました。

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 会場となったドンタップ省立コミュニティー高専(3年制と2年制のコースがあり)では、農業水産科と技術工芸科があり園芸や食品加工を学んでいます。今後は、コミュニティー高専と連携協定を結び、両校の学生・生徒の交流を計画していきます。県知事、副知事にもお会いし、園芸高校との交流をぜひ進めて欲しいとおっしゃっていました。

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 園芸高校に比べると温室の規模や食品実習室の充実はまだこれからですが、付加価値の高い農産物の生産や衛生的で価値の高い食品の製造に力を入れていくという方針です。高専の校長先生との記念撮影を行いました。下の画像が水産加工実習室です。魚の養殖を行う大きなタンクがたくさんあります。

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 講演会に先立ち、高専の校長、副校長先生、ドンタップ省教育局、農業局、労働局の局長の皆様方と打ち合わせを行いました。今回のベトナム訪問に合わせ、ベトナム語の園芸高校案内を作成し、参加した生徒や先生方にお渡ししました。

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 NGOの協力により学校菜園が作られ技術指導が行われています。ドンタップ省では体験を重視した教育を行おうとしています。画像の右側は観賞用の木なのですが、たくさん鉢に入ったまま置かれています。どうして地植えしないのですかとお尋ねしたところ、かつては堤防がなくメコン川の洪水が繰り返されてきました。メコンデルタは洪水になると何か月も水が引かないので、大切な木を移動できるように鉢に入れきたとの事です。堤防により洪水が起きにくくなった今日もこの考え方が続けられています。

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 省庁舎でも同様に鉢植えされていました。ドンタップ省では作物の生産量を得るために大量の農薬等を使用してきて環境汚染や地力の低下が著しいため、環境保全型の有機農業への切り替えを省政府をあげて取り組もうとしています。有機農業に先進的に取り組んでいる農家グループの農場を2か所見学しました。魚の養殖も盛んです。

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メコン川の川幅はとても広いので対岸への移動はフェリーとなります。どこに行ってもたくさんのオートバイです。ちなみに50cc以下であれば16歳から乗れます。50cc以上は18歳からです。コミュニティー高専の広場にはオートバイ練習用のスペースがありました。

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ベトナムの国の花はハス(蓮)です。省都カオライン市のようすです。ドンタップ省のマスコットキャラクターは、「ベーセン(蓮ちゃんの意味)」でピンク色のハスの花をモチーフにしたもので、町の至るところにあります。コミュニティー高専の校長先生から大小2体のマスコット人形をお土産にいただきました。

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センシング機器を使ったスマート農業の展開

本校は東京都教育委員会より「TOKYOデジタルリーディングハイスクール事業(先端技術推進校・センシング機器等を活用する学校)」として指定を受けています。

農場や温室、学校(世田谷キャンパス)とは離れた場所にある2か所の農場などにセンシング機器(スマート農業ソリューション)を設置し、気象データや土壌に関するデータをクラウド上に集約し、そのデータを活用した授業に取り組んでいます。

とうきょうの情報教育【東京都教育委員会YouTube】に本校の活動とセンシング機器が紹介されています。

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「とうきょうの情報教育」でのTwitter情報発信もしていただいています。

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7月12日(火)東京都教育委員会  社会の人材を活用した教育を実現するための授業支援研究指定校 全校講演会を実施しました。

 政府は今年を「スタートアップ創出元年」と位置付け、アントレプレナーシップ(起業活動)への関心が高まっています。日本語では「起業家精神」と訳されることが多く、起業する人に特有の資質であると誤解されがちです。しかし、実際は、新しい事業を創造し、リスクに挑戦する姿勢であり、あらゆる職業で求められるもので、精神というよりは、「起業家的行動能力」と訳すことが、より基本概念に近いと言われる事に同感です。

 東京都教育委員会は、起業・創業学習を通して起業・創業への関心を高め、都立高校生等の起業家精神を醸成するとともに、起業に必要な知識やスキル等、新しい価値を創り出す力を育成するための取組のモデルを作るために指定校を定め、園芸高校でも取り組んでいます。

 生徒の社会や組織の課題を発見できる力、解決までの道のりを不確実性と向き合いながら解決する力を講師の「未来をより良くするパッケージデザインとは」の話を通して考える機会としました。

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                    生徒からは活発に質問が出ました。

 食品科では引き続き、園芸高校特産のマーマレードを通して、より良い未来を創るには何ができるだろうかを、マーマレードの再発見、商品名、デザインコンセプトなどのワークショップを実施しました。

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第16回若年者ものづくり競技大会「造園」職種 金メダリストインタビュー!

令和3年8月に愛媛県で開催された、若年者ものづくり競技大会の職種別競技(造園)に出場し、みごと栄えある金賞/厚生労働大臣賞を受賞した園芸科3年(当時2年生)の 並松 大惺 君のインタビューがYouTubeで公開されました。

https://youtu.be/Yv-pMA0ajm0

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校内意見発表会が開催されました。

5月9日(月)、令和4年度校内意見発表会が開催されました。意見発表会は日ごろの農業学習を通して学んだり考えたりしている身近な問題や将来の問題についての抱負や意見をまとめ、聴衆(生徒)に前で発表し、その内容や発表の仕方について7人の審査員による審査が行われました。意見発表会に取り組むことで、問題を解決する力、表現力、思考力および積極的な態度や自信を付けることができます。

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クラスの代表15名が以下の発表題目で発表を行いました。

 

学科・学年

  発 表 題 目

1

園芸科3年

観葉植物による効果の活用について

2

動物科3年

ミツバチを守りたい

3

動物科1年

持続可能な利用を地域全体で

4

園芸科2年

社会に適応した健康的な農業を実現するために

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園芸科1年

文化の中にある賢く生きるためのヒント

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食品科3年

食品ロスの要因について

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園芸科2年

大気汚染対策「マイ植樹帯制度」

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園芸科2年

ソーラーシェアリングが繋ぐ露地栽培と施設栽培の両立

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園芸科1年

日本の食生活の行方

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食品科1年

日本の食文化について

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動物科2年

地球の救世主

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動物科2年

真の持続型農業

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動物科3年

稲城市の名産物について

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園芸科3年

花に触れるきっかけづくりを

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食品科2年

外来種を活用する

 

祝 最優秀発表(3編) 東京都学校農業クラブ連盟意見発表会に園芸高校代表として出場

 ・動物科2年  真の持続型農業

 ・動物科2年  地球の救世主

 ・動物科3年  ミツバチを守りたい

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バラ園公開

5月7日(土)、2年ぶりにバラ園公開を行いました。感染拡大防止のため、保護者限定の事前申込制としました。天気が心配されましたが、朝には止み、バラ園プロジェクトの生徒たちがバラ園にて来園者への説明を行いながら、さまざまなバラの花や芳香、撮影を楽しんでいただきました。生徒にとっても日頃の学びをアウトプットするよい機会となりました。

園内の随所には、バラ園プロジェクトの生徒が作製した案内表示が置かれました。園芸高校のバラ園は創立80周年を記念して、本校の卒業生でMr.Roseとも呼ばれた育種家の鈴木 省三氏が作出や収集したバラの寄贈を受け、卒業生の協力を得て誕生しました。原種バラからモダンローズまでの主要な品種が系統的に植栽され、バラの品種改良の歴史が学べる日本で初めての理想的なバラ園として評価されています。

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ソーラーシェアリングのプロジェクトがスタートしました

園芸高校は東京都教育委員会より、TOKYOデジタルリーディングハイスクール(先端技術推進校・センシング機器等を活用する学校)の指定を令和4年度からの2年間で受けました。IoTのセンサーやデータを活用した農業教育、スマート農業技術を授業や課題解決型学習に活用する取り組みを今後展開していきます。

デジタルリーディングハイスクールの活動の一環として、ソーラーシェアリングに関するプロジェクト研究が園芸科と動物科の生徒を中心に活動が始まりました。

ソーラーシェアリングとは、農地に支柱等を立てて、その上部に設置した太陽光パネルを使って日射量を調節し、太陽光を農業生産と発電とで共有する取組をいいます。

営農を続けながら、農地の上部空間を有効活用することにより電気を得ることができますので、農業経営をサポートするというメリットがあり、農林水産省をはじめ自治体の支援が始まっています。

本校では民間団体と協働して、太陽光パネル下でのトウモロコシの栽培とセイヨウミツバチの利用、発電された電気を蓄電池に充電し虫よけや電気式の農業機械に利用するなど、日照量と生育の関係等について生徒が取組んでいきます。同時に環境配慮型の農業教育を進めていきます。

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祝 御入学

4月7日は天気に恵まれ、令和4年度全日制課程入学式を挙行し、144名の新入生が園芸高校生の仲間入りをしました。

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  入学許可                   校長式辞

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                  新入生代表挨拶

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令和4年度がスタートしました

明治41年の開校以来、明治―大正―昭和―平成―令和と歴史と伝統を積み重ねてまいりました都立園芸高校は114年目に入りました。令和4年度も教育目標、目指す生徒像の達成、生徒の進路希望実現などにしっかりと取り組んでまいります。よろしくお願いいたします。

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さまざまな教育活動を行いました

動物科2年生は動物園講義として、上野動物園の職員の方からオンラインで動物園の役割、動物飼育などについて講義を受けました。

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2年生は卒業生を囲む会で、本校を卒業した5人の先輩から卒業後の進路や大学、専門学校、会社等での様子や後輩へのアドバイスをしてもらいました。

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園芸科の1年生と2年生は「先端技術活用実証研究指定校」の取組みの一環として、スマート農業の実際(ローカル5Gを活用した遠隔営農支援や生産性を高める農業の事例として次世代施設園芸、農業分野におけるドローンの活用)の説明を受けました。また、スマートグラス(メガネのような形状で、メガネと同様に目の周辺に装着して使用するウェアラブルデバイスの1つ)の紹介や着装体験を行いました。

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全日制課程 第74回卒業式を行いました

 

3月11日(金)

感染対策、換気を十分に行いながら保護者1名の御臨席をいただき、135名の生徒に卒業証書を授与しました。

天気にも恵まれ、生徒はしっかりと卒業式に臨み、立派に園芸高校を卒業していきました。

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  卒業生入場            代表生徒へ卒業証書授与

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 校長式辞          前日の卒業式予行時に各種表彰を行いました。

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3科合同「課題研究発表会」が行われました

 

園芸科・食品科・動物科の3年生が「課題研究」に取り組み、先日の各学科での発表会で活動や発表が優秀と認められた7つの発表を下級生の前で発表を行いました。感染症対策のため、学年ごとに実施をしました。1年生向けは2月15日、2年生向けは16日に行いました。

発表題目は以下のとおりでした。

園芸科1 「野菜栽培における炭酸水の活用」

園芸科2 「様々な草花の延命方法の効果について」

園芸科3 「スミレ類の園芸品種と校内野生種の交配と校内野生種の調査」

食品科1 「野菜・果物の廃棄部位の有効性」

食品科2 「バラの花酵母を利用した化粧品開発」

動物科1 「プラスサイクルによる犬の行動解析」

動物科2 「セイヨウミツバチで園芸高校のブランドハチミツを作る」

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東京2020大会の選手村食材提供への感謝状

 

 園芸高校では令和3年7月・8月に開催された、東京2020オリンピック・パラリンピックの選手村の食材として、園芸科の生徒が栽培・管理・収穫したJGAP認証を受けたトマトを出荷しました。

 これらの活動について令和4年2月14日に小池 百合子東京都知事より感謝状をいただきました。

 2020大会の食材の調達基準にGAP認証を受けた野菜との規定があり、本校ではJGAP認証を受けた施設でしっかりとした工程管理を行い、安全で品質のよいトマトを出荷いたしました。 

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園芸高校の雪景色(園芸高校の四季)

1月6日は予想外の大雪となり、園芸高校のキャンパスではいつもとは違う雪景色を見ることができました。

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 正門              いちょう並木            西洋庭園

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西洋庭園            本校舎               本校舎

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日米友好のハナミズキ        バラ園

 

7日 一夜明けた快晴の雪景色

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いちょう並木           徳川三代将軍家光公遺愛の松     果樹園

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日本庭園

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新年のごあいさつ

 

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新春を迎え、謹んで年頭の御挨拶を申し上げます。

昨年は新型コロナウイルス感染症による影響を受ける中、園芸高校の教育活動に御理解と御協力を賜り、誠にありがとうございました。

ウイズコロナの時代、まだ先が見通せない状況ではありますが、感染拡大防止に十分注意しながら生徒の皆さんの活動を保障していきたいと考えております。

皆さまにおかれましては、本年も園芸高校への変わらぬ御支援と御指導、御鞭撻を賜りますよう、心からお願い申し上げます。

 

園芸高校の受検を予定している皆さんへ

園芸高校を選択していただき、ありがとうございます。どうか体調管理に万全を期して、受検当日を迎えられることを願っています。

     令和4年1月4日  東京都立園芸高等学校長  並川 直人

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民間企業と連携した実践的な探求活動の報告会

 

