第一寺島小学校で太陽観測を実施しました。
2024/08/07
8月3日(土)午前9時30分から第一寺島小学校で、児童を対象に太陽観測会を行いました。
約30名の方々に親子連れで参加していただき、暑いなかでしたが、楽しく観測できました。
最初に、一寺小学校の体育館で、太陽に関する発表を行いました。
実は太陽は燃えていないことなどを、クイズを用いて発表して、驚きの声や笑い声が聞こえました。
発表中は天気が曇ったり晴れたりしていて、観測が上手くいくか不安でしたが、
発表が終わり、eVscope2の画面を投影したとき、
くっきりと太陽の丸い姿と、黒点の回っている様子が映っていて安心しました。
発表のあとは、校庭に設置していた望遠鏡2台を使って実際に外で観測しました。
今回使った望遠鏡は2つ。太陽望遠鏡とeVscope2です。
普通は、太陽を観測すると、目が焼けてしまいますが、太陽望遠鏡は太陽に焦点を合わせ、
その影が投影版に反射して観測することができます。
板に映った太陽には黒点が見え、フレアが発生しているときはそれも観測することもできます。
eVscope2はデジタル望遠鏡の1つで、手動で合わせるのではなく、スマートフォンを使って自動で天体に合わせてくれる機能をもっています。
本来は太陽を観測することはできないのですが、太陽の光を強力にカットするフィルターをつけることで観測することができます。
この望遠鏡では、太陽は緑色に見え、太陽望遠鏡と同じく、黒点を観察することが出来、室内に大画面で投影することが可能です。
渡邊校長先生もご視察に来てくださいました。
幸い太陽が思いっきり顔を出してくれたので、観測も上手くいきました。
eVscope2についているフィルムに興味をもってくれている子どももいて、やって良かったと思いました。
暑い中でしたが、望遠鏡などに触れて、少しでも宇宙に興味をもってほしいと願うばかりです。