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2025/09/09 授業・行事紹介
今週の「産業社会と人間」「人間と社会」(1・2年次)(9月5日)
1年次生は、1学期の自分がなりたい職業の研究に続き、社会人になるとはどういうことなのか、就職する際にどのような力が求められるのか、自分の良さや強みなど、社会に出るまでに伸ばすべき力の学習を、厚生労働省の就職支援プログラムを活用して実施しました。
講師の斉藤淳郎先生は、ご自身の生い立ちや職歴にも触れられながら、生徒は「夏休みの宿題の取り組み方」や「最高の笑顔」など、具体的な事例等で自己分析・自己理解のワークに取り組みました。実際に就職するのはまだまだ先と考えている様子で始まりましたが、社会で求められる力は今から磨き始めることができるという思いはどの生徒にも伝わったようです。
2年次生は、5時間目、リクルートの直井沙耶さんにお越しいただき、上級学校のオープンキャンパスの振り返りワークショップを行いました。今回から探究ゼミのグループとなり、テーマや志望する分野が近い生徒同士での話し合いを行いました。中にはこの夏、数校に足を運び、「志望校を固めました」という生徒もいました。「志望校決定までの残りの期間は?」との質問に対し、「あと1か月!」(履修本登録までの期間)という答えに、多くの生徒が驚きを隠せない様子でしたが、来月の履修指導と結び付けながら、自分の進路にしっかり向き合う機会にしてもらえたらと思います。
6時間目は、今年度から本校のキャリア教育をサポートいただいているForaの浦田雅也さんに、これから行う探究ゼミの目的やゴールをお話いただきました。キックオフとして、3~4人のグループとなり7月のプチ探究発表会の内容を共有しました。「3年次生の今」から逆算し、探究活動を通して自分だけの問いを見つけるとともに、1人ではなくゼミの仲間と情報交換し合いながら探究活動を深めていく重要性を確認しました。ひとりひとりの思いの詰まったテーマをもとに、仮設や検証を重ねながら、今後約1年をかけてスライド、論文、ポスターを完成させていきます。
来月には、「結翔祭」が開催されます。多様な視点や価値観に触れ、互いに学びを深める機会にしていきましょう。