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9月9日(火)、文化祭の振替休日につくば市周辺の研究施設見学を行い、1・2年生40名が参加しました。
バス1台を貸し切り、まず初めに高エネルギー加速器研究機構(KEK)に行きました。ここでは陽子や電子などの粒子を光速と同じほどに加速させて研究に利用しています。研究の概要や装置の仕組みを研究員の先生に解説してもらいながら見学することができました。本物の装置は迫力満点で、引率教員含め大興奮でした。
続いて筑波大学の学食でお昼ご飯を食べました。PTAの皆様より出資していただき、満腹になることができました。PTAの皆さん、ありがとうございました。
昼食を終えた午後は筑波実験植物園に向かいました。こちらでも研究員の方からの解説をしていただきました。中でもイチオシは「マヤラン」です。この植物は菌類に寄生する植物です。菌類は樹木に寄生しているので、寄生種に寄生する植物ということになります。光合成をしない非常に珍しい植物で、生態の研究が進められています。広大な敷地の植物園には、熱帯や乾燥帯の植物が展示されているハウスがあったり、国立科学博物館が所蔵する骨格標本が管理されている部屋があったりして、見学時間はあっという間に過ぎてしまいました。
お昼からは雪谷高校OGで現在筑波大学4年生の学生も同行してくださいました。卒業生とお話しすることができ、また、普通の学校生活では触れることのできない研究の一端を感じることもできて、実りの多いバスツアーとなりました。