雪谷祭にようこそ

校長　　豊岡　耕一郎

　都立雪谷高等学校第８６回「雪谷祭」にお忙しい中お越しいただき、心より歓迎いたします。一昨年度は中止、昨年度は分散を図りながらの実施で外部への公開は中止といった状況でしたが、今年度はいよいよ３学年同時に実施します。保護者や中学３年生の外部の方々も来場していただきます。現在のコロナ渦においてもこのような文化祭が実施できるのは、本校の学校行事は、生徒が主体となって企画や運営などに取り組んでくれているからだと私は思っています。様々な制約がある中でも、雪谷祭執行部や各種委員会が中心となって、感染防止に努め、内容を工夫しながら準備を進めてまいりました。

　今年の「雪谷祭」のテーマは『笑顔満祭！雪谷祭！』、コンセプトは和＆洋（アメリカ）です。今まで思うように行事を行うことができなかった状況を乗り越え、生徒、来場者、保護者、同窓会など雪谷祭に関わる全ての人が“笑顔”になることを一堂願っております。日頃から『チーム雪谷』の精神で、学び合い、励まし合い、支え合いながら、何事にも一生懸命取り組んでいる雪高生の力を感じ取って下されば幸いです。

　しかしながら、未だに新型コロナ感染症は収束の気配が見られず、予断を許さない状況です。この行事に参加してくださる皆様方が、健康管理と感染予防に努めながら３密を避けるなど、節度ある行動をとってくださることをお願いいたします。

　在校生の皆さんは、こうして学校全体で行事を行えることのすばらしさを皆で分かち合いましょう。そして、誰もが気持ちよく過ごすことができるとともに、来場してくださった皆様にも喜んでいただける行事としましょう。皆さん一人一人の大いなる力に期待します。　

　最後になりましたが、本年も「雪谷祭」を実施するに当たりご尽力をいただいた関係各位の皆様方のご支援と、同窓会、ＰＴＡ、保護者の皆様方のご理解ご協力に大変感謝いたします。そして、雪谷祭執行部をはじめ、それぞれの役員、担当生徒が作り上げた「雪谷祭」の成功を祈念して挨拶といたします