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2025/09/12 授業・行事紹介
東京新聞に生徒の投書が掲載されました②
先週に引き続き、東京新聞9月12日(金)朝刊5面の「発言 若者の声」欄に2年次生の投書が掲載されました。
以下全文を紹介いたします。
【誰もが尊重する社会へ】
東京で行われた性的少数者(LGBTQ)パレードの「誰もが自分らしく生きられる社会を」という訴えに感動しました。
今なお性のあり方などで苦しむ人がいる現実を改めて考えさせられました。
米国独立革命やフランス革命は「自由」「平等」という近代社会の土台となる価値観を掲げました。
しかし、米国独立宣言での「すべての人間は平等」の「人間」に女性や有色人種は含まれず、
フランスの「人権宣言」も男性の権利ばかり強調し、女性の自由や参政権は後回しにされました。
こうした歴史を踏まえると、現代にいる私たちが「本当の意味での平等」について問い直すことは大切です。
性別、身分、性的指向などにかかわらず、全ての人が尊重される、「違い」を認め合える社会になってほしい。
パレードは、そんな社会に近づくことだと思います。
なお本校は日本新聞協会からNIE実践指定校に指定され、
9月から2か月間、在京6紙の新聞を提供いただいております。
図書館とは別に生徒昇降口に新聞の一面比較としてボードで掲示し、
時事問題にも興味を持てるよう工夫しています。