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東京都立竹早高等学校

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2022/11/03 竹早トピック

【理数研究校イベント】伊豆大島巡検

11月2日(水)から3日(木)にかけて、東京都教委員会の「子供を笑顔にするプロジェクト」とタイアップした理数研究校プログラム伊豆大島ジオパーク「目からウロコの火山島!」を行いました。伊豆大島の活火山の地形や地質に触れることにより、地球活動の痕跡や現象を間近に体感しながらそれらを理解し、このかけがえのない地球で人と自然が共存して行くためのよりよい生き方を考える、まさに SDGs の普及と達成を目指した活動や防災教育に繋げることを目的としたものです。

1年生と2年生の希望した生徒67名が参加しました。当日は天候にも恵まれ、生徒は4つの班に分かれ現地のジオパークガイドから伊豆大島の火山や植生など詳しく学ぶことができました。生徒たちの笑顔あふれる行事となりました。

大島1

大島2

大島3

大島4

大島5

以下は、生徒たちの書いた感想の抜粋です。

・全体的にすごく楽しく、行って良かったと思いました。実際に行って溶岩に触れたり、山頂で火口を見たり風を感じたり、驚きが多くありました。今回の経験を経て、また日本のいろんなところに行ってみたいと思いました。

・普段できない体験(具体的には、溶岩に触れたり珍しい植生をみたり)によって自分の価値観を大きく変えることが出来たかなと思う。

・さるびあ丸に乗船してからずっと楽しかったです。伊豆大島についてからは、やはり自然を多く感じられ、リフレッシュすることができました。ジオパークで溶岩の様子やそれぞれのちがい、またそれらのちがいによって、本当に島の形がちがっていたり性質もちがっていることを感じられたのでまた行きたいと思いました。

・最高に良い思い出になった。特に景色があまりにも綺麗で美しく他の島にも行きたいと思った。都会と大きく違った空気を吸ってリフレッシュできものすごく清々しい気分になった。また、現地のガイドの人がとても優しく楽しく山登りができた。先生方へ引率してくださりまた、貴重な機会を本当にありがとうございました。地学に今まで以上に興味を持つことができました。

・今まで名前しか知らないアア溶岩やパホイホイ溶岩を生で見ることができたのが嬉しかった。地学の内容をより深く理解することができたと思う。学ぶだけでなく、実際にそれがある場所に行って体験してくることも、大切な学習だと思った。

・今回のイベントに参加したことで、溶岩についての理解がより深まったと感じた。実際の溶岩の質感や重さなど、教科書ではわからないことを知ることができた。また、今回大島に行ったことで、自分のなかで島に行くことへのハードルが下がったので、今度は個人的にいろいろな島に行き、自然にふれてみたいと思った。

・1777年という江戸時代の噴火の跡を見られたのはとても貴重だと思った。一度カルデラの中の森が火山灰によって砂漠になったそうだが、本当かどうかうたがうくらい自然が豊かだった。溶岩の上でも植物が生えることや、環境がよく葉が大きくなっていたことに驚いた。

・全ての景色が壮大で、どれも日本にいるような感じがしないほど美しかった。今回のイベントは、岩石を実際に触ったり、どんな形をしているのか見てみたり、普段か聞き慣れないような鳥の鳴き声を聞いたりと、五感全てを使って自然を体感したのでとても気持ちよかった。印象に残ったのは、火山という自然がとても生きれるような場所ではないところでも芽を生やして成長している植物がたくさんいたことだ。こう言った細かい生態系は実際に行ってみてこそわかるものなのでとても興味深かった。一日という短い時間のなかでも、とても濃い経験ができたことに感謝して、今後の生活に活かしていきたい。

・とにかく楽しかったです!もちろんめちゃめちゃ疲れたけどそれ以上に友達と思いっきり笑って、わちゃわちゃするのは最高の時間でした!この学習で、こんなにも生命や自然の力はすごいものなんだと感じました。先生方や、引率してくださった方々、ガイドの皆さんには感謝です!ありがとうございました!

・中間の前の生物でやった植生について、学べたことが予想外だったが、楽しかった。アア溶岩とパホイホイ溶岩の違いを実際に見て、触って学べたのが面白かった。実際に火口にマグマがあるのを見てみたいと思った。

・地学基礎の授業で学んだ内容とリンクさせて説明を聞いていたため、イメージがより鮮明になった。また、ガイドさんが植物や岩石について非常に分かりやすく、そして覚えやすく教えてくださったため、地学の興味が広がった。自然を満喫し地球が活動しているのを実感できた。また機会があれば八丈島等にも行ってみたい。