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2025/09/05 授業・行事紹介
東京新聞に生徒の投書が掲載されました
東京新聞9月5日(金)朝刊5面の「発言 若者の声」欄に2年次生の投書が掲載されました。
「歴史総合」の授業で学習した知識や概念が、現代の社会とどのように関連しているか、
また類似点や差異などを新聞から見つけ、現代の諸課題に対して自分の考えを表現するという活動で投書したものです。
以下全文を紹介いたします。
【公正で透明な政治を】
歴史総合の授業で、17~18世紀の市民革命を通して国民が政治に参加する権利を勝ち取ってきたことを学んだ。
英国の名誉革命やフランス革命は、王の絶対的な支配に対する市民の怒りから始まり、議会制民主主義の原則を確立した。
現代の日本では、自民党による裏金問題が露呈、権力を持つものによる不正という構造が続いている。
本来、政治家は国民の代表として公正かつ透明に政治を行う必要がある。
それに背く行為は民主主義そのものを傷つけるものだ。
私はまだ選挙権がない。だからこそ、正しい情報を学び、自分の考えを持つことが大切だと感じる。
選挙権のある大人たちには、もっと関心を持って投票に行ってもらい、その一票を通して意思を示してほしい。
また「歴史総合」の授業では、普段の授業から新聞を活用したNIE活動を行っています。
メディアリテラシーや批判的思考力の伸長をさまざまな教育活動で図っていきます。