1030日に有楽町の交通会館で実施したマルシェでの活動の報告会が1223日に実施されました。今回は都立高校4校が株式会社東京交通会館様と連携した活動を行いました。

園芸高校は農芸高校と協働して取組んだ活動の成果と新たな気づきと課題について食品科2年生が報告を行いました。また、報告会の総合司会を園芸高校園芸科3年生が務めました。

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報告会当日は交通会館内のデジタルサイネージ(電子広告)に学校紹介などを掲出していただきました。

 

日本教育新聞 令和4年1月3日発行号に記事が掲載されました。

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正門から続く左右15本、合計30本のいちょう並木が黄葉のハイライトを迎えました。

大正元年(1912年)に生徒により植樹されたいちょう並木は園芸高校のシンボルとして不動の人気を誇ります。植樹から108年目となった今年も素晴らしい黄葉が見られました。

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  12月6日撮影

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12月8日撮影

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12月10日撮影

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スマート農業技術の研修に参加しました

東京都教育委員会指定「先端技術活用実証研究校」の活動として、11月19日にNTT中央研修センタを園芸科2年生3名、園芸科・動物科の教員4名、校長とで訪問しました。

農業用ドローンのデモンストレーションをNTT e-Drone Technology様により行っていただきました。農業用ドローンの開発や特徴を解説していただきながら、農薬の代わりに水をタンクに入れた状態での手動モードや自動モードのデモを見せていただきました。今後の農業分野をはじめとするドローン利用の可能性についても教えていただきました。その後、東京都産業労働局、東京都農林水産振興財団とNTT様で行っている、ローカル5Gを活用した遠隔での農作業支援の実証試験についてのプレゼンをNTTアグリテクノロジー様からしていただきました。最後は実際の試験ほ場のハウスを見学させていただき、4Kカメラやスマートグラス、遠隔操作走行型カメラ等を活用してハウス内の状況を高解像度の映像データでローカル5Gを介して伝送している様子を見せていただきました。高品質なトマトが栽培できている実際を知ることができました。生徒は3年生で取り組む「課題研究」の授業でのヒントを得たようです。

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 2021 園芸展を開催しました

新型コロナウイルス感染症対策のため、全日制・定時制の生徒のみでの開催としました。

今回の園芸展のテーマは、“keepNo密」”、“Let’s「農密」”でした。園芸展での様子の一部をご紹介します。園芸高校の文化祭(園芸展)は、日ごろの学習成果を発表し、体験・体感を重視した発表となっています。感染症対策を講じながら、ハーバリウム、ドライフラワー作り体験、苔のテラリウム体験、教室内に園芸高校の庭を表現、庭園の中でのリース作り体験、スタンプラリー、しおり作り、人気アニメに出てくる料理の再現、パウンドケーキの販売、食品科生産品の販売、動物とのふれあい体験、アニマルツアー、園芸水族館や各科の「課題研究」中間発表や部活動、同好会の展示、ハトの放鳥などが行われました。

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アメリカの姉妹校との交流活動

東京都教育委員会指定「海外学校間交流推進校」として、アメリカ合衆国バージニア州にある本校との姉妹校である、Arlington Career Center生徒との動画ムービーを作成しての交流がスタートしました。園芸高校側では、園芸科・食品科・動物科の24人の生徒が学校紹介や日頃の学校生活の様子を撮影・編集しました。11月2日には試写会を実施しました。

その後、双方でYouTubeURLを交換し視聴を通しての交流が行われています。

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  園芸高校での試写会のようすです。

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 Arlington Career Centerの紹介動画より

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2021年 全国農業高校収穫祭

11月6日・7日の2日間、大丸東京店12階レストランフロアで開催された、全国農業高校収穫祭に食品科が出店し、生徒が販売実習を行いました。今回はクッキーとオレンジマーマレードを出しましたが、クッキーは販売開始前からお問い合わせが多く、6日は開始後7分、7日は5分で完売となりました。マーマレードも早々と完売となり、お求めにお応えできない客様もいらしたのではないかと存じます。申し訳ございません。 関係した生徒は新たな気づきを得て、次の学習活動に生かしていけると思います。

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即売会には18校の農業系高校が参加しました。    販売中のようすです。       閉会式前のようすです。

 

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民間企業と連携した実践的な探求活動を行いました

令和3年1030日(土)、株式会社東京交通会館様との連携事業として、有楽町駅前にある交通会館マルシェにて、園芸科と食品科の生徒が感染症対策を講じながら販売実習を行いました。生徒が栽培や製造を行った生産品を販売することで、消費者がどのように商品を取り購買に至るのかを、接客やお客様とのコミュニケーションを通して、新たな気づきと販売実習によって得られた課題に対して、改善に向けた仮説を立て、取り組むことのできる実践的な活動です。当日は日本教育新聞とNHKによる取材があり、同日のNHK首都圏ニュース645で放送されました。

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 外部リンク NHK首都圏ニュース「都内の高校生が作った農産物や加工品 久々に販売実習

     

 また、1115日発行の日本教育新聞において、「企業と連携して商品を販売」とのタイトルで都立専門高校の実践的な探求活動として記事にしていただきました。

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生徒の国家資格・検定等の合格状況について(専門学習関係:中間報告)

園芸高校では授業で学んだことの客観的評価として資格取得を奨励しています。

【国家資格】

・フラワー装飾技能検定3級 16名合格(合格率100%)

・造園技能検定2級 7名合格(合格率100%)

・造園技能検定3級 7名合格(合格率100%)

【全国農業高等学校長協会】

・アグリマイスター顕彰  シルバー 20名認定

【全国農業会議所】

・日本農業技術検定3級120名(合格率85.7%)、2級9名    

 ※令和2年度は3級最優秀校でした。

【色彩検定協会】

・2級 2名合格

・3級 9名合格

【日本バイオ技術教育学会】

・バイオ技術者認定試験 初級14名合格

 

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地元企業様とコラボレーションしたフローラルウォーターが発売されました

 

園芸科の生徒が栽培や管理をしている草花や果実から抽出された世田谷産(園芸高校産)のフローラルウォーターが株式会社SeaAroma様とのコラボレーション企画によりできあがり、二子玉川の店舗(玉川高島屋の南館地下1階、「Ludique by Hanahiro」様)で限定販売されています。本校のバラ園で開花したバラの花、校内で栽培している柑橘の皮、バーブを剪定した枝や花などを原料として芳香蒸留水が作られました。このたび、「Setagaya Aroma Water」と名付けられました。 外部リンク  SeaAroma社サイト(News)

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 販売店様での陳列の様子です

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 販売の2店舗目として、HITOHACHI成城コルティ店様においても販売が行われております。

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 園芸高校バラ園です。原種のバラからモダン・ローズに至るまでの主要な品種(約170種類500株)が系統的に植栽されています。

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  生徒がバラの花がら摘みをしている様子 (画像はイメージです。)

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 バラ園プロジェクトとして活動している生徒もバラの花を摘みました。

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 校内や静岡県下田市にある園芸高校下田農場産の柑橘類も使われます。(画像はイメージです。)

 

園芸高校ではSDGsを行動基盤として地域貢献できる人材の育成を目指しており、今回の取組みもこの趣旨に合致するものです。

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祝 若年者ものづくり競技大会 金賞/厚生労働大臣賞受賞

 

 園芸科2年生が8月5日に愛媛県で開催された、若年者ものづくり競技大会の職種別競技(造園)に出場し、みごと栄えある金賞/厚生労働大臣賞を受賞しました。若年者ものづくり競技大会は、若年者のものづくり技能に対する意識を高め、若年者の技能習得の目標を付与するとともに、技能を競う場として設けられています。対象は企業に就職していない、高校等において技能を習得中の原則20歳以下の若者が対象となっています。

 

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     四ツ目垣作製                     縁石・敷石

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   石張り              競技に取り組む園芸科2年生

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  植栽                植栽・整地

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   完成した作品です。さすが金賞の仕上がりです。

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 金賞のメダルと厚生労働大臣賞の盾      賞状  9月1日に学校に届きました。

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 東京都学校農業クラブ連盟 意見発表会東京都予選が開催されました

6月12日(土)に意見発表会が開催されました。

本校からは3名が園芸高校代表として、自己の身近な問題や将来の問題について抱負や意見を審査員、聴衆の前で発表しました。

発表した分野と題目は次のとおりです。

分野1類 生産・流通・経営に関すること

 動物科3年「バガスの可能性」

 園芸科3年「食品ロスは若者から」

分野2類 開発・保全・創造に関すること

 食品科3年「食べ物を捨てない世界へ」

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 審査基準に基づく審査の結果

分野1類の動物科3年生が最優秀となり、8月に埼玉県で開催予定の関東大会への出場を決めました。 祝 農業クラブ関東大会出場

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先端技術活用実証研究が本格的に始まりました

IoTセンサーや動画カメラなどが本格稼働となりました。園芸科は校内6か所に加え、遠隔地農場である、玉川果樹園と静岡県にある下田農場にも設置しています。動物科は気象センサーと動画カメラを設置しています。
クラウド上にリアルタイムでデータが送られ、画像やデータを参照して、作物等の栽培管理や遠隔地農場の様子、獣害などの確認ができるようになりました。
今後は得られたデータを生徒が解析や考察を行い、データ活用に基づく農業学習の充実に活用していきます。

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  得られたデータがグラフ化されます

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  園芸科トマトハウス           玉川果樹園(実際は動画です)

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  下田農場   早朝と午前

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  下田農場の別カメラ  動物舎のカメラ 夜間の動物の動きを記録

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  IoTセンサーと動画カメラ

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基礎力診断テストの振り返りを行いました 5月26日(水)

1年生を対象に実施しました。本校卒業時の進路をイメージした時、どのような進路を実現しようとしても基礎学力、本校では基盤学力も大切にしています。外部講師による講演では、学習習慣と学力は密接な関係があること、今回の結果からの振り返りを行い、早い時期から進路について考えることの重要性などを話していただきました。毎学期の校長講話では生徒に「振り返りは自分を成長させる」と力説しています。また、1年生は、手帳の使い方の講演も聴き、手帳の活用と学習習慣の両輪で学習や学校生活を充実させることができるように考える機会を設けました。

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校内意見発表会が開催されました 5月12日(水)

意見発表会は、生徒にとって身近な課題や将来の抱負などをまずは原稿にまとめ、それを発表する競技会です。
審査に当たっては、内容の構成、発表の仕方・態度、発表を聴いている聴衆の理解が得られたかなどが審査されます。発表者12名はクラスの代表です。1年生をはじめ上級生も自分の考えや将来について原稿用紙に書きました。意見発表会に取り組むことによって、問題を解決する力、表現力、思考力及び積極的な態度や自信を付けることができます。感染症対策と分散登校期間のため、1年生は視聴覚ホールで直接発表を聴き、3年生は教室でのライブ中継、2年生は自宅学習日のため、後日視聴します。

 クラス代表と発表題目です。
1H1 江戸時代から学ぶ自然環境の守り方
3H1  食品ロスは若者から
2F    添加物による食生活の変化
3H2  住み続けたい環境を目指して、できること
3F    「もったいない」をテイクアウト
3A    バガスの可能性
1A    ヒナの生産と里親について考える
2A    排泄物で暮らしをまわす
2H1  農業生物の活用
1F    虫たちが助ける食の世界
2H2  大根の品種改良による新たなマーケット
1H2  植樹帯の活用によるポイ捨て削減と空気清浄化について

審査結果   校内最優秀の3名は東京都大会に出場します。

校内最優秀発表 3A、3F、3H1
校内優秀発表  3H2、1H2、1H1、2F

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新入生歓迎会が開催されました 4月16日(金)

感染症対策のため、1年生のみが視聴覚ホールで、園芸科、食品科、動物科の紹介、生徒会活動、部活動の紹介や説明を2・3年生より受けました。2・3年生は教室でのライブ中継により視聴しました。

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園芸高校在学中にしか経験や活動できないことがたくさんあります。自分の居場所を見つけ、授業や部活動、地域連携活動やその他の活動に積極的に取り組んでください。

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令和3年 東京都教育委員会の指定校について

1 地域連携リーディング校(令和元年度~令和3年度、3年指定の3年目)
  地域と共にある学校づくりの推進(※都立学校教育部)
・地域との連携・協働による学校運営の推進
 地元商店街、企業、NPO等とのネットワークである地域学校協働本部と連携・協働し、地域との連携・協働をブランドイメージとする「地域連携リーディング校」として、平成 29 年度から2年間のモデル事業に引き続き、園芸高等学校ほか2校が3年間の指定を受けています。

2 海外学校間交流推進校(令和3年度、初指定、単年度指定)(※指導部)
    ・平成 28 年度から姉妹校をはじめとする海外の学校との交流を進める学校を「姉妹校交流推進校」に指定(平成 30 年度からは「海外学校間交流推進校」として指定)し、交流活動に必要な支援を行ってきました。
 本校では百年ハナミズキを介した日米友好の交流を行ってきており、アメリカ合衆国バージニア州の姉妹校であるACC(アーリントン・キャリア・センター)との交流を柱に、ビデオレターやオンラインでの交流と相互訪問などを計画しています。ACC(アーリントン・キャリア・センター)の公式ツイッターはこちら(外部リンク)

