7月16日(木)、全学年で1学期の「大掃除」を実施しました。教室・廊下・階段・特別教室など、日頃使用している場所を中心に、机や備品の整頓、床や手すりの拭き上げ、掲示物周辺の清掃まで、役割分担をしながら丁寧に取り組みました。普段の清掃では手が届きにくい箇所にも時間をかけ、学期末にふさわしい“総点検”の機会となりました。
私たちが毎日学ぶこの場所の「心地よさ」は、誰かが用意してくれるものだけで成り立っているわけではありません。では、その心地よさを支えているのは何でしょうか。答えはきっと、気づいた人が手を動かすこと、次に使う人のことを想像できること、そして「公共の場を自分の責任で整える」という姿勢です。ロッカーの奥や机の脚回り、教室の隅、共用スペースの細部にまで視線を向け、黙々と作業を進めるみなさんの姿には、そうした成熟が確かに表れていました。
ところで、今日整えたのは床や机だけだったでしょうか。
不要なものを手放し、必要なものを所定の場所へ戻す作業は、物の整理であると同時に、自分自身を整える時間でもあります。1学期の学びや挑戦を振り返ったとき、続けるべき習慣は何で、改めるべき点は何でしょう。自分の課題を言葉にできる人ほど、次の一歩を具体的に踏み出せます。今日の大掃除は、そのための小さな訓練にもなっていたのではないでしょうか。
「大掃除」は、単に校舎をきれいにする行事ではありません。学期末の区切りとして、自分たちの学びの場を整え、次のスタートに備えるための大切な時間です。整然とした教室に戻ったとき、空間の変化と同時に気持ちの切り替えも起きていたなら、それは大きな成果です。
1学期も大変よく頑張りました。
明日はいよいよ1学期終業式です。整えられた校舎とともに、この学期の歩みを落ち着いて振り返り、次につながる締めくくりを迎えましょう。

