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東京都立田柄高等学校 全日制

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2021/08/06 TGR光が丘今昔

TGR光が丘今昔4 「北野神社・八幡神社」

「北野神社・八幡神社」

旧長命寺道沿いにある北野神社・八幡神社は、光が丘美術館に隣接したところにあります。現住所は東京都練馬区田柄五丁目27番地であるが、かつては北豊島郡上練馬村大字上田柄字菅原の屋敷森の一つでした。祭神は 北野神社が菅原道真公、八幡神社が応神天皇であるので、もしかしたら字名を冠する上でも神社への配慮があったのかもしれません。通称は、田柄の北野八幡さまと地域で呼ばれ、現在でも地域の神社として親しまれています。社殿は成増飛行場・グラントハイツから辛うじて外れたこともあり、旧来の土地に社殿があります。

境内の石造物としては、明治23年の二の鳥居が古く、北野神社・八幡神社併記の額が掲げられています。水盤はさらに古く江戸末期のもので安政7年の刻印があり、現在の社殿・水舎・鳥居等は、昭和57年に完成したものです。

お隣には陶芸なども楽しめる「光が丘美術館」があり、その奥に、埼玉県小川町の養蚕農家を移築したそば処「桔梗家」があります。秩父水系の水である田柄水道組合の田柄水道で打った会津産のそば粉の手打ちそばが自慢のお店です。光が丘の高層ビル群に隣接して、都会の喧騒を全く感じさせない日本庭園を眺めながら古民家の中でいただくことができます。お店は、「ここは入っていいの?」と思わせるようなところに入口がありますので、一見では入るのに勇気がいるかもしれません。

(第十二代校長 加藤竜吾 記)

P1000979.JPG旧長命寺道

P1010006.JPG北野神社八幡神社一の鳥居

P1010008.JPG明治23年の北野神社八幡神社二の鳥居

P1010013.JPG北野神社八幡神社の社殿

※TGR光が丘今昔は、まだまだ続きますが、この続きは、お盆休み以降に掲載していきます。