【インターハイ予選】第3回戦 vs 共栄学園高校
2026/06/08
2026/06/07(日)
インターハイ予選3回戦が行われ、共栄学園高校と対戦しました。
試合は第1クォーターから苦しい展開となりました。
相手の高さと運動量を前にリバウンドで主導権を握られ、なかなか自分たちのリズムをつくることができません。
また、シュートチャンスを作りながらも決め切ることができず、立ち上がりでつけられた点差を縮めることができませんでした。


しかし、第2クォーター以降は選手たちが気持ちを切り替え、粘り強い戦いを見せます。
ディフェンスでは互いに声を掛け合いながら相手の攻撃に対応し、オフェンスでは積極的にリングへ向かいました。
ベンチからも大きな声援が送られ、コートに立つ選手とベンチメンバーが一体となって戦う姿が見られました。

結果としては61対99で敗れることとなりましたが、第2クォーターから第4クォーターにかけては互角に近い形で競り合う場面が続きました。
苦しい状況でも最後まで諦めることなくプレーし続けた選手たちの姿勢は、これまでの成長を感じさせるものでした。


また、この試合では女子バスケットボール部の絆を象徴する印象的な場面がありました。
前回の試合で負傷した3年生がいました。
本来であれば試合に出場できる状態ではありませんでしたが、最後の試合を仲間とともに戦いたいという強い思いがあり、本人と監督で相談したうえで出場することとなりました。
足の状態は万全ではなく、思うように走ることもできません。
それでも仲間たちは、その3年生とともに最後の時間を戦うために懸命にプレーしました。
守備では4人が広い範囲をカバーしながら体を張ってボールを追い続けます。
そして試合終盤、仲間のスティールから生まれたチャンスでボールがその3年生へと託されました。
仲間たちの思いを受け取って放った3ポイントシュートは、きれいな軌道を描いてリングを通過しました。
得点が決まった瞬間、コート上の選手たちはもちろん、ベンチや応援席からも大きな歓声が上がりました。
ともに苦しい練習を乗り越え、ともに戦ってきた仲間だからこそ分かる思いがそこにはありました。
その後ベンチへ戻るその姿を見ながら、涙を流す選手や保護者の姿も見られました。


勝敗という結果だけでは語ることのできない、仲間を信じ、仲間のために全力を尽くす女子バスケットボール部の姿を見ることができた瞬間でした。
この試合で見せてくれた3年生の姿とそれを支えた仲間たちの姿は、後輩たちの心にも深く刻まれたことと思います。
この結果をもって3年生は引退となります。
これまでチームを支え、後輩たちを導いてくれた3年生の皆さん、本当にお疲れさまでした。

最後になりますが、会場で応援してくださった保護者の皆様をはじめ、日頃より女子バスケットボール部を支えてくださっているすべての皆様に心より感謝申し上げます。
3年生が築いてきた伝統を受け継ぎ、新チームもさらなる成長を目指して活動してまいります。
今後とも本校女子バスケットボール部への温かいご声援をよろしくお願いいたします。