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2026/05/28 イベント
【報告】挨拶に込める、見守りの心
本校では毎朝、校長をはじめ教職員、そして生徒会役員が校門に立ち、一人ひとりの登校を迎えています。まだ眠気の残る表情、友だちと笑い合いながら歩く姿、少し緊張した面持ちで校門をくぐる一年生――それぞれの朝が、ここから始まります。校門に差し込む朝の光の中で交わされる「おはようございます」のひと言は、ただの挨拶ではありません。「今日も一日、頑張れよ」「無事に来てくれてよかった」という思いを、言葉にのせてそっと手渡す合図です。通りかかる幼稚園生や小学生、地域の方々との挨拶も含め、私たちにとっては皆さんの顔を直接見て健康状態や表情の変化に気づける、かけがえのない時間になっています。
その一方で、今年度は自転車通学におけるヘルメットの着用率が、昨年度より少し気がかりです。登下校の道は、天候や交通量、その日の体調によっても状況が変わります。ほんの少しの油断、たった一度の転倒が、取り返しのつかない結果につながることがあります。「いつも大丈夫だったから」「短い距離だから」と思った瞬間に、事故は起こり得ます。だからこそ、命を守るために、ヘルメット着用を「たまに」ではなく「当たり前」へ。登校前に玄関で自然に手が伸びる、あごひもを確かめることが習慣になる――その積み重ねが、万一のときに自分自身を守る力になります。
学校でも、校門での声かけや指導を継続し、生徒会役員とも連携しながら、着用の意義を伝えていきます。ただ、習慣は学校だけで完結するものではありません。ご家庭でのひと言や、日々の準備の中での確認が大きな支えになります。ヘルメットは「身につけさせられるもの」ではなく、「自分の命を大切にする選択」だという意識が育つよう、学校と家庭が同じ方向を向いて取り組んでいければと思います。
地域の皆様とともに温かく見守りながら、生徒たちが今日も明日も、安心・安全に登校できるよう、学校として努めてまいります。校門で交わす挨拶に込めた願いが、確かな安全につながるように。そして、生徒たちが「今日もここに来られた」ことを当たり前にせず、一日の始まりを互いに大切にできる学校であり続けたいと考えています。今後とも、変わらぬご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

