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東京都立田柄高等学校 全日制

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2021/08/24 TGR光が丘今昔

TGR光が丘今昔8 「主なしの松」

「主なしの松」

戦前の光が丘の原風景は、どのようなところだったのでしょうか?

次の一枚の写真は、昭和初期に篠崎善七氏が撮影された光が丘の原風景の代表的な写真です。撮影時期については諸説あるのですが、現在の光が丘消防署辺りから北西側を撮ったものとされています。光が丘の中央付近は、田柄用水と田柄川があったところです。土地としてはあまり良くないところで、台風が来ると大水で流されてしまうようなところだったことから、誰も住まなかった土地という意味で「主なし」と呼ばれていました。奥の松は「主なしの松」と呼ばれていました。畑には、穀物のようなものが植えられていたようです。

現在も、光が丘の中央付近は湿地帯であったそのような傾向が残っており、光が丘の道路がY字カットされていることも、その経過の一つです。(第十二代校長 加藤竜吾 記)

P1010019.JPG篠崎善七氏撮影の写真

P1010020.JPG現在の同地点付近の写真