3 先端技術活用実証研究校 (令和2年度から令和3年度、2年指定の2年目、本格実施)(※総務部)
・Society5.0時代における新たな指導方法の確立・展開に向け、教育における先端技術の活用の有効性を検証し、導入及び運用における課題の解決の方向性を検討することを目的として園芸高等学校ほか2校が指定されています。
本校ではスマート農業技術の授業への展開を中心に次のキーワードで取り組みます。
 園芸科……「データ活用による精密農業の実現」
 動物科……「動物の心や行動をAIで解析する」
 共 通……アナログでの記録からデジタルでの記録へ移行し、生徒と教員相互、生徒間のコミュニケーションツールとしての活用を試行します。

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 農林水産省の広報誌「aff(あふ)」で農業高校の特集が組まれています

農業高校について4回の連載となっています。1回目では、農業高校紹介の一部で園芸高校の盆栽(徳川家光公遺愛の五葉松)や日米友好のハナミズキについても紹介されています。

どんなことを学ぶ? 農業高校を知ろう」のページはこちらです。(外部リンク)

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 令和3年度第74回入学式を挙行しました 

 4月7日(水)に全日制課程では143名の新入生を迎えました。

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  入学許可             校長式辞

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  新入生代表挨拶

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下田農場でかんきつの収穫を行いました

 全日制では、1年生の夏休み(園芸科)、冬休み(動物科)、春休み(食品科)中にそれぞれ、静岡県下田市にある下田農場で宿泊実習を実施しています。令和2年度は感染症の影響ですべての宿泊実習が中止となってしまいました。本来、3月には食品科の生徒がかんきつの収穫実習を行い、その後マーマレード製造実習を行っています。生徒が実習に行けないため、食品科の先生方が3月26日と27日の二日間、収穫と農場管理を行いました。4月からの実習で園芸高校産のかんきつを使ったマーマレードになります。

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JGAPの追加認証を取得しました

 全日制園芸科では、食品安全・労働安全・環境保全・人権福祉など持続可能な農場経営への取り組みに関して、日本の標準的な農場にとって必要十分な内容を網羅した基準であるJGAP(Japan Good Agricultural Practice)の認証を令和2年4月14日にトマトで取得していました。このたび、イチゴでも令和3年3月18日に認証を受けました。また、今回定時制園芸科でもキュウリで認証を受けたことから、園芸高校では全日制と定時制園芸科がJGAP認証農場で栽培をすることになります。なお、園芸高校では全校をあげて「GAPする」に取り組んでいるため、全日制の食品科と動物科でもJGAPの理念や管理点に基づく取り組みを行っています。

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令和2年度卒業生の進路実績をご報告します

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 四年制大学38%、短大・農業大学校5%、専門学校34%と進学者が77%となりました。就職は18%と全体では2割を切りました。四年制大学進学者の第1志望校への実現率は96%、短大・農業大学校は100%、就職希望者の1社目での内定率は82%でした。進学希望者と就職希望者の進路決定率は100%となりました。

 園芸高校で学んだことを活かした(農業に関する分野はすそ野が広いです。)進学・就職者は100%となりました。園芸高校では生徒の学習への興味・関心を高め、検定や資格取得を奨励するとともに、1年生からの系統的・計画的な進路指導により、生徒の進路実現を図っています。

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 エフエム世田谷で本校のハナミズキについて放送されます

 園芸高校には105年前にアメリカから贈られたハナミズキがあります。リスナーからのリクエストでハナミズキについて知りたいとのことで、取材を受けました。
「世界に届け! 世田谷おもてなしプロジェクト」のコーナーで放送されます。放送は3月23日(火)午後12:30から12:59までの放送のうち、13分間くらいです。再放送は3月30日(火)の同時刻です。

     インターネットラジオでも聴くことができます。https://fmsetagaya.com/

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 学校紹介動画のご案内です(デジタルパンフレット) 外部リンクへ

You tube 受験応援さんだるちゃんねる 

0120【校舎潜入してみた!】都立園芸高等学校 動物科編が1月27日に公開されました。

https://www.youtube.com/watch?v=i_NTr43YYO0&list=PLHizpK8SBXUT5M-jdhCFbGFLzxFBxGxMg

(デジタルパンフレット)

http://books.panf.to/school/engei/html5.html#page=1

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0081【校舎潜入してみた!】都立園芸高等学校 園芸科編はこちらです。

https://www.youtube.com/watch?v=XFrJsq5bMyw

0049【校舎潜入してみた!】都立園芸高等学校 Part 1もあわせてごらんください。

https://www.youtube.com/watch?v=XPdcNnbIm0Y&list=PLHizpK8SBXUT5M-jdhCFbGFLzxFBxGxMg

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  令和2年度日本農業技術検定試験 3級最優秀団体に選ばれました

 令和2年12月に実施され、本校2年生が受検した、日本農業技術検定協会主催の日本農業技術検定3級において合格率が最上位であったため、最優秀団体として選考されました。

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    アグリマイスター顕彰制度において本校生徒が優良生徒に選ばれました

  全国農業高等学校長協会が農業系高校在学中に自主的・主体的な学習や競技会、資格取得等の積極的な取り組みを客観的に評価するために実施している「アグリマイスター顕彰制度」があります。認定は上位から「プラチナ」「ゴールド」「シルバー」の3段階があります。
本校では前期申請(令和2年7月)で園芸科、食品科、動物科の生徒がアグリマイスターに申請しました。
このたび、令和2年度の前期・後期申請の総合評価の委員会が開催され、動物科3年生女子が全国の農業系高校生のベスト30にあたる「優良生徒」に選ばれました。
なお、この女子生徒は国立大学法人への進学を実現しています。

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 生徒の学力向上のための校内研修会を実施しました

  令和2年度の学校経営計画の学習指導に関する項目で、「学習成果の客観的評価をもとに、全教職員が出席してコア課題を設定し、全日制全体で生徒の学習課題の解決に取り組み、学力を伸長させる」と掲げています。
2月4日に実施した校内研修会では、外部の診断テストの結果を踏まえ、生徒の学習に向かう姿勢や進路希望、学力の状況等を各学年、そして学科ごとの結果報告を受け、普通教科、農業科の枠を越えての生徒の実態把握や学力が伸長している生徒のターニングポイントがどこにあるのか、指導方法の改善など、学校全体で取り組んでいくための一歩となりました。今後も継続して研修を実施してまいります。

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   先端技術活用実証研究指定校の試行が始まりました

    2月3日よりスマート農業技術の農業教育への展開や応用を目指して取り組むための試行が始まりました。園芸科の畑には気象センサーを設置し、ネットワークのクラウド上に様々なデータを集約し、栽培計画や管理などに役立てていこうとするものです。センサー設置場所で生徒に解説するとともに授業で取り組む可能性について検証します。動物科ではイヌにウエアラブル端末を付けて、イヌの行動をデータ化して「見える化」したり、日々の飼育管理の記録、生徒と教員の双方向のコミュニケーションツールとしての活用などが想定されます。
 試行結果や生徒と教員へのアンケート結果をもとに、令和3年4月からの本格実施に向けた準備や検証の仮説立てなどに活かしていきます。

 

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     農場に設置したセンサー        データを閲覧するためのアプリの設定

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    イヌの活動量をデータで見える化します

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   気象センサーから得られたデータを活用して栽培管理に活かします

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 文部科学省教育課程課編集の「中等教育資料」に本校の盆栽に関する記事が掲載されました

 令和3年2月号に「復活!学校(うちの)お宝」のコーナーに「徳川三代将軍家光公遺愛の松」について執筆し、掲載されました。

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    令和2年度 課題研究発表会を行いました  

 動物科が1月20日に、園芸科が1月22日に実施しました。(食品科は2月9日に実施予定しました。)

 科目「課題研究」は園芸、食品、動物科や農業に関する課題を設定し、その課題の解決を図る学習を通して、専門的な知識と技術の深化、総合化を図るとともに、問題解決の能力や自発的、創造的な学習態度を育てることを目標としています。学習の主体は生徒であり、教員は生徒の自己理解を促進し、個々の生徒の学習方法等を尊重し支援する観点に立って指導をしています。年度当初には生徒自らが計画し、実施後は成果を自ら分析し、まとめ発表することが大切です。今回は発表活動として、要旨集にまとめるとともに、プレゼンテーションソフトを活用して研究の発表を行いました。

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 本来であれば、1・2年生を前にして3年生が発表しますが、感染症対策のため、残念ながら3年生のみ参加しての発表会となりました。

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 日本農業技術検定3級で優秀な成績を収めました 

  園芸高校では2年生全員が日本農業技術検定3級を受検します。

 日ごろ学んでいる園芸、食品、動物に関する各分野についての学習成果を客観的に評価することで、知識や定着度を確認することができます。
 今回、学校全体の合格率が95.6%となりました。全国平均は66.0%なので、生徒の頑張りによって、かなり良い結果が得られました。

 園芸高校は令和元年度に3級優秀団体に選ばれていますが、令和2年度もいけるのではないかと期待しています。

  日本農業技術検定とは (外部リンク)   https://www.nca.or.jp/support/general/kentei/gaiyou.html

 

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 産業教育振興中央会発行の「産業と教育」1月号で本校の実践を紹介しました

 タイトル「持続可能な社会を担う実践的な人材育成 ―循環型社会、環境に優しい社会の構築への挑戦―」

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 食品科2年生がHACCPに関する特別講義を受けました

  令和3年1月6日に外部講師を招いて、HACCPに関する学習を行いました。

  HACCPとはHazard Analysis and Critical Control Point のそれぞれの頭文字をとった略称で「危害要因分析重要管理点」と訳されています。

  HACCPによる衛生管理は、各原料の受入から製造、製品の出荷までのすべての工程において、食中毒などの健康被害を引き起こす可能性のある危害要因(ハザード)を科学的根拠に基づき管理する方法です。

  危害要因(ハザード)は生物的(病原微生物など)、化学的(残留農薬、抗生物質、洗浄剤・消毒剤等)、物理的(金属片、ガラス片等)に分けて、各工程もれなく取り上げ、これらを低減・除去するために必要な管理方法を定めます。

  食品科では日頃の実習をとおして、HACCPに対する正しい知識と、実践的なリスク管理や対応ができるように学んでいます。今回は専門家の講義を受けることで、工程管理をしっかりと行える人材育成を図ることを目的としています。

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  日本農業新聞で生徒の活動が紹介されました 

 特集 農と食のこれから 「二つの学校から」 前編 上・中・下の3回が1月4日から6日に掲載されました。

 新型コロナウイルス禍で生徒が科目「課題研究」で取り組んでいることを中心に執筆していただきました。

 前編(上) 「未来描く2・5%の視点 古代小麦を研究」 日本農業新聞のサイトへ

 前編(中) 「学歴よりも“学習歴” 無臭鶏卵に挑戦

 前編(下) 「大空に消えたミツバチ 失敗も成果 次に託す」 

 

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 謹んで新年のお祝を申しあげます

  昨年はなにかとお世話になりまして、ありがとうございました。

  本年も教育活動の充実、生徒の進路実現など、精一杯取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。

  また、感染症予防の一層の徹底を図ってまいります。

  みなさまのご健康とご多幸を心よりお祈りいたします。

    令和3年1月4日  東京都立園芸高等学校長  並川 直人  CNT-0028762_detail-01_s.jpg

 

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  東京都教育委員会  先端技術活用実証研究校に指定されました

 Society5.0時代における新たな指導方法の確立・展開に向け、教育における先端技術の活用の有効性を検証し、

 導入及び運用における課題の解決の方向性を検討することを目的として指定されました。

 指定期間:令和2年12月1日から令和4年3月31日まで

 主な取組内容:1 研究校におけるIoT等の先端技術の活用

        2 教育における先端技術の活用の効果の検証、導入及び運用における課題とその解決策についての検討 

  予定している具体的な取組み(キーワード)

  園芸科…データ活用による精密農業の実現

  動物科…動物の心や行動をAIで解析する 

   園芸高校ではスマート農業の技術を授業に取り入れる研究を進めていきます。

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 令和2年12月7日発行の毎日新聞でTOKIOのリーダー 城島 茂さんのコラム「出会いに感謝」で園芸高校でのお米作りについて触れていただきました。

 

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  いちょう並木の黄葉

 正門から100mに渡り続く30本いちょう並木は大正元年(1912)年に生徒によって植樹され、108年を経過しています。

 令和2年10月から12月にかけてみごとな黄葉を見せてくれました。

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園芸科3年生が育てた菊が校内に展示されています

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園芸科2年生が「総合実習」の授業で石材施工として「延段づくり」をおこないました

園芸科3年生 生徒作品の紹介です

園芸科3年生の科内選択「園芸デザイン」の授業で学んだことを生かした自主制作作品です。本来であれば11月開催の「園芸展」では作品を発表(アウトプット)する機会でしたが、感染症拡大の影響で「園芸展」が中止となりましたので、校内に展示しています。

