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11月7日(金)理数研究校イベントとして、大型バス1台を借り上げ、城ヶ島巡検を行いました。城ヶ島は、日本の地質百選に選ばれており、神奈川県三浦半島の最南端にある東西約 1.8 km、南北約 0.6 kmの小さな島です。東京近郊では、もはや貴重になった人の手が入っていない海岸線が続き、地形や地層を観察するには絶好の地です。当日は天候に恵まれ、参加した生徒たちは、様々な地形や地層の堆積構造を観察することができました。
以下は生徒の感想の一部です。
- 火炎構造を実際に見て、本当に火炎の形であることがとても印象に残りました。 また、馬の背洞門の大正時代の写真と現在とを比べると、大正時代には船が中をくぐることができるほどであったのに、現在は岩が出ていて、立てるほどに隆起しているのが感じられてその(隆起の)スピードに驚き、印象に残りました。
- 授業で習ったことを実際に見ることができ、地層について理解を深めることができました。 また、城ヶ島という1つの島でこんなにも様々な地層を見ることができることに驚きました。そして、地層の対比を実際の場所でしてみて、どのようにしていくのかが身に沁みてわかりました。 様々な貴重な体験ができ、とても楽しかったです。
- 地層について詳しく、実物を見ながら学ぶ機会はこれまでなかなかなかったので、いつもより実感を持って学ぶことができたし、面白かったです。 今回で初めて話す人とも仲良くなることができました。
