7月10日(金)1~4時間目、2年生を対象に進路行事を実施しました。将来を“思いつき”で決めるのではなく、情報と経験から輪郭を描き直す時間となりました。
前半は「視聴覚室」で先生方の進路体験談を聴講しました。理科の先生からは、高校時代・受験・部活動を振り返りながら「置かれる場所は自分で選ぶ」という言葉が示され、環境を待つのではなく選び取る姿勢の大切さが語られました。公民科の先生からは、失敗や挫折の経験とともに「人間万事塞翁が馬」が紹介され、出来事の意味は後から変わり得ること、重要なのはその後の選択と行動であることが伝えられました。

後半は希望分野ごとに教室へ分かれ、大学・短期大学・専門学校の先生方から説明を受けました。経済・経営では企業や社会とのつながり、看護・医療では学習内容と現場で求められる力、公務員では試験に向けた学習ポイントなど、分野ごとの特色と卒業後の進路を具体的に学びました。建築・インテリア、工学、自動車、理学、文学、外国語・国際、情報処理(IT・AI)、会計・ビジネス、食物・栄養、保育、心理、理学療法、臨床検査・診療放射線、鍼灸・柔整、ホテル・ブライダル、美容、動物など、多様な分野に触れ、「分野決定」へ向けた比較と検討を深めました。
体験談で“考え方の軸”を得て、分科会で“選択肢の地図”を広げる――生徒が自分の進路を主体的に設計していくための、実りある4時間となりました。