保護者の皆さまを含め、生徒の作品を観賞する機会がございませんので校長室ブログで紹介いたします。

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国立教育政策研究所 実践研究協力校 研究授業を実施しました

10月22日(木)に令和2年度指定協力校として、指導教諭による「農業と環境」の研究授業と研究協議会を実施しました。

園芸科1年生の「農業と環境」 栽培環境とその管理 土の役割、「土の粒径の違いによる保水性の比較」の研究授業を行いました。

研究授業の参観は、国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部 教育課程調査官に来校いただき、2時間の授業と研究協議会での指導・助言をいただきました。

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世田谷区の広報「せたがや」10月1日発行号で園芸高校が紹介されました

この街の魅力的な風景に会いに行こう 世田谷区にある魅力ある風景として、「並木道を歩く」編で都立園芸高校の並木とみどり空間として紹介されました。

「敷地内には、多様な樹木が育てられており、明治41年の創立以降、40周年や60周年に合わせて庭園も整備されています。まとまった緑のある、地域の貴重な空間です。」と説明が加わっております。

(※現在は、新型コロナウイルス感染症予防のために、校内の公開を行っておりません。ご了解ください。)

 外部リンク 世田谷区ホームページへ

https://www.city.setagaya.lg.jp/static/oshirase20201001/p06_001.html


令和2年度版 園芸高校学校案内(デジタルパンフレット) 外部リンクへ

http://books.panf.to/school/engei/html5.html#page=1

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0081【校舎潜入してみた!】都立園芸高等学校 園芸科が 公開されました。

https://www.youtube.com/watch?v=XFrJsq5bMyw

既に公開されています、

0049【校舎潜入してみた!】都立園芸高等学校 Part 1もあわせてごらんください。

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農林水産大臣から激励状をいただきました

本校生徒も加盟してる日本学校農業クラブ連盟の全国大会が感染症拡大の影響で中止となりました。江藤 拓 農林水産大臣は、全国大会の中止を受け、全国の農業を学ぶ高校生を勇気づけ、激励したいとの趣旨から、激励状を出されました。文中には「若い皆さんが主体的な学習を続け、農業や食に関わる仕事を志し、たゆまぬ研鑽(けんさん)を重ねておられることを頼もしく思っております」「かけがえのない高校生活の中で仲間とともにしっかりと学び 様々な体験をされ 将来の農業を発展させる人材に成長されること そして我が国及び世界に貢献されることを期待します」とあります。

激励状は、農林水産省関東農政局地方参事官 東京支局長によりお届けいただきました。

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園芸科のGAP認証トマトが好評でした

東京都農林水産振興財団が東京都の農林水産業を紹介する「TOKYO GROWN」に都立の農業系高校8校で栽培したJGAP認証取得の農畜産物をプレゼントする企画が実施されました。園芸高校からは第2弾に園芸科の大玉トマトと加工用トマトを提供しました。

これまでのプレゼント企画よりも多くの5036件の応募があり、高校生が育てた、「安全・安心」な農産物への関心も高く、企画は好評であったとのことです。

 https://tokyogrown.jp/present/?id=849606(外部リンク)すでに本校園芸科が提供した、「東京都立高校のトマト食べ比べ&ナスのセット」企画は終了しています。


学校紹介

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0049【校舎潜入してみた!】都立園芸高等学校 Part 1が 掲載されました。

感染症の影響で中学生や保護者の皆さまに直接園芸高校をご覧いただく機会が設定できない状況です。今回の動画に続き、続編も続きますのでご覧ください。(外部リンク)

 https://www.youtube.com/watch?v=XPdcNnbIm0Y&list=PLHizpK8SBXUT5M-jdhCFbGFLzxFBxGxMg   


東京都立園芸高等学校 公式インスタグラムをはじめました

QR_insta.pnginstaimage.jpg園芸高校の魅力を発信していきます。

JGAP認証を取得しました

 全日制園芸科では、食品安全・労働安全・環境保全・人権福祉など持続可能な農場経営への取り組みに関して、日本の標準的な農場にとって必要十分な内容を網羅した基準であるJGAP(Japan Good Agricultural Practice)の認証を令和2年4月14日に取得しました。

 JGAPは2005年にスタートし、認証は青果物、穀物、茶の3つの分類ごとに行われ、本校は青果物(トマト)で認証農場となりました。

 GAPとは Good Agricultural Practiceの頭文字をとったもので、直訳すると「よい農業のやり方」となります。農林水産省では「農業生産工程管理」と呼んでいます。


令和元年度 第72回卒業式を挙行しました

 園芸科・食品科・動物科 合計134名の生徒が園芸高校を卒業しました。

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 在校生は臨時休業に入っているため、3年間通った生徒玄関、生徒玄関内の装飾をはじめ、卒業式会場までの装飾は全日制と定時制の先生方により準備されました。

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 卒業式会場にはコチョウランが正面に飾られ、園芸高校らしい会場で行うことができました。

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 卒業証書授与 各クラスの代表、計4名に卒業証書を授与しました。 校長式辞

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 送辞(動物科2年生)、答辞(動物科3年生)

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 式歌(「旅立ちの日に」)斉唱

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 卒業式終了後は、「百年の庭」でクラスごとや、思い思いに記念撮影をしていました。同窓会より卒業記念のお祝いのお菓子を頂戴しました。

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東京都教育委員会が作製した、都立専門高校紹介動画(Youtube)が公開されました。

撮影にあたり、「園芸系編」と「食品系編」では園芸高校生徒と先生がインタビューに応じています。

 「園芸系」編はこちらです。    「食品系」編はこちらです



令和元年度  日本農業技術検定試験 団体表彰をされました


 
園芸高校では日頃学習している内容の定着度を客観的に評価するために、日本農業技術検定を受験しています。このたび、実施団体である「農業技術検定協会」より、2級優秀団体賞、3級優秀団体賞の表彰をしていただきました。本校生徒が日頃の学習活動に熱心に取り組んだ成果と言えます。

 



令和元年度 「アグリマイスター顕彰制度」後期認定で認定者が出ました


 本校在学中に取得した、農業に関する資格・検定や英検や漢検など教養的な検定を含め、学習の成果を顕彰する「アグリマイスター顕彰制度」が全国農業高等学校長協会によって実施されています。評価の対象は検定や資格、学校農業クラブ活動、一般教養分野などです。
 アグリマイスター顕彰制度の区分により、称号は3段階となっており、このたび、後期認定として3年生7名が認定されました。最上位の「アグリマイスター・プラチナ」が1名、「ゴールド」が2名、「シルバー」が4名でした。「アグリマイスター」の称号を贈られる生徒は、全国の農業系高校生の1%程度で、たいへん価値のある称号となります。大学等でこのアグリマイスター称号授与者の評価の動きが広がってきています。

 



令和2年2月19日 三科合同課題研究発表会が行われました


 
これまで園芸科、食品科、動物科の学科ごとに課題研究発表会を実施しました。各学科の発表で特に優秀な発表となった7編の発表を三科合同の発表会として行いました。発表会のようすはこれまで画像でもお伝えしてきましたので、発表題目をご紹介します。
 園芸科 「ツツジ科菌根菌の培養と資材的活用」「通電栽培による植物の生育比較」「水分比較による野菜の生育調査」
 食品科 「キノコの培養とたんぱく質分解能の研究」「東京都で地産地消」
 動物科 「コモンマーモセット・スローロリスの飼育環境と飼料の改善」「ヒョウモントカゲモドキの嗜好調査と改善」
 優秀な研究をし、代表発表を行った13人の生徒には、校長より優秀研究賞の賞状を授与するとともに、同窓会より記念品が贈られました。
 講評として、同窓会長より7編の発表や課題研究に対して講評をしていただきました。



令和2年2月15日 親子野菜収穫体験を行いました


 
園芸高校野菜部の生徒と駒沢公園西口にお店を構える「Mr.FARMER駒沢店」が協働して「親子野菜収穫体験」を本校の野菜畑で実施しました。今回は「大蔵大根」「ハクサイ」「カブ」「水菜」「カリフラワー」の収穫を幼児・児童に体験していただきました。
 収穫後は、Mr.FARMER駒沢店にバスで移動し、園芸高校野菜部の生徒が育てた野菜を使ったランチを食べました。
 今回のランチメニューを紹介いたします。「園芸高校カブのスープ、さくさくちじみ菜を添えて」「園芸高校 聖護院大根のフリット」「園芸高校 八ツ頭とベーコンのペペロンチーノ スパゲッティーニ」ほかでした。

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  まずは園芸高校生とご対面、自己紹介です。  園芸高校生やがやさしく収穫をサポートしました

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  収穫体験のようすです



令和2年2月13日 三年生を送る会(三送会)が行われました


 
3月の卒業を前にして、1・2年生が3年生の感謝の気持ちを込めて「三送会 飛翔 ~夢に向かって一歩前進~」のタイトルで実施されました。1・2年生全8クラスの歌やダンス、劇など、趣向を凝らした企画が発表されました。部活動の発表では、軽音楽部、演劇部、吹奏楽部が発表し、最後にはスペシャル企画として、3学年担任団4人による演奏とトークが行われました。

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 体育祭の各団3年生応援団長によるくす玉割(ちょっとトラブル発生できれいに割れず)とアーチで3年生をお見送り



令和2年2月10日 食品科「課題研究発表会」


 
本校の3学科の最後となる「課題研究発表会」が行われました。食品科の学習に関する題材を切り口に、高校生の視点で研究に取り組みました。

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 「東京都産で地産地消」「キノコの培養とタンパク質分解能の研究」「天然香料の抽出と活用」「新感覚和菓子の製造」「中高生の食生活改善メニュー」など、全部で16編の発表が行われました。



令和2年2月8日  令和元年度 東京都教育委員会児童・生徒等表彰式


 
本校では平成16年から生徒が中心となって、三宅村、都立三宅高校、NPO、関係機関等のご支援をいただきながら、三宅島での緑化活動に取り組んできました。開始から15年が経過し、緑の回復も少しずつ進み、現地活動も一定の成果をあげることができました。このたび、これまでの活動を表彰基準(3)にある、環境美化活動等、地域における活動を継続的に実践した者の基準にて、表彰をしていただきました。2月8日に東京都庁第一本庁舎の大会議場で表彰式があり、令和元年度の三宅島緑化プロジェクトのリーダーである園芸科2年生が代表して、東京都教育委員会教育長より表彰状が授与されました。
 表彰内容は、「三宅島の現地緑化活動に携わり、地域や関係機関との継続的な交流を続け、成果を文化祭等で発表して外部に発信するなど、三宅島の緑化に貢献。」
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 表彰を受ける園芸科2年生

今回、225件の表彰団体・表彰者を代表して、本校生徒が受賞者代表の言葉を述べました。聞いていてその内容に感動しました。

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 三宅島での緑化活動に対して、2月1日に三宅島三宅村長の櫻田様より表彰状をいただきました。特定非営利活動法人園芸アグリセンターより感謝状をいただきました。



令和2年2月7日 花き部の生徒が寄せ植え第2弾を校長室に飾ってくれました


 
花き部の生徒が12月に寄せ植えをもってきてくれましたが、今回第2弾として「バレンタイン」をテーマにした寄せ植え作品を校長室にもってきて設置してくれました。デザインについて部員間でいろいろと検討し、仕上げたそうです。とても華やかな雰囲気に仕上がっていますね。ありがとうございました。
 「花き部」が活動の対象としている「花き」とは漢字では「花卉」となります。「花き」とは観賞用の植物全般を指す言葉です。見て楽しむ植物であれば「花き」に含まれます。

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令和2年1月30日 食品科3年調理類型生徒による「卒業創作」料理の披露がありました


 
食品科の調理類型で、東京誠心調理師専門学校とのダブルスクール制度により2年間、本校と専門学校での学びを両立させ、苦労の中にも大きな成長を遂げてきた生徒諸君7名による「卒業創作料理」の発表が行われ、日頃よりお世話になっている皆さま方をお迎えして実施されました。

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 まず最初に、料理人である生徒からあいさつと献立の紹介がありました。
 今回の献立を紹介いたします。


一、前菜   帆立貝とアボカドのカクテルサラダ、

ハムとパセリと苺のテリーヌ、胡麻豆腐、

山菜のお浸し、レバーペースト

一、貝料理  柚子釜焼き
一、肉料理  白葱の肉巻きビーフシチューがけ
一、食事   握り寿司、卵焼き、蛤の潮汁
一、デザート 洋菓子 ミロワール・カシス 洋梨のコンポート、

和菓子 花びら餅 三色団子

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 今回の卒業創作のテーマは「感謝」~おもてなしの心~ということでした。私(校長)は出張で生徒諸君の料理を頂戴することができませんでした。出席した副校長のコメントを紹介します。
 「受講生徒7名がコース料理を分担し、今まで学んだ知識や技術を存分に活かし創意工夫を凝らした大変すばらしい料理でした。味はもちろん盛り付けに至るまで大変すばらしかったです。料理の配膳やおもてなしの心がこもった料理をいただきました。外部の方々も大変感心されていました。今後の活躍にも期待しているとのお言葉もいただきました。」



