書道同好会 弥生野祭作品紹介
2024/01/09
書道同好会 弥生野祭作品紹介
弥生野祭では「挑戦」を軸に、「楽しみすぎてごめん」という弥生野祭テーマに合うよう、見ていて楽しい展示を心掛けました。
表題に貼ってあるハガキは夏休みに作成した暑中見舞です。爽やかな暑中見舞いは季節にも合っていたと思います。字も絵も一から手作りしたため、ひとりひとりの個性がよく表れました。
2面には、好きな色・文字を選んで一文字の作品を作りました。普段と違う、絵具を使っての作品作りは、色の選択や混ざり具合、字の個性の表し方など、難しいことがたくさんありました。苦労した分、唯一の作品を作り上げられました。
最後に、半切を使っての作品です。普段大会に出展するときもこのサイズのものを作成しています。一枚を書き上げるだけでも時間がかかりますが、字の形・大きさ・全体のバランス・かすれ具合など、何度も何度も納得がいくまで時間をかけて書き上げました。
写真の右から、
「孔子廟堂碑」(見事な名誉は他に並ぶものがない…)
「孟法師碑」(孟法師とは、諱を静素という江夏安陸の人で…)
「曹全碑」(明に向かって治め、その恵みは広く行き渡り…)
「崔子玉座右銘」(自分の長所は自慢することなかれ…)
「蘭亭序」(天は朗らかに晴れ、風は穏やかに澄んでいる…)
「九成宮醴泉銘」(金を溶かすような炎天の時も…)
を臨書しました。それぞれの得意を伸ばしています。