【物理基礎】「それでも缶は転がる」 ― 身近な現象から学ぶ力学的エネルギー ――2年生 | 東京都立竹台高等学校 | 東京都立学校
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2026/10/13 お知らせ

【物理基礎】「それでも缶は転がる」 ― 身近な現象から学ぶ力学的エネルギー ――2年生

IMG_0056.JPG10月13日(火)5時間目、2年生の「物理基礎」では、弾性力による運動と力学的エネルギーについて学びました。

授業の前半では、ばねにつながれた物体の運動を取り上げました。ばねにたくわえられたエネルギーが、物体の運動エネルギーへと姿を変えることを、力学的エネルギー保存則を用いて考えます。

1/2kx2=1/2mv2 練習問題では、ばね定数50N/m、質量0.020kg、伸び0.10mの条件から、物体の速さが 5.0m/s になることを導きました。数式を通して、「エネルギーは消えるのではなく、形を変えて移り変わる」ことを確認しました。

後半の主役は、2本の缶コーヒーです。一方は凍らせたもの、もう一方は常温のもの。斜面を同時に転がすと、先に下へ着くのはどちらでしょうか。生徒たちは動画を見て予想を立て、TeamsのFormsに自分の考えを入力しました。その後、友人と意見を交わしながら、答えの理由を探っていきました。

鍵となるのは、エネルギーの行き先です。高いところにあったエネルギーは、前へ進む運動と、回転する運動に分かれていきます。どちらにどれだけ使われるのか。その違いが、缶の速さを決めていました。

さらに、ゆで卵と生卵の回転、フィギュアスケートのスピンにも話題は広がりました。教科書の中の物理が、缶コーヒーや卵、氷上の演技とつながった瞬間です。

身近なものを少し違った目で見てみると、そこには物理があります。今日の授業は、エネルギーの流れを追いながら、世界の見え方を少し変える時間となりました。

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