2023/03/11 今週の七高

「令和4年度　第７５回卒業式」

３月１１日（土）午前１０時から「令和４年度　第７５回卒業式」を挙行いたしました。

高校７５期卒業生３０５名は、コロナウイルス感染症拡大の影響を大きく受け、「入学式」は中止、その後の高校生活は臨時休業、そして分散登校や時差登校、１年次の学校行事も中止もしくは分散での実施でした。

このような厳しい状況の中、『できること』『やるべきこと』などを卒業生は主体的に模索しながら、校歌の一節にある「不断の努力」で取り組み、充実した三年間の教育活動を修了し、本日の「卒業式」を迎えました。また、４３名が三年間皆勤で頑張りました。

校長先生からの「式辞」では『コロナ禍で得られた、工夫して実践する力と逆境にめげない、またそこから立ち直ろうとする強い心を生かし、これからも、多様な人々と協働しながら様々な社会的な課題を乗り越え、自身の身近な家族や地元の人々を幸せにできる「顔の見えるリーダー」として活躍していくことを期待しています。』との言葉がありました。

そして、在校生からの「送辞」では『憧れの先輩たちが高校生活をより良くしていきたいと努める姿から、責任と強い意志を学ばせていただき、本校の伝統として受け継いでいきます。』と強い決意が卒業生に述べられました。

さらに、卒業生の「答辞」では『コロナウイルスと一緒に過ごした三年間で、多くのことを学び、様々なことに気づくことが出来ました。修学旅行（佐賀・長崎・福岡方面）では人類の愚かさを認識し、体育祭や七高祭（文化祭）では物理的に密になれない状況の中「心を密」にするにどうすれば良いのか、創意・工夫が求められる日々を過ごしました。そして、何が起こるかわからない時代においても、今まで学んだことを生かし、正直に挑戦していきます。』と今後の決意と感謝の言葉が述べられました。

さらに、「卒業式」後の体育館で、美汀会（本校PTA）による「卒業を祝う会（保護者対象）」が高校生活のスライドを見ながら行われました。

そして、卒業生は高校生活最後のＨＲ終了後には、グラウンドにおいて「体育祭」の族ごとのお別れ会や部活動の送別会などに参加し、１・２年次生に温かく見送られ、本校を巣立っていきました。