2022/03/18 TGR光が丘今昔

TGR光が丘今昔74　「滋賀県大津市光が丘町」

滋賀県大津市光が丘町

　①　正式住居表示（町名）　滋賀県大津市光が丘町（ひかりがおかちょう）

　②　施行年月日　　　　　　昭和38年 7月 1日

　③　施行前の旧町名　　　　滋賀県大津市石山鳥居川西上之町の一部，石山北大路元町の一部，石山国分町の一部

　④　現在の主たる地目　　　主に宅地

　⑤　町名(名称)決定した主たる理由

　本市においては，住居表示の実施によって町名称を決定する場合，その当該地域と協議して決定しているが，残念ながら，当時の協議記録が残っていないので理由はわかりません。ただ,その当時当該地域に「光が丘」あるいは似通った字名や俗称ではないのでその類いではないようです。

　⑥　候補となった他の町名の例示

　当時の資料が残っていない為わかりません。

　⑦　歴史的なものなど何か貴所「光が丘，光ヶ丘　等」で由緒あるもの

　光が丘町に関するものは特にありません。　光が丘町は，住居表示により新しくできた町名で，いろいろ資料をたどってみたり，博物館学芸員に問い合わせてみたりしたのですが，歴史的に光が丘に関係する事がないようでした。この場所は丘陵地で，住居表示実施当時から晴嵐小学校や職業訓練所や住居がある場所になり，おそらく住居表示を実施する際に当時の住民の方と市役所とで話し合いのうえ，決まったのではないかと思われます。残念ながら当時の資料は保存期間を過ぎてしまい，現在残っておりません。

　⑧　「が，ヶ，ガ」を使用した理由

　大津市では町名に仮名が入る場合は平仮名を使用することになっています。

　⑨　その他特記事項

　特記事項なし。

　滋賀県大津市光が丘町は，大津市南部に位置する。世帯数77，人口281名である。現町名は，昭和42年4月1日に手直しされた。大部分が丘陵地域。南に新幹線が通じている。東側に滋賀総合高等職業訓練所，西側に晴嵐小学校がある。この地域は弘仁11年国分寺となった国昌寺跡で，国昌寺は天平宝字13年頃造営された保良の宮跡に建立されたものと推定されている。晴嵐小学校前庭には，昭和11年に建てた史跡近江国分寺跡の碑がある。