校長挨拶

夢と未来を応援
本校は、大正11(1922)年に東京府立第七中学校として開校以来、100年を超える歴史を誇り、高い学力の獲得だけでなく、部活動や学校行事と両立できる力を育み、主体性や自主性、協調性を養うことを目指す「文武不岐」を校訓とする伝統校です。
この歴史のある本校は、大正、昭和、平成、そして令和へと時代が移っていく中、平成12(2000)年には進学重視型単位制高校として新たな道を歩み始めています。
現在、グローバル化が進んでいる我が国においては、新しいテクノロジーやロボット・AIによって、労働市場が激変すると言われています。また、健康、栄養、医療、衛生などの多分野におけるイノベーションによって、平均寿命は大きく上昇し、2007年生まれの50%は107歳まで生きると推測されています。まさに、これからの人生100年時代の未来を生きる皆さんです。
このように、激変することが予測される未来社会を切り拓くための資質・能力を若者に育み、生涯に渡って探究を深める未来の創り手として送り出していくという使命は、これまで以上に求められています。
七高(墨田川高校)は、伝統を受け継ぎながらも、質の高い授業を実現するとともに、生徒の興味・関心に応じて主体的に研究する「総合的な探究の時間」などの取組によって、生徒の進路実現を図れるよう、教職員一丸となって教育活動に取り組んでいます。私たちは、様々な可能性を秘めた生徒たちの夢と未来を応援します。