5月23日(土)、本校3年生は休日返上で「大学入学共通テスト模試」に臨みました。
共通テストが本質的に測ろうとしているのは、単なる暗記量や処理速度ではなく、与えられた文章・図表・データを正確に読み取り、条件を整理し、複数の情報を統合して妥当な結論へ到達する「思考の運用力」です。今回の模試でも、情報量の多い設問に対して、焦って手を動かすのではなく、設問の要求を丁寧に捉え、根拠を明確にしながら解答を組み立てていく姿が随所に見られました。
長丁場の試験の中で集中力を維持し、最後の1問まで粘り強く取り切ろうとする姿勢は、受験学習の成熟度を示すと同時に、学びを「点数」に変換していくための重要な素養でもあります。模試の価値は、結果の数字そのものにあるのではなく、誤答や未到達の背景を分析し、次の学習を最適化する材料を得られる点にあります。読解の見落とし、設問要求の取り違え、計算手順の曖昧さ、時間配分の甘さ、知識の不確かさ—その原因を言語化し、学習方法と計画を再設計してこそ、模試は「受けた経験」から「伸びる経験」へと変わります。
本校では、教科指導と進路指導を切り離さず、データに基づく振り返りと学習改善を継続できるよう、担任・教科担当・進路指導が連携して支援し、努力を成果へと確実につなげる学びの循環を大切にしています。
受検生のみなさんへ。本校には、目標を掲げた生徒同士が高め合い、教員が伴走しながら課題を構造化し、次に何をどう学ぶべきかを具体化して前進できる環境があります。知識を「蓄える」だけでなく、大学入試で求められる水準で「使いこなす力」へと鍛え上げたいと考えるみなさんは、ぜひ学校説明会や見学の機会に、本校の教室の空気、学習に向かう姿勢、そして日々の指導の質を直接ご覧ください。皆さんの挑戦を、私たちは確かな方法と継続的な支援で後押ししていきます。