美術科・美術部行事紹介

美術科・美術部の美術館見学を紹介します。今年の校外学習は夏休みに美術科では東京都現代美術館へ、美術部では国立新美術館へ出かけました。

　まずは美術科での見学。８月９日１～３年生まで２０人の生徒が参加しました。東京都現代美術館では午前常設展、午後特別展「デイビットホックニー展」を見学しました。午前中の常設展の前には東京都現代美術館について30分ほど学芸員さんから「現代美術」を見学する面白さについて講和がありました。学年を超えた３グループでそれぞれのお気に入りを探しながら見学し、最後に自分で選んだ作品について紹介、グループでディスカッションしました。教員も各グループに参加しました。つばさ生の作品を見るまなざしのユニークさに感心した一場面でした。午前の見学の後は昼食タイムを挟んで「特別展」の見学。デイヴィットホックニーは知っていたけれども、こんなに作品の幅が広いとは！とみんな驚きの声を上げていました。朝の集合から夕方まで充実した見学でした。

　そして連日ですが、次の日８月１０日は美術部での国立新美術館へ見学に行きました。まずは今年１年生の多くが出店した「高校生国際美術展」を見学しました。この展覧会では１年生佳作に入選しました。「来年こそは会場展示の奨励賞以上をねらおう」という意気込みも新たに出かけました。同じ高校生が制作した力作に感心し、次回作の構想をより膨らませたことと思います。各自が選んだ作品の発表では、細かい技法までよく観察していて、それぞれが自分の作品への制作意欲をのぞかせてくれました。この日は同館で開催している「テート美術館展」の見学会も行いました。印象派の作品から現代日美術まで「光」をテーマにした作品が集められており広い展示空間に圧倒されました。また六本木はこの他にも森美術館や21_21などさまざまな美術館やギャラリーがあります。界隈の野外彫刻や美術館を巡り、散歩しました。