天文部 日本学生科学賞東京都大会「努力賞」受賞
2024/10/30
天文部 日本学生科学賞東京都大会 10月26日(土)
天文部の研究「虹星カペラの再現 ~星の瞬きを求めて~」が、
第68回 日本学生科学賞東京都大会にて「努力賞」を受賞しました。
日本学生科学賞は、47都道府県の各地方で大会があり、高校生最大の全国大会へつながる大会です。
天文部は、秋の星空を見たときに、「ぎょしゃ座」の一等星カペラが虹色に見えたことから、
なぜ虹色に見えるのかに着目し、星の瞬きにより星が虹色に見える原理の解明を目指しました。
そして、星の瞬きは、大気のゆらぎが原因なのではとの仮説を立て、
水蒸気や粉塵の影響など、様々な実験を行い、原因を追究しました。
最終的に、温度差のある空気が激突することで、陽炎のようにして星が瞬いていることを解明しました。
この時に、水蒸気が多いと虹色に瞬いて見えることを明らかにしました。
今年の学生科学賞は、出品数が多く激戦だったため「努力賞」という結果にはなりましたが、
1年半にわたり研究し、1つの答えにたどり着くことができました。
成果として、大変満足のいく結果となりました。