令和2年1月22日 「課題研究発表会」を実施しました。


 
園芸科が21日、動物科が22日に「課題研究発表会」を行いました。「課題研究」という授業は、農業に関する課題を設定し、その課題の解決を図る学習として、園芸や動物など、日ごろ学んでいる専門的な知識と技術の深化、総合化を図るとともに、問題解決の能力や自発的、創造的な学習態度を育てることにあります。生徒は能動的ではなく、学習の主体者として、自ら問題点を見出し、課題(仮説)を設定し、PDCAを回しながら調査・研究活動に取り組み、最終的に「課題研究発表会」として学習成果を同級生や下級生、保護者等に発表することにあります。発表活動は本校で推進している「アウトプット」活動の最大の機会であり、発表者である生徒は課題の理解の深化、新たな課題への接続や提言、プレゼンテーション能力の育成などの機会になっています。それぞれの学科の特色を生かした題材で研究が行われていたのが印象的でした。3年生は素晴らしい発表でした。

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  園芸科 「課題研究発表会」の一シーンです。

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   動物科 「課題研究発表会」の一シーンです。
 なお、食品科の「課題研究発表会」は2月10日に開催されます。



令和2年1月22日 推薦に基づく選抜の願書出願日でした


 
令和2年度の推薦に基づく選抜の願書提出日でした。園芸高校への受検として願書を提出してくださった中学3年生の皆さん。ありがとうございます。検査日に向け体調を整え、検査に臨んでください。

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令和2年1月21日 園芸高校に関するコラムを執筆しました


 
農林中央金庫様が運営している「Agriweb」というメディアで「校長先生が想う、農業の未来」というコラムコーナーがあります。このたび、「持続な可能な社会を担うリーダーの育成」とのタイトルで園芸高校の紹介と学校農業クラブ活動について記事が掲載されています。(外部リンク)



令和2年1月18日 経済産業省「未来の教室」実証事業 成果発表会を実施しました


 
園芸高校では農業高校で取り組む未来の教室プログラム2019として、昨年9月より実証事業に取り組んできました。今回は「農業高校で取り組むスマート農業×STEAM学習プログラム」として、未来を見通しにくい時代を生きる子どもたち一人一人が、未来を創る当事者(チェンジメーカー)に育つ、新しい教育として経済産業省が提唱する「未来の教室」、その実証事業に参加した園芸高校生徒有志が、最新のスマート農業ソリューションの事例から課題の見つけ方や解決策の考え方を学ぶとともに、実際にロボットやセンサーを組み立て、動作の制御を学びました。
 今回は、生徒たちがこれまでに学んだことを生かして、役に立つ、面白い、自分たちで作ってみたいソリューションを発表しました。

成果発表会のようす

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左;開会あいさつ(園芸高校 校長)

右:北海道旭川農業高校も「ロボティクス」の研究に取り組み、ネットワーク(遠隔視聴)を介して発表

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左:ベジタリア株式会社社長によるスマート農業等に関する講義

右:園芸高校生による発表シーン

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発表に対してこれまでご指導をいただいた講師の皆様が評価と助言をしてくださいました。

<9月からの活動中のようすです>
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左:アイデア出し

右:自作ロボットの制作

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左:キットを使ってのセンター制作

右:センサーを温室に設置



1月15日 アメリカ National FFA(全米農業教育組織)の役員が来校しました


 
本校では学校農業クラブ(FFJ)活動に取り組んでいます。日本の農業クラブ組織のもととなるアメリカ合衆国のNational FFA Officer Teamが来校し、本校生徒と東京都連盟(農芸高校、農産高校、農業高校。瑞穂農芸高校)の生徒が歓迎式と交流会を行いました。

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左:歓迎の言葉を述べる 本校農業クラブ会長

右:参加者による自己紹介

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左:校内見学  百年ハナミズキ

右:日本文化体験 四ツ目垣づくり

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左:徳川三代将軍 家光公遺愛の五葉松 盆栽 へ案内

右:交流会の様子 和菓子の大福もちも体験していただきました

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左:記念品の交換

右:FFAからは園芸高校に記念の盾をいただきました

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校長室にて全米役員との記念撮影



東京都教育委員会 令和元年度児童・生徒等表彰の受賞が決まりました


 本校では平成16年から火山噴火で緑が失われた三宅島の緑化に取り組んできました。この活動は15年間にわたり続けられ、園芸高校生徒のプロジェクトチームを中心に関係機関等のご支援をいただきながら、5万本以上の苗木を三宅島に植栽してきました。
 東京都教育員会では、心豊かな児童・生徒等を育成することをねらいとして、善行や優れた活動を行った公立学校(園)に在学する幼児、児童及び生徒を表彰し、広くこれを顕彰しています。
 今回、園芸高校は 表彰基準(3)環境美化活動や福祉活動、伝統・文化の継承活動、奉仕活動、子供会等の基準により、「三宅島緑化プロジェクト」が団体として表彰されます。表彰式は2月8日(土)に実施されます。



令和2年1月11日 個別相談会を実施しました

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寒い中、お越しいただきまして、ありがとうございました。
 
 
個別相談会の予定は今後ございませんが、ご不明な点がありましたら、電話でお問い合わせください。



令和2年1月1日 新年のごあいさつ


 明けましておめでとうございます。
 皆さまには、健やかに新春を迎えられたことと、お慶び申し上げます。
 また、日ごろから園芸高校に対して温かいご支援・ご協力を賜り、心からお礼申し上げます。
 令和2年は干支の十二支では「子」です。さらに詳しく表現すれば「庚子(かのえ・ね)」です。
 古来、干支と暦と農業は深い関係がありました。植物の一生と考えると、新たな芽吹きと繁栄の始まり、つまりは、新しいことを始めるとうまくいく、大吉であると指し示しています。何より次の始まりに向けて新たなエネルギーを蓄えると年とも言えます。
 園芸高校は明治41(1908)年の創立から今年が112年目となります。園芸高校で培ってきた教育システムと新たな農業教育の創造をめざし、「不易と流行」をしっかりと見極め、今年も教職員一同、力を合わせて充実した教育活動に尽力してまいります。
 園芸高校への受検を予定している中学校3年生の皆さんには、最後の振り返りと確認、検査当日に万全の体調で臨むことができますことを祈念いたします。
 皆さまのご健康とご多幸をお祈りし、新年のごあいさつとさせていただきます。
    令和2年1月1日 東京都立園芸高等学校 校長 並川 直人

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12月20日 2学期終業式(表彰・友好校訪問報告)


 本校は夏季休業期間中に全生徒が共通して出校していますので、冬季休業期間の始期が早くなっています。20日に終業式を迎えました。校長講話のあと生徒表彰を行いました。漢字能力検定、実用英語検定、数学検定の教養系のほか、農業関連として、農業クラブ全国大会・東京都大会、FFJ検定上級、技能オリンピック、部活動関係ではバドミントン部の表彰を行いました。今学期も多くの生徒が検定や資格取得に取組み、成果をあげました。
 その後は、本校との友好校である、愛知県立安城農林高校に、第4回交流会として11月に訪問した報告を学校を代表して参加した10名の生徒による報告会が行われました。(下の画像です。)

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12月18日 深沢・等々力クリーン作戦2019を実施しました


 
本校の所在する世田谷区深沢周辺には多くの学校があります。本校を含む近隣の七校二園(高校2校、中学校2校、小学校3校、幼稚園2園で構成)では、地域を清掃しながら学校があるこの深沢や等々力の街をしっかりと見つめ、自分たちの街を自分たちの手できれいにすることなどを目的として、世田谷区のご協力をいただきながら実施をいたしました。この取り組みは平成16年に第1回を実施して以降、今回で16回目の実施となりました。

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担当区域に向けて清掃道具をもって校外に出ていきました

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学校外周、近隣の公園、緑道、等々力渓谷などの清掃を行いました

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東深沢小学校の3年生と園芸科2年1組はいっしょに清掃活動を行いました

12月20日に近隣にお住いの方からお手紙を頂戴しました。直接お礼を申し上げることができませんので、ブログにてご紹介とお礼を申し述べさせていただきます。
 緑道の清掃をしていた生徒をご覧になられたようでございまして、「清掃によって落ち葉がきれいになったことと、生徒たちの対応も感じよく、すがすがしく幸せな気分になった。」とお寄せいただきました。わざわざペンをとっていただき、ありがとうございました。



12月18日 花卉(かき)部の生徒がクリスマスをイメージした作品を制作


 花卉部の2年生と1年生がクリスマスをイメージした作品を校長室にもってきてくれました。さっそくテーブルに置かせていただいています。ありがとうございます。

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12月14日 いちょう並木の季節変化  春から秋へ、そして冬へ


 
本校の正門を入ると左右に14本、合計28本のいちょうの木があります。明治41年の開校当初に植樹され、樹齢は100年を越えます。本校の生徒を見守り続けているいちょうの春から秋への季節の移り変わりをご紹介します。

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4月9日の入学式の日に撮影しました。芽吹きはじめた頃です。


   000360286.jpg 7月のいちょう並木です。


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秋の深まりを感じてきました。 左:11月26日撮影、右:
12月4日撮影

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 12月9日です。だいぶ黄色に色づいてきました。

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  12月10日です。風でいちょうの葉が舞う量が増えてきました。

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 12月12日撮影   結果的には12日がいちばん、いちょうのジュータンがきれいでした。生徒たちも思い思いにスマホなどで撮影していました。地域の方や正門前を通り掛かった方々も感嘆の声をあげておられました。

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左:12月12日です。下校する生徒が踏みしめて歩きます。

右:12月14日撮影

 000362535.jpg 左:12月20日撮影、右:12月23日撮影



おまけ編 

 特別棟の3階から富士山を望めます。校舎のフレームを額縁に見立て、借景のように見ると夕暮れに風情がありました。

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12月14日 第2回 学校説明会を開催しました


 いよいよ入学者選抜の日が近づいてきました。第2回の学校説明会を本校にて開催し、入学者選抜や園芸高校での生活、進路指導の実績、各学科の特色をご説明申し上げました。また、個別相談も実施いたしました。

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  いちょうの葉が舞う中、黄色いじゅうたん歩いていただきました。   受付のようすです

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   説明会の会場(視聴覚ホール)のようすです



12月13日から15日 園芸高校コラボメニューが展開されます


 
園芸科の生徒が栽培した野菜を定期的に学校近くの「Mr.FARMER駒沢オリンピック公園店」に出荷しています。3日間の限定で、各日とも午前11時から、冬野菜をたっぷり使ったスペシャルメニュー「ENGEI 冬Vege Special」が提供されます。スペシャルメニューは数に限りがありますので。売り切れ次第終了となります。詳細はお店にご確認ください。 外部リンク 「Mr.FARMER駒沢オリンピック公園店

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出荷する冬野菜(イメージ)



11月26日 アメリカの姉妹校の生徒が来校しました


 アメリカ合衆国バージニア州にあるアーリントン・キャリア・センターとは姉妹校の関係にあります。この日は家族とともに来日中の生徒が本校を訪れてくれました。校長室にてあいさつや懇談をしたのち、校内の見学をしてもらいました。今年の3月にアメリカを訪問した2年生と先生も同席しました。

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令和元年11月21日 東京都教育委員会 教育長が来校されました


 
東京都教育委員会の藤田教育長が園芸高校に来校されました。校長より学校の概要をご説明ののち、校内をご案内しました。また、園芸科、動物科、食品科の生徒実習中のようすもご覧いただきました。生徒が目的意識をもって意欲的に学習に取り組んでいる姿に感心したとのコメントをいただきました。

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左:校長室に展示してある生徒作品のご紹介

右:百年ハナミズキのご紹介

 000356753.jpg左:動物科での学習についてご紹介

右:食品科の実習では生徒に声を掛けていただきました



令和元年11月9日・10日 園芸展を開催いたしました。

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11月9日と10日は園芸展を開催いたしましたところ、地域の皆さまをはじめ、中学生や卒業生など、多くの皆さま方にお越しいただきました。今年の園芸展のテーマは「ボタニカル・ラプソディ」でした。日ごろ生徒が学習している成果を「アウトプット」する最大の機会となりました。体験型の催しが多いのは園芸展ならではのものと思います。両日にお越しいただきまして、誠にありがとうございました。

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左:最優秀賞 3年食品科「くまさんのポットパイ」

右:優秀賞 3年園芸科1組「高校生が本気の庭園作ってみた」

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園芸高校のクラス展はほとんどが「体験型」です。お楽しみと少し勉強になります。

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舞台発表  左:演劇部、右:吹奏楽部

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授業の中で取り組み・仕立てた 菊の展示

 000353110.jpg左:3年動物科 「カナシックパーク」

右:動物科の展示 科紹介と生徒「課題研究」報告など

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食品科販売  開会前から多くの皆さまにお並びいただきました。

 000353114.jpg園芸科販売  草花・果樹・盆栽などを販売いたしました。

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左:秋のバラ園公開

右:生徒作品展示(美術・書道の授業作品)

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左:食品科展示

右:2年動物科「ふれあい動物スタンプラリー」

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立て看板賞 左:1位 動物科2年、右:2位 動物科3年



11月9日・10日 全国農業高校収穫祭に出展しました


 園芸展と同日開催の2019全国農業高校収穫祭が、東京駅の大丸東京店12階レストラン街で開催されました。食品科のプレミアム商品の販売をお求めいただきありがとうございました。

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 園芸高校から出品・販売する商品はつぎのものとなります。
 
「ミニクグロフ」 「ミニショコラクグロフ」
使用しているマーマレードは、本校の静岡県の下田農場で栽培された柑橘を、生徒が1つ1つ手に取り収穫、加工したものです。伊豆の日光をいっぱいに浴び、潮風に育まれた柑橘の、甘酸っぱい味と香りをお楽しみください。
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★premium ポイント★
プレーンは国産の小麦粉を使用し、柑橘の味や香りを楽しんでいただくために洋酒で香りづけをし、大人向けの仕上がりに。
ショコラはフランス産小麦粉を使用、ココア生地にはスイートチョコレートを加え、さらに上掛けのチョコレートはビターチョコレートを使用し、チョコレートと柑橘の組み合わせを楽しめる仕上がりになっています。

「園芸あんぱん~橙~」
日本菓子専門学校に本校のマーマレードを使用した白餡の製造を依頼しました。
生地には柑橘の皮(粉末)を練り込み、柑橘感UP。マーマレード餡を柑橘の香る生地で包み焼き上げる。仕上げに校章の焼印が押されています。
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「夏柑ソース」
原料の柑橘は本校の下田農場で栽培し、生徒が3月の宿泊実習で収穫しました。『夏柑ソース』は1つ1つ手で皮をむき、果汁と果肉、砂糖のみで製造したものです。ホットケーキやヨーグルトに合わせるのはもちろん、肉料理のソースとしても美味しいです!

