校長あいさつ
東京都立雪谷高等学校長
豊岡 耕一郎
『母校愛』溢れる本校で、大いなる飛躍を
雪谷高校は今年度で１１１年を迎える伝統校で、『文武両立』をモットーに学力向上と部活動を推進し、豊かな人間性と社会に貢献できる人材の育成を目指しています。特に今日のように変化が激しく予測困難な社会において、『生きる力を育む』、つまり自分の将来のため、自ら考え行動することができ、困難なことにも臆することなく挑戦し続けることで豊かな人生を切り開ける、そんな生徒に育ってほしいと強く考えています。そのためには、本校のグラデュエーション・ポリシーである
・すぐに答えのでない課題に対しても失敗を恐れず、粘り強く挑戦しようとする力（挑戦力）
・理想や目標を高く持ちながら、身の回りの小さなことから一つ一つ積み重ねて実現しようとする力（継続力）
・文武両立を高度に実現させるために、目的や行動を明確にして時間を有効活用しようとする力（行動力）
・学校行事や部活動などの様々な教育活動を本気で取り組み、仲間とともに汗をかき、涙を流すことで達成感を味わうとともにチームとして団結できる力（団結力）
・自分と異なる意見にも謙虚に耳を傾け、多様性を尊重しながら問題を解決しようとする力（傾聴力）
・心身ともに健康で、挨拶などを通して人間関係を良好に保ち、仲間を思いやることができる力（礼節力）
等を含めた人間力を高めることが重要であると考えます。
また、東京都教育委員会から『進学指導研究校』『Sports-Science Promotion Club』の指定を受け、部活動や学校行事の活性化を通して逞しく豊かな人間性や協働性の育成を図るとともに、誰もがより良い進路実現を図るために、授業改善と最後まで励まして支援する進学指導を行っています。
他にも、雪谷高校の名物となっている『母校応援』に代表されるようにチームとしての力も大切にしています。誰もがより高い目標に向かって挑戦しようとする気持ちと、仲間の頑張りや成果を自分のこととして喜びあえる信頼関係があるからこそ、お互い切磋琢磨し安心して学びあえるのです。『雪高生』としての誇りと自覚、母校愛にあふれる仲間が多くいる本校で、充実した高校生活を送りませんか。
令和６年4月１日
学校長 豊岡 耕一郎
