公式大会「春季大会」に出場してきました
2026/06/01
5月30日(土)と5月31日(日)に、
高体連主催の公式大会「東京都高等学校春季水泳競技大会」が開催されました。
会場はTOKYO2020「東京オリンピック」が開催された会場とまったく同じ、
東京アクアティクスセンター(江東区)の長水路プールです。
この大会に出場するためには、
各種目において突破しなければならない制限タイムが設けられており、
水泳部員なら誰でもが出場できるわけではありません。
それでも今回の出場選手数はなんと2033人!
朝8時~のウォーミングアップの時間帯の50mプールは出場選手でいっぱいです…

施設内に併設された高飛込み競技用のプールにもコースロープが張られ、
ウォーミングアップ用のサブプールとして準備されました。
東京の高校の水泳部員がどれだけ多いのか伝わるのではないかと思います。

そんな環境の中でも、
調布北高校チームからは11名の選手が出場権を得て出場してきました。

1年生の多くはまだ制限タイムを切れず、
出場する2・3年生をスタンドから応援しました。
調布北男子チームはリレーでも出場タイムをクリアしており、
個人種目だけではなく400mメドレーリレーと400mフリーリレーでも力泳してきました。




3年生は受験勉強に向けて今大会でスイッチを切り替える選手もいて、
これが引退試合となる選手もいました。
多くの強豪私立チームも含め2000人以上が出場する大会なのでさすがに入賞には及びませんでしたが、
個人種目の50m自由形や100m平泳ぎでパーソナルベストタイムを更新できた3年生もいました。


今月の6月20日(土)と6月21日(日)には同じく東京アクアティクスセンターにて、
今年度のインターハイ予選でもある「東京都大会」が開催されます。
このたび調布北高校からは、
3年1組のSくん、3年2組のNくん、2年2組のTさんの3名の選手が非常に厳しい制限タイムを突破し、
東京都大会出場の権利を手にしました。
3週間後にはまた全力を出し切ってパーソナルベストを更新し、
好成績を残してほしいと願っています。
東京都は全国的にも競泳のレベルが圧倒的に高く、
競技人口も47都道府県で最も多いので、
都大会に出場することができる選手はほんの一握りの一流スイマーだけになってしまっています。
ほとんど泳げない状態で高校から競泳を始めた初心者の選手においては、
3年間がんばって練習しても都大会の出場権を得ることなどほぼ不可能に近い「高すぎるハードル」が常にあり、
水泳部の顧問としても非常につらい現実だと感じずにはいられません。
都立高校の水泳部のほとんどの選手にとって、
都大会で入賞することを目標とするのであれば、
正直、モチベーションをキープできませんし、
自己肯定感が低くなってしまいがちです。
競泳に限ったことではないかもしれませんが、
3歳ぐらいから週5~6日の頻度でスイミングクラブに通って育った名門私学のトップスイマーに、
高校から始めた初心者スイマーが勝てるはずがないという実状が残念ながらあります。
そういうことを意識し始めたら高校から初心者スタートの水泳部員は、
水泳大会に出場すること自体が嫌になってしまう人もいるかもしれません。
もともとレベルの高い速い選手と自分を比べたら劣等感を感じてしまうのが当然だからです。
でも、
水泳部に入部して水泳部員として3年間を過ごすことの魅力はそこではないのです。
ぶっちゃけ…泳ぐのさえ速ければたった1人でも活躍できるスポーツですが、
本来は個人スポーツである競泳という競技を、
チームでみんなで切磋琢磨しながら、
チームみんなで過ごす時間を楽しみながら、
自分の記録を0.01秒でも更新することを目標にしてみんなで一緒に練習し、
その記録更新を目指して努力することを仲間と称え合い、
励まし合いながら日に焼けながら過ごす夏の時間がとても魅力的な部活動なのです。
他人と比べなくていいんです。
自分の記録との戦いです。
その自分の記録更新を目指して、
前よりも少しでも速く泳げるように、
緊張感をもって飛び込み台から飛ぶ挑戦を何度もすることが、
人としても大きく成長させてくれるのです。



調布北高校の屋外プールの水温も徐々に上がってきて、
練習環境もどんどんよくなってきました。
これからも安全に十分配慮しながら楽しく部活動していきたいと思います!