「トマトケチャップ」
園芸科とのコラボ商品。原料トマトは東京都GAP認証トマトとイタリアントマトの2品種を使用。揚げたての皮つきフライドポテトにつけて食べるのが1番おいしい!トマトの味がしっかりしているので、ピザソースの代わりにもなります。
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11月2日 横浜市港北区長より感謝状を頂戴いたしました


 横浜市港北区は本年、区制80年を迎えられました。1912年東京から米国ワシントンに日米友好・親善のために3000本の桜が送られました。桜の植樹に貢献されたのが、エリザ・R・シドモアさんです。港北区では、2107年に全国都市緑化よこはまフェアを開催された際に、横浜山手外国人墓地に眠るシモドアさんの墓碑のかたわらにある桜から接ぎ木を育てた桜の苗木を大倉山公園に植樹しました。
 1912年に桜を送った返礼に、1915年に米国から送られた40本のハナミズキの原木で現存しているのが、本校の1本のハナミズキです。港北区の木は「ハナミズキ」とうかがっています。今回、本校ハナミズキから接ぎ木により育てられた苗木が港北区制80周年を記念して植樹されました。ハナミズキ植樹式にあたり、港北区長様より2本のハナミズキの苗木をお贈りしたことに対して感謝状を頂戴いたしました。本校からは定時制副校長が出席させていただき、記念植樹にかかわらせていただきました。

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10月28日 日本経済新聞に動物科生徒の活動が掲載されました 


 10月14日、21日、28日の月曜日に、教育欄の「学ぶ 磨く 育つ」の「きわめる」というコーナーで(上・中・下)3回連続で掲載されました。1回目(上)では、校内で飼育している犬の歯磨きのこと、2回目(中)では、昆虫の標本制作の授業のようす、3回目(下)では、校内で飼っているハトと動物管理について、インタビュー等により記事になった内容が掲載されました。 外部リンク 日本経済新聞社「きわめる」のページ



10月19日 第1回学校説明会を開催しました


 午前中は授業公開をいたしまして、午後は学校説明会を開催いたしました。校長あいさつ、入試と教育課程について、学校生活について、各科(園芸科・食品科・動物科)の紹介、進路指導についてご説明をいたしました。全体会終了後は施設見学と個別相談も行いました。
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 学校説明会に先立ち、視聴覚ホール横の食品科棟で「マルシェ」を開催いたしました。今回は、食品科の「逸品」と言える、園芸高校の園芸科の
「東京都GAP認証農場」で栽培されたトマトを使用した、園芸科と食品科のコラボレーション商品として、園芸高校プレミアムチーム製造の「トマトケチャップ」と、静岡県下田市にある園芸高校下田農場産の夏柑を使った「夏柑ソース」を販売いたしました。

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 また、「園芸高校マルシェ」では、15年間にわたり、都立三宅高校と「三宅島緑化プロジェクト」で培ってきた「友好校」の関係から、今回、三宅高校の「三高茶」を販売させていただきました。三宅島でのお茶の栽培の歴史は古く、製茶工場も以前はありました。噴火災害ののち、都立三宅高校で栽培と加工が再開され、三宅高校の名を付した「三高茶」が復活しました。今回販売させていただいた「三高茶」は令和元年産上級煎茶です。

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左:「三高茶」のパッケージ

右:三宅島緑化プロジェクトの紹介パネル



令和元年9月21日 経済産業省「未来の教室」プログラムガイダンスを実施しました


 各分野の専門家のお力を借りながら、身近な課題を見つけて解決策を考える「未来の教室」が園芸高校で始まりました。園芸高校生51名が、「未来の教室」って何、「STEAMとは」、平成30年度に実施した農業系6校のプログラムの様子をセンサー専門家とロボット専門家から話を伺い、アイガモロボットの専門家からは「アイガモロボット」開発秘話を興味深く聴き、そして課題の見つけ方、解決策の考え方を体験するワークショップを行いました。
 今後10月から11月にかけては、スマート農業を題材にした課題発見と解決策発案方法の練習、11月から12月にかけては、センサー制作&プログラミング実習またはロボット制作実習、1月には自分たちの考える課題解決策をアピールする「アイデアソン」を実施する予定で進められる予定です。

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左:開催あいさつ(校長)

右:「アイデアを形にしよう!」ニューヨークとのテレビ会議

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左:ロボット専門家・センサー専門家のお話

右:アイガモロボット開発ヒストリー

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左:アイデア出しの方法を学ぶワークショップ

右:すごく斬新なアイデアが続出しました

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    アイガモロボットの実演



9月21日 令和元年度 体験入学を行いました


 午前中は授業公開、午後は体験入学を行いました。動物科につきましては応募多数により体験できない中学3年生も多く出てしまいました。申し訳ありませんでした。11月9日と10日には園芸展(文化祭)を開催します。ぜひお越しください。

  

    校長あいさつと概要の説明          動物科体験「イヌの手入れ」

  

   動物科体験「動物の管理」           動物科体験「トンボの標本作り」

  

   園芸科体験「花の鉢上げ」          園芸科体験「フラワーデザイン」

 
 

  
 食品科体験「マドレーヌ作り」        食品科体験「塩皿作り」



令和元年9月19日 食品科3年「栄養と調理」生徒調理作品


 3年生が調理作品を届けてくれました。画像左は「リングイネ 漁師風」の名付けたパスタです。画像右は、細巻きずしです。毎回、調理して届けてくれる生徒は、私の前で作品の説明や、どこに大切にして作ったのかなどをお尋ねします。生徒諸君は毎回、わかりやすく、かつ素材の特性を生かした調理法などを説明してくれます。作品の評価を頼まれているので、毎回真剣に食べてコメントしています。

  



令和元年9月17日 東京消防庁玉川消防署長より感謝状をいただきました


 9月9日の「救急の日」にあたり、本校が応急救護の重要性を深く理解し、積極的に救命講習を受講するなど、応急救護技術の取得と向上に多大な貢献をしたとの理由です。生徒・教職員を代表して、校長室で受け取らせていただきました。本来は9月9日の「救急の日」にいただく予定でしたが、台風15号の影響で延期となっていました。

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9月10日 食品科 企業との連携実習


 食品科では大学・専門学校等との連携に加え、企業との連携を行っております。この日は本校食品化学科の卒業生で、「アンディカフェ目黒本店」のグラン-シェフにお越しいただき、「ふわとろオムライス」のご指導をいただきました。おいしく頂戴しました。

  



令和元年9月4日 防災訓練及び救命講習を実施しました


 9月1日を含む1週間が「防災週間」とされています。この日は、東京消防庁玉川消防署のご指導のもと、関係機関や地域団体との協力により、生徒の防災に対する意識を高揚させるとともに、地震等の災害時における防護・救護・消火などの行動が的確に行えるようにすることを目的として実施しました。2年生は普通救命講習、1・3年生は、D級ポンプ放水訓練、防災に関するDVD視聴と講話、煙中体験、起震車体験、初期消火訓練、VR車体験を行いました。
 今回は玉川消防署のご尽力により、VR防災体験車の訓練も実施させていただきました。このVR車は、最新のバーチャルリアリティ技術を活用した、これまでにない臨場感あふれる防災訓練ができます。360度の立体映像と揺れ・風圧・熱などの演出による、地震・火災・風水害等の疑似体験ができます。時間の関係で体験できた生徒は一部ではありましたが、ヘッドマウントディスプレイを付けた訓練のリアリティさはとてもよい訓練になったと生徒が言っておりました。



9月2日 始業式での生徒表彰


 本校では日ごろの学習成果を客観的に評価してもらう機会(アウトプット)として資格や検定受験、コンテスト等の出場を奨励しています。夏季休業期間中を含め、多くの生徒諸君がチャレンジしてくれました。
 始業式では、製菓衛生師の免許取得、漢字検定、日本農業技術検定、造園技能士、若年者ものづくり技能大会、世田谷スイーツ&ブレッドコンテストなどの合格者や入賞者の表彰を行いました。特筆すべきは食品科の3年生で、在学中に「製菓衛生師」の免許を取得しました。製菓衛生師は、都道府県知事の免許を受け、製菓衛生師の名称を用いて菓子製造業に従事することができ、製菓衛生師法により定められた名称です。都道府県知事が行う、製菓衛生師試験に合格した者に対して、都道府県知事が付与します。今回取得した生徒は本校に通いながら専門学校にも通学し、実務経験も積みながらの栄冠を手にしました。この免許があれば「お菓子屋さん」を営業することができるのです。よくがんばったと思います。



令和元年8月18日 日本テレビ「THE 鉄腕DASH」に昆虫部の生徒が出演しました


 
本校には昆虫部があります。「THE 鉄腕 DASH」の夏休み企画として、「東京23区でカブトムシを探せるか」という放送に合わせて、本校に出演者が7月末に来校し、昆虫部の生徒とともに校内を散策してカブトムシを探すという設定でした。無事に校内でカブトムシを発見し、8月18日の放送で放映されました。



8月6日 経済産業省「未来の教室」実証事業のキックオフミーティングが開催されました


 本校は令和元年度 経済産業省「未来の教室」の実証事業校として採択されました。この日は、「農業高校で取り組むスマート農業 × STEAM学習プログラム」のスタートにあたり、関係者が本校校長室に会して、キックオフミーティングが開催されました。
 園芸高校は、探求プロジェクト(STEAM(S))で文理融合の知を使い、社会課題や身近な課題の解決を試行錯誤するプログラムに参画します。
 事業目的は、専門高校が地域ののSTEAM学習拠点となるようなSTEAM学習プログラムの開発と実施、「STEAMライブラリ」への収載を見据えた実施内容のコンテンツ化です。園芸高校では以下のような内容を実施します。
 「スマート農業について」「STEAM学習について」「イノベーション創出について」の導入講座、スマート農業ソリューション学習として、センサー、ICT分野とロボティクス分野の具体的なスマート農業ソリューションを題材とした制作実習、学習内容を踏まえた課題設定とソリューション案構築の実習(アイデアソン)、スマート農業ソリューション学習講座のコンテンツ化などです。スマート農業ソリューションの実習教材として、自動収穫ロボット、アイガモロボット(雑草防除)、環境センサー、営農管理ツール「アグリノート」、センサーの自作などを行います。
 公開可能な学習については広く地域や関係者に開く予定です。
 語句の説明 STEAM教育とは、Science,Technology,Engineering,Art,Mathematicsの横断教育のことを言います。

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8月1日 東急グループの情報誌「HOT ほっと TOKYU」で本校に関する記事が掲載されました


 毎月1日に発行されている情報誌の8月号は、土地の「なまえの由来」についての特集です。本校の最寄り駅は東急大井町線「等々力」駅です。記事では、「等々力」の名前の由来として、1564年、伊豆の南条重長が後北条氏よりたまわったと伝わる「兎々呂城跡」。深沢城の一部だったともいわれていますが、正確な場所は不明です。(由来は諸説あります。)園芸高校の正門横と校内に石碑が残されています。兎々呂城跡のある都立園芸高校では、収穫した野菜などを校門脇の販売所で売っています。都立園芸高校には昭和天皇お手植えの松があるなどと紹介していただきました。
 



