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2025/02/18 お知らせ
「出前実験」納豆菌と宇宙農業 東京科学大学地球生命研究所 栗田敬先生 全4回が終わりました!!
今年度もまた、東京科学大学栗田先生の「出前実験」を行いました。対象は、実験系の探究ゼミに入る予定の1年生生徒です。
いつか火星に人類が暮らすようになったとき、食べ物は現地で調達する必要がある。
火星で作物を作るためには、土が必要である。
砂しかない火星に土を作るためには、バクテリアが必要である。
バクテリアが生存する条件とは何か?
「納豆菌」で、バクテリアの増殖に適する環境を調べよう!
生徒たちは納豆菌にオリジナルの試料を添加し、納豆菌が発する二酸化炭素濃度の変化を調べることで、納豆菌が好きな条件/嫌いな条件を探してみました。
CO2センサーから得られたデータをグラフにしてわかったことは・・・
納豆菌はタンパク質が好きらしいということ、アルコールやハイターをかけても死滅しないということ、周りに仲間がどれくらいいるか分かるようだというこ
と・・・どうしてこうなるのか? 〇〇を△△したらどうなるのか? など、調べてみたいことがどんどんわいてきます。
そしていつか、この研究結果を元に、納豆菌が火星で土を作る日が来るかもしれません。
最後にはみんなでネバネバのびる納豆アイスを食べ、最初から最後まで納豆菌のミラクルを満喫した全4回でした。栗田先生、ありがとございました!