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【地理総合】水の通り道を知ることは、命の通り道を守ること―1年生
1年生の「地理総合」の授業では、「重ねるハザードマップ」を活用し、台風による洪水被害を受けた地域の災害リスクについて学習しました。
授業の冒頭では、実際に被害を受けた地域の状況を扱うにあたり、被災された方々の心情や地域の復旧・復興に向けた歩みに十分配慮しながら学習を進めることを確認しました。災害を単なる事例として捉えるのではなく、そこに暮らす人々の生活や思いに目を向けることの大切さについても考えました。
そのうえで、生徒たちはGISを用いて、地形分類や土地利用の状況を調べました。河川の流域や低地の広がり、住宅地や農地の分布などを地図上で重ね合わせながら、地域の地形的特徴と洪水被害との関係について考察しました。
また、「重ねるハザードマップ」から読み取れる情報をもとに、なぜその地域で浸水被害が発生しやすいのか、どのような場所で災害リスクが高まるのかについて、根拠をもとに意見を共有しました。地図やデータを活用することで、災害リスクは自然条件だけでなく、土地利用や人々の暮らしとも深く関わっていることを学びました。
今回の学習を通して、生徒たちは、防災・減災について具体的に考えるとともに、災害を自分ごととして捉える姿勢を深めました。今後も地理的な見方・考え方を働かせながら、地域の特色や課題を多面的に理解し、安全で持続可能な社会のあり方について考える力を育んでいきます。