令和元年7月31日 NHK Eテレ「沼にハマってきいてみた」に盆栽部の生徒が出演しました


 本校には「盆栽部」という名の専門部があり、日々活動しています。取材の段階で、盆栽部の活動に密着していただきました。管理している盆栽は1000鉢以上あり、授業に加え、盆栽部の生徒も管理をしています。マイ盆栽作りやオリジナル盆栽作りなども行っています。放送は2人の盆栽部生徒も東京・渋谷のNHKのスタジオに行き、園芸高校や盆栽部の活動について紹介をしました。



令和元年7月26日 オープンスクール(学校見学会)を実施しました


 26日の午前中、中学生と保護者のご参加をいただき実施をいたしました。校長あいさつに続き、生徒会生徒によるあいさつ、園芸高校ならびに各科の紹介をしました。全体会後は11のグループに分かれて農場や食品科実習棟などの見学をしていただきました。「総合実習」の授業や部活動で活動している場所では、生徒諸君が内容の説明、野菜部の活動場所では獲れたてトマトの試食をしていただきました。

     



7月25日 園芸科の生徒が育てた東京都GAP認証農場産のトマトを都庁食堂で提供しました


 
本校では平成31年3月31日に東京都GAPの認証を「トマト」で取得しています。7月18日の木曜日から4週連続して週1回、都内の農業系高校の生徒が育てた野菜を都庁食堂の事業者に提供し、素材を生かし、季節を感じることのできるメニューを開発していただき、食堂を利用される皆さまに供しております。園芸高校園芸科は7月25日、都庁第二本庁舎4階の食堂に「東京産野菜のヘルシーランチ」として、提供したトマトが鶏肉のトマトチーズ焼きとして提供されました。高校生が栽培したトマトというアナウンスにひかれ、多くの方々が注文をされていました。今回は100食ご用意いただきましたが完売したとの連絡をいただきました。今回は、GAP(農業生産工程管理)学習の成果発表の一環として、生産された野菜を食材として提供し、広く都民の皆さまに食していただくことにより、農業系高校並びに本校の教育活動について理解を深めていただくことを目的として実施しました。(今回のフェアで園芸高校が提供するのは今回限りです。続編も検討してまいりますのでご期待ください。)

 
これらの取組については、7月26日(金)に実施された、小池 百合子 東京都知事の定例記者会見で以下のように知事が発言されました。
 「都立の農業系高校のGAP食材を活用したランチの提供について」 
【知事】次が、4つ目でありますけれども、農業系高校のGAP食材を使ったランチを都庁の職員食堂で提供してくれています。皆様も是非ご利用いただき  たい、そしてまた都立農業高校、全部で8校ございますけれども、その取組についてご紹介したいと思います。
都立の農業系高校で、学習活動の一環として、GAP認証の取得に向け、これまでも取り組んでまいりました。現在、区部、多摩それぞれの地域で、合わせまして5校が、この東京都のGAPを取得済みでありまして、島しょ部も含みます農業系の高校8校全てが、来年の3月までにJGAPを取得する予定となっております。こうした学校の活動を広く皆様に知っていただくために、都庁の職員食堂で生徒たちが育てた野菜、果物を食材に活用しまして、ランチなどの提供を開始したところであります。
7月18日(木曜日)と25日(木曜日)、昨日ですね。ナス、トマトを使ったランチ、それから粉末状にした緑茶、ブルーベリーを使いましたパイ、デニッシュなどを販売いたしました。召し上がった方からは、おいしかったという感想をいただいていますし、何よりも一瞬にしてこのメニューは売り切れということになります。
それから、メニューと併せまして提示されていました学校の案内などもご覧になって農業系の高校への理解も深まったなど、そんなご意見も寄せていただいています。
今後、同様にして、8月1日(木曜日)には、第1本庁舎32階食堂におきましてバランスランチ、そしてパン、8月8日(木曜日)には、第2本庁舎4階食堂でヘルシーランチを提供いたします。是非皆様も、ご賞味いただきたいと存じます。
こうした取組で都立の農業系高校への理解を深める、それから東京2020大会への食材の提供につながって、大会後のレガシーとなることを期待いたしております。



7月11日 地域連携リーディング校 園芸高校コンソーシアム 第1回協議会を開催しました


 
本校は平成29年度と30年度の2年間、東京都教育委員会「地域連携推進モデル校」として活動してきました。これらの理念は、時代を生き抜く力の育成、地域から信頼される学校づくりのために、学校と地域はパートナーとして相互に連携・協働していく必要があります。東京都は、平成27年12月の中央教育審議会「新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について」に基づき、本校をモデル校に指定しました。
 令和元年度からは「地域連携リーディング校」としての指定を受け、3年間活動を継続・発展していきます。
 「園芸高校コンソーシアム」のコンソーシアムとは、ラテン語で「提携、共同、団体」などの意味をもちます。年間2回の協議会を開催し、本校を中心として、幅広い地域団体、他校種の学校や産業界などの地域団体の代表者にご出席いただき、令和元年度の年間活動計画等についての協議、意見交換などを行いました。
 学校・産業部会の構成団体の一つ、本校から近い駒沢公園の一角にお店を構えている「Mr.FARMER」とは、8月に「夏野菜収穫体験&ランチ」「園芸高校スペシャルメニュー」として3日間限定の、本校の夏野菜をたっぷり使った企画なども予定されています。関係する生徒は、野菜の栽培だけではなく、実店舗における「実践的な経営学習」にもつながることが期待されます。

 



7月4日 ベトナム ドンタップ(DONG THAP)省 人民委員会委員長が来校されました


 
ベトナム南部のメコンデルタと呼ばれる、メコン川の下流域にあるドンタップ省のグエン委員長(省のトップ)が来校されました。2年前にも本校を訪問されております。ドンタップ省は農業が盛んな地域とのことですが、現在は普通教育が中心で、専門的な技術者の養成が十分ではなく、農業教育や職業教育に力を入れるために、本校の教育に大変興味・関心をお持ちでした。本校の教育実践をご説明し、校内をご案内いたしました。また、ベトナムの国花であるハスの置物を記念品として頂戴しました。
 
 


都立農業系高校などによる都庁・都民広場の花壇植栽のようすが東京都教育委員会ホームページで紹介されました


フォトニュースに6月21日掲載 園芸高校園芸科がトップに出ています。



三宅島緑化プロジェクトに参加してきました


 6月21日(金)の夜から23日(日)の2泊3日で
NPO園芸アグリセンター主催の第29回三宅島緑化プロジェクトが行われ、園芸高校生(全日制12名、定時制6名)が18名参加しました。(引率者は、校長、全日制教諭1名、定時制教諭1名)
 三宅島は東京・竹芝桟橋から180kmの場所に位置します。度重なる火山活動が起きています。2000年の噴火により島の人たちは全島避難をしました。全島避難が解除された時、三宅島の森林面積の6割が立ち枯れ、「バードアイランド」とも呼ばれ、200種以上生息していた野鳥の宝庫も見る影もなかったそうです。平成16(2004)年に三宅島緑化プロジェクトが発足し、翌年から現地での植樹活動がはじまりました。
 そして、今回で29回目の緑化プロジェクトが行われました。これまでにプロジェクトに参加された方は、のべ3500人、植樹した本数は5万本となっていると伺いました。
 民宿で仮眠をとったあと、都立三宅高校を訪問し、三宅高校生との交流活動を行いました。三宅高校生のリードにより、2班に分かれて、三宅島の魅力マップを作成しました。
 三宅高校での交流会を終え、いよいよ植樹活動のために旧牧場付近にある植栽予定地に向かいましたが、風雨が強くなり、ギリギリまで植栽活動の実施を考えていただきましたが、視界も悪くなり、過去の植栽地の見学も含め、残念ながら実施することができませんでした。
 やむをえず予定を変更し、1983(昭和58)年の噴火で被害を受けた阿古地区の火山体験遊歩道を歩き、溶岩流が当時の阿古小学校・中学校の校舎に流れ込み、災害遺構となっている場所で学習を実施しました。宿舎に戻る前には温泉「ふるさとの湯」で汗を流しました。
 2日目の午前は三宅村商工会女性部の皆さんと一緒に島内2か所(都道添いの花壇、赤ジャリ公園)に分かれて花壇苗(サルビア、ジニア等)の植栽活動や種まきを行いました。(午前中 NPOの方は雄山周辺の植栽地で500本の植栽活動をされました。)

 昼食は女性部の皆さんが作っていただいた「アシタバみそ汁」をいただきながら交流を深めました。
 充実した2日間を終え、島でお世話になった皆さまからお見送りいただき、三宅島を後にしました。東京・竹芝桟橋に到着後、解団式を行い、園芸高校全日制園芸科2年のリーダーからのあいさつで全日程を終了しました。第30回の
三宅島緑化プロジェクトは10月に実施予定で、園芸高校生も参加をする予定となっています。



日本農業新聞で本校の活動が紹介されました


 令和元年6月23日発行の「日本農業新聞」の「若者面」で、バラ園 地域の宝守る のタイトルでバラ園プロジェクトの活動、三宅島の緑再生にも力 とのタイトルで三宅島緑化プロジェクトの活動を紹介していただきました。さらに、「一校逸品」のコーナーでは、食品科プレミアチームの「ミニクグロフ」の記事を掲載していただきました。



生産品販売所のご案内


 
本校では原則として火曜日と金曜日の12時40分から、正門入ってすぐ左手にある「生産品販売所」にて、全日制・定時制の実習生産品等の販売を行っております。販売品がある時は、朝から正門に2種類の「のぼり」があがります。
 ご紹介の画像は、6月21日の販売品の一例です。販売日により販売する品目が異なります。時に、季節限定のレア物が出る場合もございます。ぜひ一度、お越しください。

  



6月 園芸科・動物科・食品科の授業をご紹介します


 この時期は授業を見て回る事が多いです。すべての授業をご紹介することは難しいですが、特徴的な授業をご紹介します。

 園芸科の2年生「総合実習」という科目で「園芸デザイン分野」の授業を紹介します。

  

 デザインに関する基本的な理論を学びます。この時は色相に関する内容でした。その後、生徒は農場に出て、アレンジメントを行う素材を集めました。園芸高校の強みは、花材となる花々が校内にあることです。完成した作品は来客や在校生が見られるよう、玄関付近に展示しています。

 動物科の授業では生き物を扱っていますので、日常的な飼育管理の実習が欠かせません。また、昆虫採集を行い、標本の作製や地域の自然環境や生態系に関する学習も行っています。
 実習の理論も大事なので、しっかりと講義を受け、知識の定着も図っていきます。

 食品科3年生「総合実習」 ラッピング(包装技術)の授業
 この時間は、「合わせ包み」と「斜め包み」という包装のしかたを外部講師のご指導のもと、生徒は当初苦戦しながらも、だんだんにコツをつかみ、最後はきれいに仕上げることができました。食品の製造だけではなく、包装により付加価値を高める、あるいは包装のしかたに日本独特の意味合いが込められていることを学習することができました。





6月14日・15日 1年生が宿泊防災訓練を実施しました


 
災害から自らの生命を守るために必要な「自助」の能力を身に付け、防災に関する意識を高めるとともに、助け合いや社会貢献など、園芸高校生に期待される「共助」の精神を育むことなどを目的として、一泊二日の宿泊防災訓練を実施しました。
 消防署署員による避難訓練の講評、AED使用法等の訓練、自衛隊隊員による災害派遣時の救助活動、負傷者がいた場合に二人一組で搬送する訓練、来年度の2020東京オリンピック・パラリンピック大会が東日本大震災からの復興ともつながっているなどの講話を行いました。
 夕食はアルファ米、朝食はクラッカーと、実際の避難生活を意識・想定したものとしました。
  

  



6月 今年も「高島屋限定」お中元用のトマトを出荷しています


 
高島屋向けのトマトキムチと冷麺セット用のトマトとして、本校の東京都GAP認証を受けたハウスで生徒が栽培したトマトを今年も出荷しています。府中市にある都立農業高校とコラボ商品として、高島屋のお中元カタログに掲載されています。(画像は収穫・出荷調整実習のようすです。 6月25日撮影)

  



2019年6月7日 令和元年度 体育祭


 
体育祭を実施しました。天気予報で昼ころから雨が降るとの予報を受け、雲のようすを見上げながら、生徒諸君はテキパキと行動し、すべての競技を終えることができました。午前10時過ぎからは雨が降り出し、時には強く降りしきる中、園芸高校生の若くて熱き躍動感、長きにわたり準備をしてきた応援合戦では、どの団の団結も素晴らしく、見ていて目頭が熱くなるほど、素晴らしい発表を見せてくれました。開会式で伝書鳩が飛ばされるのは、園芸高校らしいものでした。来年に迫った2020東京大会を意識した生徒の聖火リレーも素晴らしかったです。すごいぞ園芸高校生と言いたいです。

  

  

  

  



6月5日 園芸科生徒作品を紹介します


 
園芸科の生徒が世田谷公園で開催された「世田谷ガーデニングフェア」に出展した作品を会期終了後に学校にて再展示しています。来客玄関付近にございますので来校の際にはご覧ください。

  
 
  展示前のようすです。トラックから材料を降ろして準備を行ったあとです。

 

 園芸高校は「生徒の夢をかたちにする学校」です。

  

 園芸科生徒の手により、展示が完成しました。今回の作品のタイトルは、「ベンチでホッコリ 一休み」です。作品のコンセプトは、「大人も子供も観て楽しめる庭」です。作品の見どころは、木々の空間に囲まれたベンチに座り、ホット一息、花壇に咲いている草花を鑑賞しながらホット一息、花のお手入れ、木々のお手入れ。ちょこっと一汗です。



5月30日 食品科・園芸科の生徒作品を紹介します


 
食品科3年生「栄養と調理」の授業で作った料理を紹介します。今回は、「合鴨の治部煮」と「切り干し大根」でした。

  

 園芸科2年生は「総合実習」という授業の中で市民講師より「園芸デザイン」分野のご指導をいただいています。今回は「カラーサークルアレンジメント」の作品が玄関付近のテーブルに展示されています。

  



5月28日 都庁都民広場の花壇植栽実習


 園芸科の3年生20名が新宿の都庁 都民広場の花壇植栽実習を行いました。毎年春と秋の2回、都民広場の花壇づくりを行っています。

  

  学校で栽培していた花壇用苗を持ち込みます。整地してデザインをもとに植栽の位置を確認します。

  

 位置を確認しながら花を置いていきます。

   

 完成まじかです。全体を上から見ながら最後の仕上げをしていきます。

  

 都庁花壇の植栽にあわせて、新宿駅から都庁までのプランターへの植栽活動も行いました。


 
5月26日 授業公開・学校公開


 この日は午前中の2時間分を授業公開しました。在校生保護者に加え、中学生とその保護者の皆さまにも多くお越しいただきました。ありがとうございました。
  
  園芸科の授業です。「農業と環境」でトマトの観察、「造園と盆栽」の授業で盆栽の講義のようすです。

  
  食品科の授業です。「総合実習」でクッキーの製造、食品成分の分析実験をお見せしました。

  
  動物科の授業です。「総合実習」の授業で、生徒は動物の世話をしていました。見学者の皆さまは遠巻きに興味をもってご覧になっていました。「農業と環境」の授業ではトマトの栽培管理の実習でした。動物科では飼料作物について学習するため、1年生の時の栽培実習も重要です。

  

 午後は学校案内を行いました。視聴覚ホールで、校長あいさつ、生徒会役員による園芸科・食品科・動物科の紹介などを行いました。その後は、5つのグループに分かれて校内をご案内しました。
  

  校内見学は本校の定番コースである、「百年ハナミズキ」「バラ園」を含む、ゴールデンコースをご案内しました。

  

 農場の公開では、園芸科は草花の販売などを行いました。販売実習をとおして、商品知識、接客、コミュニケーション能力など、多くの力を育成することができます。

  
 

 食品科では本校の伊豆下田農場で収穫された夏みかんを使用して製造した、「マーマレード」の販売実習を行いました。農場オリジナルのマーマレードは付加価値の高い商品です。

  

 動物科は「ミニミニ動物園」として、ウサギやモルモット、犬などとのふれあい、家きん類や両生類などの展示を行いました。



5月24日 都知事記者会見場の「緑」の設置


 
都内農業系高校5校では毎月1回、順番に都知事の記者会見場の演台に、生徒の作品を展示させていただいております。令和元年度の園芸高校は全日制は2回担当させていただくことになっています。(定時制も1回担当します。)
 5月24日の定例会見に合わせ、園芸科の3年生4名が作った作品を飾りました。

  

 

 今回の作品のコンセプトは、「薫風の花かご」です。本校のバラ園では、今年もさまざまな品種のバラが咲き誇りました。また、校内のあちらこちらに、授業で栽培している草花が咲いています。花ざかりの季節をたくさんの方々と楽しめる作品を作りたいと思いました。
 園芸科3年生は「園芸デザイン」という授業で、フラワーデザインを中心に、植物の特性を生かし、生活に取り入れることを学んでいます。季節ごと、場面に応じて、植物の表情をよく見て作品を作ると生徒は語っています。今回は、たくさんの花を集め、バスケットいっぱいにいけました。
 生徒は定期考査期間中のために、残念ながら都庁に伺い、直接設置をすることはできませんでした。(画像は設置に出かけてくれた、教諭、実習助手に提供してもらいました。)



5月18日 バラ園芸フォーラムを開催しました


 本校ではバラ園芸文化の普及のために講演会を開催しています。今回は、日本におけるポプリ研究の第一人者で、作家・エッセイストの熊井 明子氏をお迎えして、「薔薇を楽しみ、心も体も健やかに」との題で、バラの香りや生活の中における香りなどについて、幅広くお話をしていただきました。
 フォーラムの受付、案内、司会進行は、「バラ園プロジェクト」の生徒が担当をしてくれました。

  


 5月11日 バラ園一般公開


 本校では創立80周年記念事業の一つとして、卒業生でバラの育種家であった鈴木 省三氏のご支援をいただき、原種のバラからモダン・ローズに至るまでの主要な品種が系統的に植栽され、バラの品種改良の歴史が学べるバラ園を有しております。
 春と秋の開花時には、一般公開日を設定し、地域の方々をはじめ広く都民の皆さまに鑑賞していただいております。
 この日は春の一般公開を実施し、公開時間の10時から15時までに多くの皆さまにご来校いただき、素敵なバラの香りを楽しみながら、写真撮影や鑑賞をされておりました。また、バラ園プロジェクトの生徒10名によるバラ園のご案内も実施いたしました。

 それぞれのバラの表示にはQRコードによる解説を読むことができるようになっています。
 バラ園公開時の3回、吹奏楽部生徒による演奏も行われました。バラの香りを楽しみならが、生徒の演奏する音色はまさに癒しの相乗効果がありました。
 
 本校のバラ園一般公開及びバラ園芸フォーラムについては、東京都教育委員会ホームページの「フォトニュース」で取り上げていただきました。



5月8日 学校農業クラブ校内意見発表会


 
意見発表会とは農業クラブ員(本校生徒)が日ごろの農業学習を通して学んだり考えたりしている身近な問題や将来の問題について抱負や意見をまとめ、聴衆(生徒、教職員)の前で発表し、その内容や発表のしかたについて審査します。意見発表会に取り組むことにより、問題を解決する力、表現力、思考力及び積極的な態度や自信をつけることができます。各学年の園芸科、食品科、動物科のクラス代表が12名選出され、意見を述べました。
 上位3名は6月に開催される、東京都学校農業クラブ連盟の意見発表会に出場します。 



4月28日 コミュニティ 東深沢・等々力 第26回フリーマーケットへの参加

 地域のイベントに園芸科の生徒が参加し、栽培した草花の販売学習を行いました。毎年、地域の皆さまには楽しみにしていただいており、一緒に参加した定時制の生徒とともに用意した鉢は完売することができました。
   


 
 4月25日 食品科授業

 食品科3年生「栄養と調理」の授業を見学に行きました。この授業は食品科の調理コース選択の生徒が学習する科目です。この科目は本校と連携を結んでいる、東京誠心調理師専門学校の先生を特別非常勤講師としてお願いし、調理実習の指導、調理理論の講義などを行っていただいています。今日は第1回目の授業ということで、選択している7名の生徒は緊張したようすで、先生からの指導を受けていました。
 まずは先生のデモンストレーションを見て、その後は各自のテーブルで調理実習に入ります。
 今年度の選択生7名は、全員が専門学校とのダブルスクール制度を利用しています。毎週1回夜間に東京誠心調理師学校に通い、より専門的な指導を受け、専門学校の単位認定を得られるため、本校卒業時に調理師の免許を取得することができます。画像右は、できあがった「炊き込みご飯とサラダ」を校長室にもって来てくれましたので、配膳時の説明・盛り付け・味などの観点を評価して、担当した生徒に渡しました。これから技術がどんどんと高まっていく期待を強く感じました。



4月22日 農業高校の歌(FFJの歌)が話題になっています


 
 園芸高校や全国の農業系高校で学んだかたなら誰でもが知っている「FFJの歌」が話題沸騰しています。現在、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」が放送されています。ヒロイン役の「奥原なつ」を演じる広瀬すずさんが、十勝農業高校の3年生という設定で、4月22日放送の第19話の中で、「FFJの歌」を歌うシーンが放送されました。園芸高校の生徒も全員が加盟し、日ごろの農業学習に加え、自主的・自発的な活動として「学校農業クラブ」活動に取り組んでいます。
 第19話の会話のシーンはこんな形で進みました。
 門倉 努(板橋駿谷さん):「おめえら FFJの精神はあんのか」
 奥原なつ(広瀬すずさん):「あるわよ」
 門倉 努:「FFJの意味を言ってみれ」
 奥原なつ:「Future Farmers of Japan!我々は日本学校農業クラブの一員です」
 門倉 努:「斉唱 それー」とFFJの歌がキャストの4人で歌われました。
 現在中学生のみなさん、みなさんも園芸高校に入学して一緒に「FFJの歌」を歌いませんか。 
 次に広瀬すずさん(なつ)がFFJの歌を歌うシーンが放送されるのは第24話(4月27日放送予定)と聞いています。

 また、日本農業新聞では、「朝ドラヒロインも歌った、農高ソング「FFJの歌」話題沸騰と紹介されました。
 



4月17日から20日 3年生修学旅行


  平成30年9月に予定されていた修学旅行は実施5日前に発生した北海道胆振東部地震の影響で延期をしていました。年度当初の時期ではありますが、 
 北海道・道南地域をめぐる3泊4日の修学旅行を行いました。
 東京国際空港(羽田空港)から新千歳空港へ飛びました。到着ロビーでは花のタワーが園芸高校生を歓迎してくれました。
 見学・研修では、日ごろの学習とのつながりを大事にした見学先を選定しました。ライスセンター、菓子工場、ウイスキー工場の見学は3か所から1か所、共通して菓子メーカーのテーマパークを訪問しました。(画像はライスセンターでの精米や安全検査の様子を見学しているところです。)
 やはり修学旅行の楽しみの1つは、みんなと一緒に食べる食事です。就寝前には室長・班長会議でしっかりと確認をしました。
 2日目の午前は小樽市内の班別研修です。小樽運河で記念の集合写真を撮影し、その後は班で活動しました。午後は小樽から洞爺湖へバスで移動しました。途中、羊蹄山にはまだかなりの残雪があり、峠道は雪国の雰囲気がマックスでした。
 洞爺湖に着いたら、まずは洞爺湖ビジターセンターで有珠山の噴火や火山について展示や映像から学習するとともに、噴火の生々しい被害の様子を、当時の貴重な施設跡を見学し、「変動する大地」を実感しました。今回は3泊とも温泉地で朝里川温泉、洞爺湖温泉、大沼温泉と、温泉を満喫できました。
 3日は洞爺湖から大沼公園へバスで移動です。途中、八雲ハイウエイオアシスで休憩し、雄大な北海道を実感できる景色に歓声があがっていました。昼食は大沼公園のレストランでのジンギスカンでした。
 今回の修学旅行での体験活動のメインは「ボートオリエンテーリング」です。ボートオリエンテーリングは、フィンランド発祥の、湖をフィールドにボートで駆け巡るオリエンテーリングです。まずは指導員から、ボートのこぎ方、地図とコンパスの使い方などの説明を受けます。3人1組でボートに乗り、出発です。
 この日は北海道のこの時期らしい気温で、風も少しあり寒い湖上でしたが、雄大な北海道駒ケ岳をながめながら、チェックポイントを探し、スタート地点に戻ります。なかにはボートをこぐのがうまくいかず、パトロール船に引っ張られる組もありました。
 また、ボートオリエンテーリングの前後の時間では、6人乗りの自転車など、思い思いの時間を過ごしました。

 3日の宿の食事会場に着くと、本校の教職員から引率者に応援メッセージが届いていました。心温まるコメントずくしでした。4日目の朝だけがバイキング形式でした。

 4日目の午前は函館市内の班別研修です。バスを降り、坂の街、港町の函館をめぐりました。
 新函館北斗駅で解散式を行い、北海道・東北新幹線を利用して帰京しました。活動中の生徒諸君の表情はよく、随所に園芸高校生らしいふるまいがありました。



4月16日 新入生歓迎会


  新入生に対して、園芸高校の生徒会活動や学校行事、園芸科・食品科・動物科の特色、部活動などをわかりやすく説明し、園芸高校生としての居場所を 
 作り、活躍の幅を広げることを目的に実施されました。
      生徒会役員をはじめ各部の部長さんなどが「新入生歓迎会」と「部活紹介」の小冊子を作ってくれました。
 



4月13日 園芸科の生徒が春の風物詩ともいわれる、「世田谷花展覧会」に参加し、園芸科生徒が栽培した花の販売を行いました。

お客様とのコミュニケーションや商品知識、学んでいることの説明など、参加した生徒にとって有意義なものとなりました。

 



2019年4月9日 全日制入学式  143名の新入生の入学を祝いました。

 在校生は9日には、入学式を終えた新入生に部活動への勧誘を行うチラシを配っていました。新入生には、どこかに所属し、活動をしてもらいたいと強く願っています。入学式の日にはまだ桜の花が残っており、入学記念写真は桜をバックに入れて撮影をしました。